会員さんがお見合いでしくじったときや交際してフラれたときに
「次はがんばりましょう！」と常套句のように励ますのは、
結婚相談所の仲人の得意とするところです。
アタクシもご多分に漏れません。
そして、会員さんも「がんばります！」と気を取り直して、
必死の形相で今までになくがんばる方も少なくありません。
もちろん合格を願う仲人もご父兄も手放しで喜びます。
婚活に一生懸命に取り組むことは褒めるべきことです。
でも、「一生懸命がんばる！」に強く駆り立てられると
何をやっても楽しむことができなくなる可能性があるんです。
真面目な人は、過剰にがんばってしまうから尚更だよね～
たまに婚活を休んで家でテレビ観ながらゆっくりしていると
罪悪感を抱いたりします。
休日の朝からお相手検索やお見合いの申し込みもせずに、
鼻をほじって1日ボケ～っとしていると心が落ち着きません。
お見合いをがんばって、ようやく交際に持ち込めたとしても
そこからまた交際をがんばり過ぎると
LINEやメールのやり取りが義務になり、苦痛になるわけです
デートも気負い過ぎて自分が全く楽しめなくなり、
それがまた相手にも伝播して2人の関係がギクシャクします
自分に余裕がないと相手を楽しませることができないんですよ。
また、婚活を一生懸命にがんばっている人は、
相手に対しても厳しくなりがちなんですね
LINEの返信が遅く、デートに誘ってものらりくらりしていると
「やる気がない！不真面目だ！」とイラっとしたりします
デートに大幅に遅刻してきたのにヘラヘラ笑っていたりすると
「全然可愛くない！不謹慎だ！」とムカッとしたりします
当然こんな冷めた態度は相手にも伝わりますから、
おのずとデートは楽しくなくなり、
重い雰囲気のまま天ざる1枚だけ食べて現地解散となるはずです。
女性はすぐに「〇◇△が小さそうだし、感じ悪いんです～」
と交際の辞退を告げてくることでしょう
要するに、
「一生懸命がんばる！」という自分の意識が強すぎるあまり、
相手の反応や行動に物足りなさを感じてしまうんです
悲しいかな、真面目であるがゆえに、
それが逆効果になっていることに気づかない場合もあります。
なので、そこに早く気づき、
過剰に駆り立てられるがんばる衝動を少し緩め、
ときにはリラックスすることが大切なんですよ～
そこに余裕が生まれ、相手を思いやれるエネルギーも生まれます。
相手だって貯金を取り崩して結婚相談所に入っているんだもん、
がんばらないわけないし
感情の温度差とか心の持ち方の違いがあるのは仕方ないんよ。
だから、
最初は、休日にメロドラマ観ながら家でゴロゴロしているのは
勇気がいるかもしれませんけど、
余裕がない人にも一生懸命がんばらない時間が必要なんです！
必要以上にがんばらないことで相手を楽しませるエネルギーを
しっかり充電しておいてくださいね
また明日の婚活も一緒にがんばっていきましょう～
ではでは
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