病との闘いの日々～

哀しい事はあまり書きたくないのですが、仕方ありません。

ここの所、少しづつ食欲も出てきていた夫。

お昼にはお弁当を持って会社に出勤、お弁当を食べたら帰ってくるという日々でした。

ところが、水曜日に抗がん剤を打ちに行って木曜日の朝突然嘔吐。

嘔吐が止まらなくなって病院へ。担当医が不在の為代わりの先生。

レントゲンを撮って、「別に異常は認められませんから、

家で水分を取って静かに寝ていたら～」との所見。

家へかえったが緑色の液の嘔吐は止まらない。再び緊急でみて貰うことに。

担当医が来て下さって、「このままだと良く分からないから入院する？」

と言われ急遽入院。CTを撮る。CTには何も映らない。

次の日、カメラを呑む。

なかなか診断がつかないのか先生からお話が無い。

その間、お水を飲んでも吐くので、一日中点滴を入れる事になった。

カンファレンスの結果、十二指腸の乳頭部が詰まっているとの事。

「このままだと食べれないから、十二指腸上部と小腸を繋ぐ手術をします。

詰まっている部分はそのまま残さなければいけないので～」との事。

「詰まっているのは癌細胞ですか？」一番聞気になる事を聞いたら、

「今の所、癌の所見はありません。CTにも映らないし、腫瘍マーカーも高くないし。」

との返事。少し安心。



手術を待っているところです。

昨年10月までの元気さを思うと、信じられません。

こんな形の運命が待っているなんて～～

夫が可哀想でバスで病院へ通う途中涙が出て止まりません。

夫に前では明るく「癌の人は一回や二回皆手術をして、乗り越えているらしいよ。」

と言うのですが、これから何度こんな事が起こるのかしら？

もう一度二人で温泉や旅行へ行く日が来れば良いのにと。

かすかな望みを持って～