田村うさぎのわくわくダイヤリー

大好きな温泉、近頃想う事、ショックだった事など等
誰か聞いてくれ・・・・・

今年最後のダイビングぅ~~~

2010-10-29 09:32:33 | Weblog


2・3日前から急に寒くなって海に行くのはどうかな?と思っていたが、

約束もしていたので周防大島へ出かけた。

YのインストラクターのトラさんとメンバーのHさんと3人。

トラさんの  マイカーに乗せてもらって朝早く出発した。

曇りで少し雨が~ 大島に着くと波が高かった。

しかし立岩は西海岸で入り江のため何時もそれほど波は高くない。

RAIさんはドライスーツを着ると言う事で「どうしようかな?」と3人とも

迷ったが、ウエットで1回目は潜ってみようと思った。

先日オーダーした黒にショッキングピンクのウエットスーツの

初潜りもあったので~


日数があくとうさぎはどうも感覚を忘れてしまうが、さすがトラさんは何年かの

ブランクは全く問題なくうさぎを事あるごとにサポートしてくれる。

海の中でRAIさんについていくのが必死で、トラさんを探そうとするが

ナカナカ視界に入ってこない。

うさぎが浮いていかないように、うさぎの上を潜ってくれていたらしい。

底に止まるとうさぎは足が浮いて倒立状態になりかける。

それをいつの間にか後ろで押さえてくれる。 ありがとう!

ポニョちゃんの代わり~~  



時期的に魚はあまり多くはなかったが、コケギンボ(タケギンボ?)が

可愛い頭を岩の間から覗かせたいた。ネットで調べると全身図は気持ち悪い。


写真はオジサンと呼ばれるヒメジ科の魚。ギザミなどの小さい魚の多い中、

「エツ タイ?」と一瞬間違えた。あご下のひげで海底のえさを探すのだそうだ。




2回目はRAIさんにアンクルウエイトをつけて貰って入った。

お陰で足は浮かなかった。始めは腿の裏がつってどうしよう!上がろうかな~

と思ったが、足の伸ばし方で吊らなくなるという事が判った。

快適に潜れた。気温18度、水温23度。

海の中は寒くなかった。



遅いお昼をクレストで4人揃って食べた。

新鮮なお魚づくしで美味しかった!!

楽しい一日でした。 


何時もの事だけど、潜りに行くと元気100倍になる。

「どうしてかな?」と言うと、Sリーダーが「窒素酔いじゃあない?」

と言う。


日本人の言霊。

2010-10-23 16:57:49 | Weblog
写真は金沢本「万葉集」です。

万葉集の歌には全て頭から順に番号が浸けられている。

では1巻1番の歌は何だろうか?

雄略天皇の歌で始まっている。

天皇の御製歌
籠もよ み籠持ち ふくしもよ みぶくし持ち この岡に 菜摘ます児

家告らせ 名告らさぬ そらみつ 大和の国は おしなべて 我こそ居れ

しきなべて 我こそいませ 我こそは 告らめ 家をも名をも


籠も良い籠を持ち、ふくしも良いふくしを持って、この岡で菜を摘んでいる
乙女子よ 名を明かされよ この大和はことごとくわたしが君臨している国
だ 隅々までわたしが治めている国だ わたしに告げよ身分も名も。

この時代相手の名前を聞くと言う事は深い意味がある。異性に「名を聞く事」

はすなわち求婚を意味し他の意味はない。

こう言う考え方を「言霊」と言う。

言霊とは何か?簡単に言えば言葉に霊力があると言う考え方のことである。

「言葉」の内容に呼応して「現実」も動くということである。

「言霊」は古くから「存在する」概念である。いまも「ある」のである。

3254番
磯城島の大和の国は 言霊の助くるくにぞ 真幸くありこそ
(しきしま)

柿本人麻呂の歌である。言霊が助けてくれるすなわち言えば「実現する」と言う。


受験の時「すべる」と言う言葉を言わない。とか結婚式で「きれる」「別れる」

と言う言葉を使わないとかは今でも普通に言われている。

つまり、言った事(意見)と起った(現実)事に因果関係を認めている

これがとりもなおさず「言霊」を信じていると言う事なのである。

現実がその方向へ動く事を念じている(望んでいる)と受け取られてしまうのだ。



日本以外の国では考えられないことである。

外国人(アジア人も含む)とビジネス上で契約する時、日本人が驚くのは

契約書の分厚さであるといわれる。

ペナルティの多さを日本人は考えていない。

例えば天災が起こったとき、戦争が起きた時、従業員が仕事をサボった時、

あらゆる損害やトラブルに対する認識を日本では「誠意事項」で

解決しようとする。ビジネス社会では初歩的なミスである。

これは「言霊」信仰が根底にある。

悪い事が起こることを予測して口に出したり、文章にしたら実現しそうな気が

するからである。

単一民族の良さと甘さが世界に出て行くときの足かせになる。



それでも、私達は「言霊」を信じる。

思っていてもなるべく悪い事は言わないようにしようとする。

これは相手に対する思いやりでもあり自己弁護でもある。


「物言えば唇寒し秋の風」という芭蕉の句がある。

なまじ物を言えば禍を招くと言う意味に転用される。

ただ、ポジティブな事ばかり行っているのが良いかというとそうでもない。

「巧言令色鮮(少なし)仁。」論語で孔子は言う。

巧言は人にこびへつらう事でこのような人は仁(人徳)が少ないと言う。

「言霊」は「心の鏡」なので注意しよう!








山ガール ---どれが良い?

2010-10-17 10:26:45 | Weblog
Yの「山登りクラブ」に入会して31日に県北の深入山の麓の

三段峡と言う渓谷へ行く事になりました。

皆さんベテランなので、今回の三段峡はうさぎのために計画してくださったものだろうと

ありがたく思っています。

会長も一緒に行ってくれるので、安心、安全、熊用心。

そのため、ウオーキングの練習やクリニックで膝サポーター、靴のインソール等

作ってもらい万全を期して、マッサージやトレーニングをしています。

同行の皆さんに迷惑をかけてはいけないと言う思いでがんばっています。

漫才コンビのOインストラクターが一緒に来てくれるというので、これも楽しみ。

たぶんグッドサポーティングぅーとお笑い劇場開催となるだろう


山ガールになろうとタイツやジャケットも買ったし~

会長、帽子を迷っているのだけど写真のA、B、C のどれにしようか?

お好みは?

ちなみに説明すると、Aはハロウィンの魔女。Bはハロウィンで食べられるチキン。

Cは山ガール帽子。





この世にし楽しくあらば~

2010-10-10 10:47:20 | Weblog
写真は「藤袴」です。

今、野山に大変少なくなりました。我が家では幸い毎年忘れず咲いてくれます。



この世にし楽しくあらば、来む生には虫にも鳥にもわれはなりなむ
                                大伴旅人

(この世さえたのしくあるならば、来世には虫や鳥に、私はなってもかまわない。)

その連作は

験なき物を思わずは一杯の濁れる酒を飲むべくあるらし。

憂いの多い人生であれこれ考えるより一杯の濁り酒を飲む方がよい。

というのです。

この世が楽しいなら来世が虫でも鳥でもかまわない。と旅人はうたいます。

輪廻転生の思想です。

けれどもこの旅人の思いは複雑であり、現実は酒を飲まなければこの世は辛い、

死んだ後の世界の事が頭をよぎるようなそういう世界に生きている、

と言う事でもあるからです。

7世紀の万葉の時代は様々な困難や苦しみがあっただろう、大伴家の長として

大きな責任と自負を時には逃れたくなる思いを酒を飲む事で紛らわしていただろう

と、想像できる。人の思いと営みは今の世と全く変わらない。



自分に当てはめると、うさぎの年齢になると(26歳だけど~

色々な悩みは卒業しているし、責任のある立場ではないし、生来楽天的で、

お気楽な毎日を送っているので、旅人の苦悩は到底理解できないが、周りの

家族や若人の悩みを心の中で心配し出来ることなら小さな手助けをしたいと思う。

(家族以外は余計な事かも

ま、世の中は次の文の如く、

ゆく河のながれは絶えずして、しかももとの水にあらず、よどみにうかぶうたかたは、

かつ消え、かつ結び、久しくとどまりたることためしなし。世の中にある、

人とすみかと、またかくのごとし。

                    「方丈記」 鴨長明


今の小さな悩みも時が解決してくれる。

大きな気持ちで「いつもフローでいよう!」















遼ちゃんが2週間の生きがいでした。

2010-10-03 22:45:42 | Weblog
久しぶりに行ってきました!

カフェレストラン サブマリン。

海上自衛隊潜水艦呉基地の前にあるイタりアンレストラン。

11時半開店なのに開店前からお店の前に行列。驚いた!!

12時には満席。日曜日だったからかな?

潜水艦を眼下に見ながら、娘一家と夫とうさぎ。

5人でかぼちゃのスープ、生ハムサラダ、スパゲッティ、シーフードピッザ、

コーヒー、ケーキを各々コースで。 食べすぎ??

1時間前に食べたと言うのに、遼ちゃんはスープ、サラダ、うにのクリームスパゲティ

をおててでツルツル。

外食するとびっくりするほど食べる。

ここはサラダのトマト、生スパゲティ、手づくりピッザが美味しい!


その後、江田島の能美ロッジにある温泉へ。

ここは、広島では数少ない源泉かけ流し。

人が少ないのも良い。3人でゆっくりお湯に浸かった。

塩化物泉なので上がるとぽかぽか。汗が出る。



遼ちゃんは帰りにはぐっすり。

そのまま迎えに来たパパと神戸に帰ることに~

2週間の間たくさん言葉を覚えた。

ただ、困った事に”広島弁”

「ブーブじゃ」「バスじゃ」「ちゅうちゅうしゃじゃ」

娘の夫曰く「”じゃ”は関西では柄の悪い言葉ですからね~」だと。


娘が「パパ、ママ」と呼ぶので遼ちゃんの頭の中は混乱して、

ママはうさぎの事、パパはうさぎの夫の事だと思っている。

「ママ~」と眠れないとうさぎを呼びに来る。

「おかしゃん」が本当のお母さんの事。


タイフーンのような2週間だった。

お陰で楽しかった。可愛かった。

帰った後、静かになった我が家で「疲れたね~」と寂しさと虚脱感で夫とふたり

がっくり!