田村うさぎのわくわくダイヤリー

大好きな温泉、近頃想う事、ショックだった事など等
誰か聞いてくれ・・・・・

思い出はどんな時でも~

2015-02-28 12:01:06 | Weblog

もうすぐ夫が亡くなってから二年目がきます。3月26日は夫が亡くなって2年目の命日です。残酷な運命は過ぎ去るのが早すぎます。

三回忌の準備をしながら涙をこらえきれません。

写真は癌の手術のあと夫が少し体調の良かった頃、マツダ球場の個室入場券が当たりカープの試合を見に行った時です。

スライリーが個室に来てくれました。



テレビで県北の秘湯番組を見ると、よく二人で小さな温泉を見つけては入りに行ったことを思い出しました。

島根の三瓶山の麓の”池田ラジュウム温泉”、”小屋原温泉”、”鶴の湯”、”亀の湯””出雲湯村温泉”

゛美又温泉””有福温泉””柿の木温泉””木部谷温泉””比田温泉”島根はたくさん行きました。

岡山は”真賀温泉””湯郷温泉”゛郷緑温泉”゛小森温泉”大きなホテルのある温泉はあえて避けて

ひなびた小さな温泉を探しながらドライブしたものでした。

小さな温泉は家族風呂しかなくて二人でゆったり入ることができます。

ある時、庄原の西城川のほとりに温泉と小さく書いた看板を見つけ入りに行きました。

管理人さんが一人、お風呂は男湯と女湯がありましたが、入浴客は誰もいないし、

境に小さな戸があるだけで鍵もなく自由に行き来できます。

「そっちにいっていい?」と男湯に入ってのんびりしていました。その時です 

滅多に来ない入浴客がΣ(゜д゜lll)入ってきたではありませんか!!

あとの騒ぎと慌て様はご想像にお任せします。


まだまだ行ってない温泉がたくさんあるのに~~



46年間の思い出はこれからのどんな人生よりも鮮明に心に焼き付いています。

現実の夫婦でいるときは喧嘩もしたし、別れようと思ったこともありますが

心から愛し合った運命の人、なんでも言い合えお互いに許し合える人は夫だけだった。
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ベトナムに思う事

2015-02-14 23:14:03 | Weblog


>6日間ベトナム縦断旅に行ってきました。

人口9千万人、平均年齢27歳の若者の多い国です。

人と喧騒に溢れています。

40年前に終わったベトナム戰爭は南ベトナム軍とアメリカ軍の思慮なき戦いにより

北ベトナム軍の勝利に終わった。

しかし、多くの爆弾と枯葉剤の後遺症に今も悩まされています。

社会整備もまだ遅れていて、健康保険も失業保険も年金もなく

職を失うと無収入、病気になっても高い医療費を支払わなければなりません。

そのためお医者さんに行く人は少なく、伝染病が猛威を振るっています。

今、ベトナムに必要なものは何なのか?

ホーチミン以外に優秀な指導者は居ないのか?

日本との関係は深く、トヨタの乗用車、ホンダ、ヤマハ、スズキのバイクは

街にあふれています。

東南アシア一の長いトンネルは日本の援助で完成しました。

ホーチミン市の地下鉄工事など日本の援助で行われています。

日本食レストランもホーチミンでは多く見かけられます。

他のアジア諸国より親密感のある国です。

私たちがベトナムに対して出来る事は何なのか?

この国をどうにかしてあげたいと思う旅でした。

鬼は外~

2015-02-04 17:24:48 | Weblog


昨夜は節分でしたね。我が家も巻き寿司を丸かじりしてイワシを食べました。

息子が鬼面を被り、子供達に豆を投げられていました。

こんな時いつも思い出すのは、ある年「今日は豆撒きよ。」と

家中の窓やドアを開け放し夫が大きな声で「鬼は外、福は内」

その頃飼っていた二匹の犬が豆をボリボリ食べながら、「ワン、ワン、ワン、ワン」

と大騒ぎ。

次の日新聞を見るとナント「今日は豆まき」と書いてある。

近所の人たちは変な人達‼︎ と思っただろう。

毎年、豆まきをすると夫は「1日早い豆まきをさせて~~」

と言ってた。

ま、こんな事もある、ある。うさぎです。

みんないるけれどーーーー

2015-02-02 19:05:08 | Weblog


人間、産まれるも一人、死ぬも一人というけれど、生きるのは一人では生きられない。

3人の子供に7人の孫達、みんな良い子で優しいけれど、どこか一歩引いて接している

うさぎがいつもいる。

夫が生きている時は「この子なために~」とか「もっと~して欲しい」とか思っていたのに

共に歩んで行くことが想像できない。

ポッカリと空いた心を埋めるために

旅に出る。

プールで騒ぐ。

友人と食事に行く。

洋服を買う。

エステに行く。

その時は満足するけれど、後は虚しい。

贅沢!と言われるかもしれないが、心の真ん中に何もない。

淋しい。悲しい。(´;ω;`)

誰か助けて~~~


やっとブログを書く気になりました。

2015-01-30 18:39:03 | Weblog


三年ぶりの投稿です。

夫をすい臓がんで亡くし、一年間は夜おふとんにはいると涙が止まりませんでした。

会社の方々と会うとなぜ?なぜ?夫だけがいなくなったのだろう?と

自問自答しました。

街で中年のご夫婦を見ると涙が出てきます。

亡くなる前の日、病院の桜が5分咲きでした。「見に行く?」と聞くと「行く。」と言いました。

車椅子へ乗せようとすると、「今日はしんどい。明日にしよう。」と言いました。

ついに桜を見ることなしに行ってしまいました。

それから二年、桜が咲くと「見られなっかた桜を見てね」と早咲きの桜を買ってきて仏壇に供えます。



もうすぐ三回忌が来ます。

夫が育てた会社の方たちが今も新米ができると持ってきてくださいます。

蒲刈でみかんを作っていられる方は欠かさず箱で持ってきてくださいます。

何処かへ行くと「常務が好きだったから~」とお土産を持ってきてくださいます。

命日には必ずお参りをしてくださる方。


「夫は私の生涯を賭けて守っていこう!」と

意気込んでいたが、夫はみなさんの心の中にも居るのだとこの一年ほっと嬉しく思いました。

今日から新たな治療に~

2012-11-22 13:58:32 | Weblog


先日NHKスペシャルで「ペプチド・ワクチン」医療について放送があった。

その中に「治験」(臨床実験)が第3相に入り、

いよいよ認可が近いとの報道だったが、

治験体験者のひとりが夫と同じ和歌山医科大学での治験者だった。

夫と同じすい臓癌、2ヶ月、8回のワクチン投与をして

結果はCTでは転移ガンは大きくなり、腫瘍マーカーの数値も上がり、

効果が疑問視されてワクチン投与は中止となった。

夫とすべてが同じだった。

あの時の失望感は、初めの期待が大きいだけに裏切られた思いが強く、

今後どうしよう?と思った。

県病院の主治医にこれからの治療は抗がん剤だけです。と言われ

癌が大きくなり死を待つだけか?と途方に暮れた。



しかし諦めてはいけないという思いで、久留米医科大学の門を叩いた。

久留米では自由診療ということで保険ではカバーできないけれど、

それ故抗がん剤との両立ができると言う事がわかった。

ペプチドワクチンは免疫細胞を増殖させ、癌細胞を攻撃し、

抗がん剤は直接癌細胞を殺す役割をする。

両輪で攻撃すれば少しは効果があるかもしれない。

但し、癌細胞の増殖の速さに対抗出来るかは疑問。


ペプチドワクチンの効果は6~7ヶ月先に現れることが多々あるという事。

2ヶ月で効果を求めるのは早計かもしれない。

和歌山の治験の場合は効果があるかないかを調べるのが第一で

ないであろう患者に多くの月日と費用をかけられないというのが

真実だと推測する。


夫は手術後8~10ヶ月の余命です。と宣言されていた。

しかし今も元気で会社も行っているし、食欲もある。

最近のCT画像でも肝臓のガンは大きくなっているけれど、

肝硬変に成るほど大きくはない。

(肝臓は沈黙の臓器と言われ80%侵されないと機能停止しない)

腹腔内にもまだ転移していない。という事で今ペプチドを投与すれば

さらに6ヶ月延命できるかもわからない。

これからの投与がさらに命を伸ばすかもしれない。

はじめは渋っていた夫も乗り気になってきた。

これから一人で久留米に通うと言う。


途中で癌が大きくなり通えなくなるかもしれないが少し希望が出てきた。

後で後悔しないようにできるだけのことはしたい。

癌患者の皆さん!あきらめないで癌と戦いましょう。



月桃の楽しみ方~~~

2012-10-23 13:40:07 | Weblog


昨年沖縄から送ってもらった月桃。

花時は5月だからまだ花にはお目にかかりませんが、葉っぱが増えてきました。

観葉植物はそろそろ冬眠に入るので葉っぱを少し切ってお料理に使うことにしました。



昨年渡嘉敷のバーベキューでチキンに巻いてくださったので、やってみました。

月桃の葉のよい香りがして、お肉も柔らかく味が付いたみたいでした。

お茶の懐石料理にも鮎をミョウガの葉で巻いて焼いたり、そらまめをカラのついたまま

焼いたりするので、「焼き物」として良い一品となることが解った。

発見!何時かお客様を迎えたとき作ってみよう。

花も楽しみだけれど、実が可愛くて絵になる。


この一年の間、うさぎが最大の努力をしてきたのが料理。

バランスや味付けや材料の吟味。

夫の食べる一口一口が最高の薬と思って「美味しい~」と言って食べてくれるように

できる限りの贅沢と愛情を注いだ。

しかし、人間の集中力には限界がある。

一年を迎えた最近では、手抜きをしたくなる。

解放されて美味しいものを食べに行きたくなる。


これから許可が降りると「久留米大学医学部」へ再度ペプチドワクチンを

打ってもらう予定だ。

久留米へまた通うことになる。

久留米の美味しいお店や歴史など調べ始めているうさぎで~~す。

(●´ω`●) 1年を迎えられそうです!

2012-09-15 23:22:12 | Weblog


昨年10月、すい臓に癌があるということが解って驚天動地の1年でした。

11月に大手術、3月に癒着手術をし肝臓転移が見つかり調べ尽くして、

和歌山までペプチドワクチンを打つために通い、結果は癌は大きく成長。

しかしすい臓施術後余命8ヶ月と言われたが既に10ヶ月。

まだ頑張れそうです。


9月10日は夫の誕生日でした。

昨年はこの日を迎えられるなんて考えられなかった!

「マリオ」のケーキ、ちらし寿司、鯛そうめん、鯛の塩焼き、鯛のお吸い物、

サラダ、ローストビーフでお祝いをしました。



     子供達からのプレゼントです。

茶色のラインの入ったグレーのシャツ。濃いグレーのジャケット。

たこ焼きや焼き鳥が温められるコンロ。

それぞれに考えて買ってくれたのだろうと思います。


次はお正月を目指して~~

その次は桜の咲く春をめざして~~

頑張って生きていて欲しい。

人間関係を考える。

2012-09-06 18:09:45 | Weblog
最近、スポーツジムでトレーナーとお客さんの間でちょっとしたいさかいがあった。

きっかけは些細なこと。

廊下の椅子をめぐって位置をずらそうとするトレーナー。

「椅子に座ってみんなで自分の悪口を言っている」と思ったのだそうだ。

何年も同じ位置にあった椅子が突然移動すると、運動後または運動中休憩を取るのに調子が狂ってしまう。

そこでTさんが「困る!」と言ったそうだ。

(うさぎはお休みだったのでその場に居合わせていない。)

そのトレーナーは激昂して言葉を失って廊下をぐるぐる回りながら

「あんたはメス、メスただのメス!」と言ったそうだ。

それが大問題に発展。「謝るか、契約解除するか」と上司に言われ、「辞めます」と言った。



我々教育に少し携わった者には他人を罵倒する言葉、蔑む言葉は禁句だった。

子供という言葉さえ子どもと書かなければならなかった。(供は召使の意味だからと言われた。)

近頃の若者はvocabularyが少ない。

それがどうしたと言われると、我々は「非常識」としか言えない。

人間社会をスムースに生きていくには優しい言葉と思いやる心が欠かせない。

自己主張が強すぎると、どこかで摩擦が起きる。

自分の生き方に確固たる自信があれば、少しばかりの悪口やそしりは流せる。


最近うつ病とか発達障害とか心の病の研究が注目されてきた。

普通に接している人たちの中に話しても内容を理解できないとか、

自分が注意や反対されるとパニックになる人など変な人と思いがちだが、

少し視点を変えて心療内科に行ってみると落ち着くことがある。

アメリカではごく普通に高校生や大学生、社会人に何か問題があった時therapyを受ける。

体の病も心の病も治すという意識を持つのが複雑な社会を生きるには必要なことかもしれない。



白砂エメラルドの海、角島!

2012-08-23 14:43:48 | Weblog
今年も行ってきました。角島~~~

沖縄へ行きたいけれど、今年は行けない。

本州最西端、下関市にある白砂の美しい海。

広島YMCAのフィンクラスの皆さんと2時間半のバス旅でした。

今年で4回目、昨年は台風で中止になりました。

岩場にうにやサザエ、ツブなどが居るので昨年は「ナイフを持っていこう!」

と呼びかけたら、天罰が当たり台風が襲来したので、今年はそっとみんなに言いました。


大浜海水浴場の脇の岩場にはルリスズメなどの熱帯魚も

最近では見られるようになりました。

ボラやキス、しまだいの子、カワハギの子など沖に行くと泳いでいます。

少しシュノーケリングをして、岩場でツブを収穫しました。

Sリーダーがスイカを持ってきていたので浜辺でスイカ割りをして、大騒ぎ。

写真に写すのを忘れました。TリーダーかIさんが撮っていたので後日

メール送信してもらいます。


帰りは大好きな西日の沈む海の見えるお風呂のある

西長門リゾートホテル」で海を見ながらのんびり~~



来年も行けるといいなあ~