大阪はとにかく暑い!
昨日の最高気温は32.7℃
湿度は午前中60%を
超えていた。
今日も木曽の植物
と言っても
どこにでも普通に生えている
カラスビシャクです。
このカラスビシャク
大阪の拙宅で20年ほど
生き続けていた。
どこから紛れ込んだか
植木鉢の片隅から
顔を出したり
乙女椿の根元から
ひょっこり生えてきたり
神出鬼没の植物だった。
顔を見せなくなって
もう10年ほどたつ。
木曽の散歩道
耕作放棄地だろうか
草が生えた畑に
カラスビシャクを見つけて
懐かしくて写真を撮った。
カラスビシャクは
性転換をするマムシグサと同じ
サトイモ科の植物。
確かカラスビシャクには
雄しべも雌しべも
あったはずだと思い
仏炎苞から伸びる
ひも状の付属体の根元を
爪で割ってみた。
白っぽい雄しべが上部に
その下に
トウモロコシを小さくしたような
雌しべが現れた。
どんな昆虫が
この花に潜り込んで
受粉の仲立ちをするのだろう?
種子とムカゴで増えるそうだが
次回もう一度
観察してみたい。