みんなのおかあさんが、まだ子どもだった頃のお話です。あきこちゃんという小学生の女の子がいました。あきこちゃんは、いつも元気で明るく、友だちもたくさんいて、学校が大好きです。ただ一つ苦手なのが、算数でした。あきこちゃんは、とても頭がいいのですが、数字が、どうしてもダメなのです。
お母さんは、心配して、家庭教師の先生に来てもらうことにしました。
先生 「あきこちゃん、算数がんばろうね。」
あきこ 「あのね、あのね、先生。これわかる?マクドナルドにあって、バーガー・キングにない。」
先生 「だから、算数やろうよ、ネッ。」
あきこ 「第二ヒント。アジアにあって、ヨーロッパにない。」
先生 「そんなことは、また、あとで。さあ、まず算数、やろって。」
あきこ 「そんなこと言って、ホントは、先生、わからないんでしょ。しょうがないから、第三ヒント。イカ、シカにはあって、タコ、クマにはない。先生、わかった?」
先生 「え・・・、う~ん・・・、なんだろうね?」
(つづく)
お母さんは、心配して、家庭教師の先生に来てもらうことにしました。
先生 「あきこちゃん、算数がんばろうね。」
あきこ 「あのね、あのね、先生。これわかる?マクドナルドにあって、バーガー・キングにない。」
先生 「だから、算数やろうよ、ネッ。」
あきこ 「第二ヒント。アジアにあって、ヨーロッパにない。」
先生 「そんなことは、また、あとで。さあ、まず算数、やろって。」
あきこ 「そんなこと言って、ホントは、先生、わからないんでしょ。しょうがないから、第三ヒント。イカ、シカにはあって、タコ、クマにはない。先生、わかった?」
先生 「え・・・、う~ん・・・、なんだろうね?」
(つづく)