田村うさぎのわくわくダイヤリー

大好きな温泉、近頃想う事、ショックだった事など等
誰か聞いてくれ・・・・・

歴女第2弾~~称徳天皇と道鏡!!!

2010-08-06 09:22:28 | Weblog
戦前、天皇は「神聖不可侵」とされ、天皇家について詮索する事は許されなかった。

大和、奈良時代には我が国のお手本は中国であった。全ての文化が中国から入ってきた。

しかし唯一違っている事は、我が国の支配者は「天照大神」の血統を引く「万世一系」

であり、中国のように戦って皇帝になり一時期支配すると言う図式はなかった。


従って孝謙天皇(称徳天皇重祚)以後女帝は処女でなければならなかった。

儒教思想で言うと、女性は支配するより支配されると言う性があり、

女帝が誰かに支配される事は国家体制を崩壊させると言う。


孝謙天皇は聖武天皇と皇后光明子(藤原不比等の娘)の間に生まれた唯一成人した

皇子であった。女で始めての皇太子となり、天皇として即位した。

始めはいとこである藤原仲麻呂を重く用いたが母光明皇后の死後、淳仁天皇を廃位させ

再び称徳天皇として即位。僧道鏡を重用。あげくには道鏡を天皇にしようと図った。

それを阻止したのが、吉備真備。宇佐八幡のご神託として「皇嗣には必ず皇族を立てよ」

と言う神託をもちかえり危機を救った。

この事件の意味は深いものがあるが、称徳帝で天武系の天皇は途絶え、天智系の天皇が

続くことになる。


江戸時代、皇室について不敬罪などない時代には称徳天皇と道鏡の「愛人関係」が

公然と言われ、川柳の格好の種だった。

 道鏡は座ると膝が三つ出来。

もっと過激なものが沢山あるが、ここでは省略。


色々な意味で称徳天皇は日本史上特記される天皇だった。

先日NHKで吉備真備の生涯をドラマにした番組があった。

その際、称徳天皇を演じた石原さとみの映像だ。


我が国の成り立ちや歴史を知る事は、おもしろ~い!!!











最新の画像もっと見る

コメントを投稿