先生が教室に入ると、生徒たちは、みんな、急に静かになって、自分の席に着きました。
先生がヨシオをみんなに紹介してくれました。ヨシオが用意されていた自分の席に着くと、すぐに普段どおり、授業が始まりました。
授業終了のベルが鳴りました。
そのベルの音と一緒に、ヨシオの心臓もとても大きく鳴り出しました。
「なかよしの友だち・・できるかなぁ~?」
さあ、休み時間です。
みんな楽しく、友だちとおしゃべりをはじめました。
でも、ヨシオには、まだ、友だちがいません。
「どうしよう・・」
ドキドキしながら、席に座ったままでいると、
隣の席の女の子が声をかけてくれました。
「私、ワルコ。よろしくね。私たち、おともだちになりましょ」
(つづく)
先生がヨシオをみんなに紹介してくれました。ヨシオが用意されていた自分の席に着くと、すぐに普段どおり、授業が始まりました。
授業終了のベルが鳴りました。
そのベルの音と一緒に、ヨシオの心臓もとても大きく鳴り出しました。
「なかよしの友だち・・できるかなぁ~?」
さあ、休み時間です。
みんな楽しく、友だちとおしゃべりをはじめました。
でも、ヨシオには、まだ、友だちがいません。
「どうしよう・・」
ドキドキしながら、席に座ったままでいると、
隣の席の女の子が声をかけてくれました。
「私、ワルコ。よろしくね。私たち、おともだちになりましょ」
(つづく)