真空管アンプの自作日記

しばらく中断していたアンプ作りを、また始めようかと思っています。
備忘録を兼ねてます。

6B4Gpp 回路検討4

2016-10-10 00:08:58 | 6B4G PP アン...
先日、ドライバー段を7119/E182CCを使った差動PPで検討してみました。
結果的には、NC-16を使った差動PPのドライバー段は、なかなか難しい問題がありそうで、やめたほうがよさそうです。
やっぱり、差動PPでドライバー段を構成するのだったら、一次PP用のイントラ使うのが無難だなぁと思った次第です。
しかしながら、一次PP用のイントラは、あいにく持ち合わせていませんので、NC-16を使うもう一案を考えてみました。
以下御覧ください。



一気にふざけた感じになりましたが、まじめなつもりです。
シングル一段構成のドライバー段です。
終段がシングル動作であれば、ここでの歪は出力管と歪との打消しが期待できるので、こういった構成はありですが、
終段PPでは、歪んだ信号はそのまま垂れ流しとなりますので、普通ではあり得ません。
ですから、NC-16を使うのであれば、先にあげた低μ管の2段構成で、負帰還をかけてあげるが普通の考え方かなぁと思います。
だけど、先日も言った通り、これは普通すぎて面白くない。
で、この一段構成でやったらどうなるんだろうとなった次第です。
とりあえず、この歪については、おいておき、これに使える管種を検討してみます。
Rpが、5~10KΩでμが32前後であればよろしいかと思います。
手持ちを当たってみたところ、WE403B/6AK5が何本かありましたので、これを3結で使ってみる検討をしようと思います。
以下の図は、RAYTHEONで発表されている6AK5の3結データーです。


このグラフで、静止時の動作起点を考えます。
かなりざっくりですが、このグラフより、Ep=100v Eg=-2.1~2.2Vあたりで、Ip=6mA、Rp=5kΩ前後、μ=28前後となりそうです。
ちょっとゲインが足りない感じなので、入力感度は、少し落ちますが、まぁ使える範囲かと思います。

次回もう少しこれについて検討してみようと思います。

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