田村うさぎのわくわくダイヤリー

大好きな温泉、近頃想う事、ショックだった事など等
誰か聞いてくれ・・・・・

軽井沢の秋~~

2011-10-23 09:42:29 | Weblog


軽井沢はこんな感じの町ですが、

  紅葉を求めていっぱいの人、人。

軽井沢銀座は熟年観光客で溢れていました。

アウトレットモールは若い人達でいっぱい!

平日だというのに信じられない!

ホテルもいっぱい。

ホテルハーベストです。

でも紅葉は綺麗だった。

 ドウダンつつじ。葉っぱの中から来年の花芽がででいました。

 ヤマボウシも紅葉していました。さくらんぼのような実がなります。



一位の木。ここまでなるには50年かかるかしら?

小さな実がなっていました。食べると甘くてよい香りがしました。

初めて一位の木の実をみました。高山や寒冷地でしか見れません。

山野草はもう遅かった。お店にもありませんでした。


東京で1年ぶりに学生時代の友と会っておしゃべりしたり、笑ったり、

べべ(友人に一人)も元気だったので安心しました。

軽井沢までつき合わせて秋を満喫しました。


「わくわくダイヤリー」は一身上の都合でもう書けないと思います。

気持ちが落ち着いたら、哀しい、いとしい記録を日記に書くかもわかりません。

それまでお別れします。

皆様、ありがとうございました。




久しぶり、良い温泉で体リセット!

2011-10-16 17:08:19 | Weblog
   

山口県、いや中国地方で一番といわれる療養温泉「柚木慈正温泉」に行ってきた。

津和野に近い徳地町ーりんごや栗の取れる山間の鄙びた町にある一軒宿の温泉。

含二酸化炭素、カルシュウム、ナトリュウム、特に炭酸水素塩が多い(1640mg)

リチュウムは温泉基準法の8倍、炭酸水素は5倍、遊離二酸化炭素は7倍の高濃度。

リチュウムは鎮痛作用があり、筋肉痛やケガの治療に信じられない効果がある。

源泉はPH6.0 17.6度の冷泉だけれど高濃度のため100%だと肌荒れや

湯アタリを起こす為、70%の源泉に30%のお湯を入れている。

それでも緑がかった濁り湯に入ると、気泡が体一面についてくる。


夫とふたり、湯疲れして帰った。夜はぐっすり。

県北はもう秋の気配。紅葉が始まっていた。

      

今から大好きな季節になる。 

来週は軽井沢へ行く。

軽井沢の秋はどうだろう?

秋の山野草を楽しみにして~~決して採っては帰らないです。

お店で買います!

又、また、マタ女子会~~~(四回目)

2011-10-14 09:00:57 | Weblog
   

広島三越の交差点を渡って2・3分、ビルの間に入り口を見失いそうになる路地

を入ったら、古民家を移築したというラ・シャンブル幟町茶寮がある。

ウチの実家にありそうな古い大きな戸棚を綺麗に塗りなおし、中に九谷や古瀬戸、

唐津の器や煎茶道具が並んでいた。

今は良いお値段するだろうな~と思えるものが多々あった。

テーブルも大きな木を使った古いものだった。

お料理は付き出し、前菜が2種、スープ、メイン料理、ご飯と赤だし、デザート、

小菓子。メインはお魚(かますのポアレ)とお肉(広島牛の腿肉のグリル)が選べる。

例によって食べるのに気をとられ写真を写し忘れた。

前菜の鰹と吉和の茸のキッシュ、これは家では作れないわね~といいながら熱々を

いただいた。

デザートのクリームキャラメル、マロンクリームラム酒のソルべは美味しかった!

  最後に気がつき写真を撮った。

話題はIさんとYさんのロシア旅行。写真を見せてもらった。

サントペテルブルグは綺麗な町、治安も良いそうだ。

いいな~楽しそうだった。

「次はどこ行こうか?」と言いながら何も決まらない。

みんないい加減な所がキュウクツでなくて良い。

又、どっか行こう!




韓ドラにハマッタ~~

2011-10-11 09:28:30 | Weblog
   

ポニョちゃん!ハマッタよ。

「トキメキ成均館スキャンダル」

時は李朝朝鮮、最高教育機関である成均館を舞台に繰り広げられる政治と

時代の不条理を、若い学生である彼らが正面から立ち向かう。

男子のみ教育を受けられた大学に、ひょんなことから女子が入り、

恋愛あり、陰謀あり、確執あり、手に汗にぎる場面がたくさん出てくる。


20巻の内13巻まで見た。

3日間DVDつけッパー

どこも出かけず、何もしなかった!引き込まれた。

見終わった後の無気力さを即、味あうのがイヤなのであと少し残しておく。

でも、気になるね~続きが。

韓ドラはドタバタと安っぽい恋愛ものかと思ったら、フカ~イ。

歴史的背景と構成、登場人物が良い。

主役のイ・ソンジュに扮するパク・ユチョンも良いけれど、




ムン・ジェシン(コロ)役のユ・アインがやっぱ一番。

  

良い写真が無いが、彼の陰のある演技とキム・ユニを思う純情に心打たれる。

女主人公のキム・ユニに扮するパク・ミニョンは綺麗だね~。

この役にぴったし。

韓国中を湧かせたのが解る。

『紫式部との対話』~ジェンダーで読む源氏物語。

2011-10-03 18:01:23 | Weblog


10月1日、日本女子大学同窓会の主催する『源氏物語』の講演を

前日本女子大学学長の後藤祥子さんがされるので、『行かない?』

と卒業生である会長に誘われたので、「源氏物語」大好き人間のうさぎは

MIさんと行くことにした。


200人入れる会場は満席だった。

日本女子大学卒業生の方々が多かったのだろうけれど、『源氏物語』の人気は

世代を超えて衰えていない。

財団法人広島県女性会議が共催だけあって、「ジェンダー(性)」の観点から

読み解かれていた。



あの時代、女流文学が平安文化の代名詞のように言われているけれど、

千年のときを経て『枕草子』や『源氏物語』が今尚読まれ、研究されているのは

彼女達の教養と見識の高さゆえだけれど、その底に多くの男女が書いた物語

や随筆がある。

「大和物語」(作者不明だけれど、女性作者だろうといわれる)

「伊勢物語」(在原業平他100年の間拡大増幅している。一説には在原業平は
       源氏のモデルと言われている。)

「うつぼ物語」(源氏の半世紀前に書かれ、源氏に影響を与えている)

源氏54帖の中に、これらのプレ物語からの話の借用と見られる段が多くある。

「源氏物語」はすべてが紫式部の独創物語ではない。

それ故紫式部の思いや時代に対する反発が随所に書き込まれている。


例えば、この物語のクライマックスの「須磨」の段、源氏が須磨に流刑の際世話をした

明石の君が源氏の子を連れて、源氏の屋敷に住むようになる。

子供のいない紫の上はその姫を立派に育てて入内させる。(明石の女御)

「澪標」では女三の宮を朱雀帝の頼みで降嫁させ(12歳)正殿に住まわせる。

紫の上は東の対屋の移る。そして源氏は女三の宮の元へ通いつめる。

しかし、女三の宮は源氏の親友柏木の子を産む。(薫***宇治10帖の主役)


源氏に最も愛され、物語の中では最も幸せな女性だったはずの紫の上さえ

失意の晩年を送り、悲しみの内に亡くなってしまう。

源氏の生涯をサラッと見ただけでも、若い頃は年上の女性、中年になると同年代

の女性、年を取ると若い女性を愛しそれらのほとんど全ての女性が

責任感が強く優しさや優雅さを備え、当代第一人者の源氏に愛され愛しながら

幸せになっていない。

これは単なる物語ではなく、他の物語や随筆にも見られるということは

平安時代の貴族達の生活そのものと思われる。

女性がイキイキと生きたこの時代でさえも男性中心社会であったという事が判る。


「女ばかり、身をもてなすさまも所狭う、あわれなるべきものはなし。」と

紫の上の言葉を借りて女性であるが故に自分の才能を十分発揮できない事を嘆いている。


「源氏物語」は色々な観点から読む事が出来る。様々な解釈が出来る。

千年の間飽きずに読まれてきたのは、この物語の構成の奥深さと巧みな人物描写

と同時に紫式部の見識と教養の高さが読む人たちを魅了するからであろう。