安い税金と小さな政府を切望するふきあえずのブログ

安全で暮らしやすい日本をつくりたい
そんな想いを綴っていくブログにしたいと思います

見切り千両。。。なぜ日米の株価が危ないと私は思うのか?

2023-09-12 00:31:00 | サバイバル
株式投資の世界には、「見切り千両」とか、「損切り万両」とかいう言葉があるんだそうです
たぶん、上げ基調の時に相場を見切る勇気には千両の価値があり、損しているときに思い切って損切りする勇気が万両の損失を防ぐ、という意味だと思います
私は、おそらく今年いっぱいぐらいが、日本株やアメリカ株の「見切り時」なのではないかと、個人的に感じています
いま、株式相場は相当に好調なんだそうですね、だから「まだまだいける」と思う人も沢山いるんだと思います
そこに対して、やはり相場は自己責任なのでとやかく言うつもりはありませんが
まあ、見切り時を誤ると、次の損は膨大なものになる可能性があるのではないかと、正直思っています

考えてみますとね、世界経済フォーラムでの岸田総理の「インベスト・イン・キシダ」発言を聞いて、私はそこに何か意図的なものを感じました
インベスト、つまり投資ですね。。。国民の意識が、老後の資金不足の恐怖に煽られ、株式投資や投資信託などに向けられているように思うのですよ
一国の総理の発言において、産業の活性化や経済の発展ではなく、国民に向けて投資を推奨するようなことは、正直、私は変だと思います

今現在、国民の金融総資産は2000兆円あると言われています
そのお金を、例えば多くの人が堅実に運用するとすれば、おそらくNISAやiDeCoのような、投資信託系の投資運用になると思います
日本国民が将来に不安を感じて運用を始めた昨今、ここで一気に日経株価が暴落したとすればどうなるでしょうか?
健全株とみなされた株もすべて下落します
そうした暴落が近い将来もしあるとすれば、おそらく、そのきっかけとなる大きな事件が起きる可能性があるはずです
大きな災害や、もしくは他国からの攻撃、近隣諸国の紛争。。。。もっともらしい理由の後に株価暴落が起きるでしょうね
こういう筋書きがあるように思えるのが理由の一つ。。。資金を集めて膨らませた風船を破裂させる
よくよく考えてみていただきたいのは、今の日本企業に、今のところ明るい発展要素がないんです
実体経済はあまり良くない。。。インフレで国民が苦しんでいて、なおかつ雇用状況もあまり良くない、エネルギーも高止まり
こんな条件下で、株価だけが好調だなんて、これはどう考えてもおかしいと思わないでしょうか?

そしてもう一つ悲観的な予測を立てるとすると、日本株が暴落したら、次は日本円が売られ始めます
日本株の株式運用に用いていた日本円を売って、外貨に換えようという動きが加速するからです
そうすることで日本円はさらに弱くなり、食料やエネルギーを輸入に頼る日本は、ますますインフレにあえぐことになる

では、米国株はどうなのか?というと、これも事情は同じようなものです
いま世界は、徐々にドル離れ、アメリカ離れが進行しています。。。かつて米国債保有量世界一であった中国は
自国通貨決済を増やすことを推進していて、すでにBRICS諸国間での「自国通貨決済慣行」は加速しており、米国債をどんどん手放しています
同じように、主にBRICSに賛同する諸国が中心となって、米国債を「買わない」動きが加速しています
これは、明らかに「アメリカの資金調達余力が危機的状況にある」という事を示しているわけです
確かに、米国株というのは企業が多国籍化しているため、単純に米ドル離れが即米国企業株の暴落を招くわけではありません
しかしながら、米国債の暴落は、即刻米ドルの価値を引き下げ、輸入経済が中心であるアメリカは、ますますインフレにあえぐことになるでしょう
おそらく、そこで米国債の価格を支える役目は。。。残念ながら「日本」ということになるでしょうね
日本は、自国経済もままならないまま、米国債を買い支えないといけなくなる。。。ということです
なぜなら、日本の貿易黒字の相手国は。。。ほとんどアメリカだからです。。。アメリカが物を買えなくなれば、日本経済もガタガタになる
ここにきて、日本は内需拡大策。。。所得拡大策をとってこず、輸出で膨大な黒字を出す体質に慣れてしまったことがあだになるでしょうね

考えてみれば、日本もアメリカも本質的に同じ問題を抱えています
それは、「自国産業を空洞化させてしまったこと」です
経済学者のポール・クレイグ・ロバーツ氏は、「アメリカは自国産業の空洞化を補うだけの産業発展はもうできない」と指摘しています
日本も、ここ数十年、技術的な優位を捨てて、生産を他国依存に切り替え、自国産業を空洞化させてきました
通貨の信認は。。。資源をもっているか、技術的な先進性があるか、構造的に生産立国であるか
そうした、通貨の裏付けになる価値をもっていなければ、通貨の価値は維持できないのです
勤勉な国民性を失っても国民に投資を勧めるような政治家がトップでは、この先日本がどうなるかは見えるでしょうね

今日は、なぜいま株式投資が危険だと私が考えているのかをお話ししました
因果応報とはこういうことで、勤勉なくして国の発展はないのです
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人事を尽くして天命を待つ

2023-09-11 02:52:42 | サバイバル
今回から、日記のカテゴリーに「サバイバル」というのを追加しました
と言いますのも、こんな拙い文章ではありますが、私のブログを定期的に読んでくださる方はいて、恩返しをしたいと考えているからです

世の中がどうなっていくか?なんてことは、そう簡単に予測できることではないのですが
それでも、関心を持ってアンテナを張っておくことで、少しずつ得られる情報から、将来の予測をし、備えるという事が重要だと思っています
私は、サバイバルの一つの要素として、「まっとうな情報」というものが非常に大事だと常々考えておりまして
これから、得ている情報をもとに私が考えている事を、皆様にお話ししようと思っています

私がそうなるだろうと本気で予測している事

※その① 日本政府は本気で国民の金融資産を狙って、ばら撒いたお金を回収しに来る
これは近い将来、ほぼ確実に来るだろうと予想します。。。それも、もうすでに始まっていて、来年には”必ず”本格化します
すでに、搦め手は打たれていて、その好例が、自らの預金を金融機関から引き出すのに、一日の限度額が設けられている事です
要するに、いざとなっても、すぐには預金を降ろせない。。。。金融資産をやんわり凍結させているわけです
政府はいま、あらゆる投資や企業活動に関わる金融の動きを把握するためのネットワークを構築しようとしていて
法律や省令などの命令を使って、あらゆる取引に、「マイナンバー」を紐付け始めています
その代表例が「株取引」と、「インボイス制度」です

株取引は、証券会社に口座を開くと分かるのですが、取引銀行口座を登録するのは勿論、マイナンバーの申告が既に義務化されています
要は、証券会社は政府からの命令によって、情報開示の義務があり、登録された金融口座の情報は、もうすでに手遅れ状態です
iDeCoや積み立てNISAなどの、政府推奨金融商品においては、もはや言わずもがなで、「税制優遇」のニンジンをぶら下げて
国民の金融資産を集めているようにしか、私には見えないんですよね
FXなどの為替取引は、私はやったことがないんですが、事情はおそらく同じでしょう
「インボイス制度」においては、具体的な商品取引の内容を政府につかまれることになり、もう「政府のお許しがなければ節税もできない」状態です

では、具体的にこうした「政府からの監視」から、逃れる方法はもうないのか?というと、まだ少しだけ手立ては残っています
今日は詳しくは書きませんが、ヒントは「コモディティー」と、「海外へのリスクヘッジ」です
しかしながら、一般的な資産しかお持ちでない方は海外へ資産を避難させる方法は手続き自体が難しく現実的ではないので
おそらくは、最低数千万円規模の資産をお持ちの方が考える方法だと思います
ですが、そうした方法も、もう今年中に手を付けなければ手遅れになる可能性は高いと思われます

※その②日本円はもはやあてにならない。。。日本は長期化するインフレにあえぐことになる、備えが必要
レーガン政権の経済顧問で有名な経済学者のポール・クレイグ・ロバーツ博士は、最近のロシアメディア、スプートニクとのインタビューで
「アメリカドルという基軸通貨は、もはや必要のない時代が来た」と述べています
博士は、第二次大戦後の世界の中で唯一経済が機能していたアメリカが、結果的に米ドルを基軸通貨として引き受けることになったと述べ
今はアメリカ自体が赤字国化しており、通貨の裏付けを持つ正常な経済の国が出てきたことで、米ドルは必要なくなったとしています
アメリカはこれまで、東南アジアなどで製品を製造させ、逆輸入してくるという「輸入依存の国」として機能していたため
世界の貿易経済が成長するにしたがって、他国にドルが流出し、そのドルを回収するためにアメリカ国債を大量発行してきました
要するに、アメリカは「金融の国」なのであって、「物を作る国」ではなかったわけです
結局、アメリカに不信感を持った国が米ドル離れを起こしたことで、世界の金融センターとしてのアメリカの機能に陰りが生じたという事です

日本人はまだ、自らの国を「技術大国」だと認識していますが、それは世界からの認識とずれがあるかもしれません
日本もまた、グローバル化の例にもれず、技術を他国に流出させ始めて久しく、もはや「日本なくして経済が立ち行かない」状態ではないわけです
正直、いま日本の株価は好調ですけれども、これは砂上の楼閣ではないかと感じています
はっきり言って、政府が日銀や年金機構に命じて、日本株を購入させて株価を維持していることは分かっています
つまり、日本株は「官製株化」しているわけです。。。株価成績ほど実態経済は強くない、ということは理解しておくべきでしょう
最近の日本円の弱さは、確かに他国との金利差があることも原因としては考えられますが、それよりも
「経済実態や政府の財政赤字に不信感を持たれている」という点が大きいのではないでしょうか?
もちろん「財政赤字は国の借金ではない」というMMT論者の言い分は分かりますが(笑)でも、世界から不信感を持たれていることは事実です
通貨は、信用の裏付けとなるものがないと機能しません。。。インフレは、通貨の信用がなくなったときに起きる現象なのです
そして日本にとってはさらに悪いことに、日本がたくさん保有しているアメリカ国債も、これから先、信用を失う可能性があるわけです

では、こうした「インフレ」に備えることは可能なのでしょうか?
もちろん方法はあると思います。。。そのヒントもやはり、「コモディティー」と「海外資産への転化」です
海外では、金融リスクがあるときに金融資産を逃がして資産防衛することは常識です
大事なのは、日本株や日本円、アメリカ株やアメリカドルに頼るという考え方を捨てることです
リスク分散。。。。これはもう、すぐにでも始めた方がいいです。。。私もすでにリスクヘッジを始めています

これから、こういう内容が増えることになると思います
すでに、日本は嵐の中にあり、資産防衛だけでなく、そのほかにも備えなければならないことは沢山あります
それでは、また
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MMT現代貨幣理論の危険性はトクヴィルのいうところの「平和的な奴隷制」の中にある

2023-09-10 03:33:52 | 政治
MMT(現代貨幣理論)を妄信する人が多いのは、この理論が「貨幣理論として正しい」という確信があるからなのでしょう
最近は、貨幣理論を知らないのか?と鼻で笑われるような反応を返されるので、ネットで「政府の借金」という言葉を、おいそれと使えなくなってきています
まあ、現代貨幣の成立過程からみれば、MMTは論理的に正しいという言い分は、確かに正解ではあるのですが
問題は、MMTを理解している人たちが、MMTを世に広めていったときの果実(結果)が、良いものか悪いものか判断できないところにあります
MMTを世に広めている人の代表格として三橋貴明氏がいらっしゃいますが、彼すら
「MMTは単なる貨幣理論なので、善でも悪でもない、MMTをどう理解して政治に生かすかは、各政治家の判断次第だ」
みたいなことを言っていて、まあ、MMTを広めていった後のことは「知ったこっちゃねえ」という態度です
まあそれはその通りなのですが、だったら、「MMTをどのように政治に使ってはいけないか?」ぐらいの意見は言ったらどうかと思います
そこまでの教養は、彼には無いという事なのかもしれませんが。。。ちょっと言い方が辛辣でしたね

多くの人に見てもらいたくて、この動画を何度もご紹介するのですが、これはもういっそのこと永久版にしてほしいです

動画の37分50秒ぐらいから、「平和的な奴隷制」という話になっています
ここにMMTの問題があるのですよ
MMTでは、税金は国家財政に必要なものではない、ということを説明しているわけですが
この考え方は、政府の財政出動に、絶対歯止めが利かなくなる考え方であるのは間違いありません
国家運営は、ただ一人の経済学者がコントロールして動かすわけではありません。。。大勢の人が関わって動いていくものです
動画の中でトクヴィルも指摘していますが、「信仰(宗教性)なき民主主義は目先の利権や取得欲に引きずられる」ものです
国民は選挙で目先の利益を与えてくれる人に投票する特性があるわけです
また逆に、政治家は国民の関心を引くために、お金を使う権限を欲しがります。。。選挙に当選するためです
こうして、政治家が有権者に財政出動を約束するため、貨幣発行が無制限にできる事は、政治家にとって非常にありがたいことなのです
こうして、政府の機能は次第次第に肥大化し、政府がお金を使う場面が増えれば増えるほど、資金需要は抑えられなくなります
MMTは、間違いなく政府機能を大きく肥大化させ、最終的にインフレが起きたとしても、財政を緊縮させることができなくなります
これが真の意味の「大きな政府」です

そして、政府が色々なものを国民に与えていく中で、次第次第に、国民は「飼いならされていく」わけです
これはトクヴィルだけが指摘している事ではありません
ケインズを信奉する人たちが特に毛嫌いする、新自由主義の旗頭の一人と言われているハイエクもまた
「隷属への道」の中で述べているわけです
ハイエクは「小さな政府」の提唱者であり、政府の権限を小さくすることが、隷属から逃れる道だと言っています
私もその通りだと思っています
小さな政府を批判する人に多いのが、「緊縮財政=小さな政府」と思っている人が実に多いのです
違います。。。「政府の権限を小さくすること=小さな政府」なのです
最近は保守系の人の中にもMMTを信奉する「大きな政府主義者」がいらっしゃいますが
保守の重鎮中の重鎮、故渡部昇一先生が師事し、基本的な考え方の軸としていたのが、ハイエク教授だったはずです
ハイエクやトクヴィルのように信仰心があり神を信じる人は基本的に自由を重んじ、人々の自主性を重んじる側に立つわけです

とにかく、トクヴィルがキリスト教の教義の中に多少の疑問は抱きつつも
キリスト教的倫理観こそ、民主主義に絶対必要な条件だと見抜いていたのは、まさに慧眼の持ち主であることは間違いありません
彼は真の天才だったのだろうなと私は思います
信仰というものがあざ笑われ、軽んじられる昨今ですが、信仰なき民主主義は衆愚政治の始まり。。。これこそ現代そのものなのではないでしょうか?

今日はこのへんで、また
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私の霊的失敗談。。。結果的に翻弄された話

2023-09-09 10:02:51 | 日記
今日は霊的な話を二つ語りたいと思います
こんなことを語る理由としては、「霊的なものは本当にあるのだ」ということを、皆様に具体的にご説明したいからです

一つ目。。。前々回の私の自分語りの中で出てきた、私の元勤めていた会社の元社長が亡くなられたときの話
2020年の夏の終わり、パンデミックが流行り始めたころ、元社長のS氏が亡くなられました
私がそのことを知ったのは、まあきっかけは「夢」でした
S社長が私の夢に出てきて、筒状に丸めた何かの設計図面を私に手渡し、しばらく無言で道を一緒に歩きました
しばらく行くと、道が二手に分かれ、S社長は「じゃあな」と一言言い、左の道へ歩いていきました
すぐ私は、図面をS社長に返さなくてはならないと気がつき、左の道へ進み、あとを追いかけたのですが、もうS社長はどこにもいませんでした
目覚めてからふと「もしかすると、S社長は亡くなったのではないか?」と感じ、S社長の後任社長の、私の後輩K君に電話をしました
「もしもし、K君?ごめん、失礼なことを聞くようだけど。。。もしかしてS社長、亡くなったんじゃない?」
するとやはりS社長は数日前に亡くなっており、K君によると葬儀は家族葬として、ごく親しい会社関係者と親族だけで行われた。。。とのことでした
パンデミックによって、葬儀がクラスターの原因になったことが大きく報道されていたこともあり、家族葬だったとのことでした
そのころはS社長は相談役として既に第一線から退いていたこともあり、社会状況を考えればそうする以外になかったのでしょう
私はその電話のあと、夢の意味をしばらく考えていたのですが。。。そのとき伝わってきた思い。。。残思念によると
S社長は、私が会社を退社したころ、私を社長として後を託したいと本気で考えていたようで
ご自身が亡くなってのち、私にそのことを伝えたかったのだそうです。。。設計図面は、S社長の未来設計図だった、とのことでした
私はそれを知って、当時、分かり合える方法はなかったのか?。。。
それを考え、悩み、お互いに気持ちを伝えることができなかったことを悔やんだこと、今でも鮮明に覚えています

二つ目。。。これは、私が悪霊もしくは悪魔に結果的に翻弄され、「人間として生きている者の、霊的能力の限界」を知るきっかけになった出来事です
このブログ内を探せばすぐに出てきますが、以前、霊媒体質のAさんという女性と、ほぼ毎日マンツーマンで除霊。。。というんでしょうか?
とにかく、悪霊の憑依から彼女を救うべく、相当深く関わったことがありました
当時、Aさんは酷い憑依を受けている状態で、まともな社会生活がほぼ無理な状況に陥り、ご家族も相当な苦労をされておられました
私はひょんなことからそのご家族とのご縁があり、Aさんにとり憑いてる悪霊を何度か引き剝がして、彼女を救済しようと努めました
結局、私はAさんを救済することはできなかったのですが(まだ決まったわけではありませんが)
それは結局のところ、長年重篤な憑依を受け続けてきた結果、本人の魂の根本が相当な浸食を受けているため、救済不可能な状態にあった、ということです
私は「正直」を旨としているため、失敗談を曲げて成功談には決していたしません
彼女は極度の霊媒体質であったため、実際に、何度も体を完全に乗っ取られて、霊の言葉(異言)をしゃべるような人でした
完全に意識喪失すると外国語や昔の言葉もしゃべっていました
それも、出てくる人が何人もいて、くるくると人格が変わり、本人ももはや誰がしゃべっているのか判別のつかないような状態でした

大川隆法先生も、この重篤な憑依を受け続けてきた人を救済することの難しさについては、何度かご説法して下さっており
重篤な場合は、家族にも信仰心があって、全面的な協力がない限り救う事ができない。。。仮にそれがあっても難しいこともある
と教えていただいています
このAさんと関わってきた過程において、実のところ、Aさんに関わってきた憑依霊の何体かは、実際に除霊に成功しており
祈願などを通して、実際に何体かの憑依霊の成仏にも成功したと思います
ところが、Aさんに取り憑いていた最後の一人は、物凄く知恵があり厄介な存在で、最後の最後まで離れず
結果的にAさんを死の寸前にまで追い込み、私との関係を断たれることになりました
その最後の悪霊というのが、自称元俳優Mの霊です
自称元俳優と言っているのは、本人が元俳優のMの名を名乗っていたからです

最後、Aさんが死の瀬戸際を彷徨っている時、夜中にMが私のところに尋ねてきて、私にこう囁いたことがあります
「勝負は僕の勝ちだね。。。僕(の演技が)が勝ったんだよ」
私は何のことを言っているのか、すぐに理解できました
要するに、Mは祈願などをしたときには「僕が間違っていた」とか、「Aちゃんが可哀想だ、僕はなんてことをしてしまったんだろう」
とか、涙ながらに語ってくるわけです
「改心して、これからは彼女のことを見守るよ」、とか、そういう殊勝なことを言うわけなのですが
結局、彼女の状態が悪い時には、その後も何度も彼女のところに出てきては
「彼女が可哀想」だとか、「僕はAちゃんのことを愛しているんだ、だから彼女を守りたい」
などと、何度も何度も出てきて繰り返すわけです。。。これに、Aさんが何度も騙されるわけです
残念ながら、最初の頃は、Mのこの演技に私も騙されたのです
結局、このMを名乗る悪霊は悪魔であり、改心などすることはあり得ないという事を知りました
そして、Mの本当の狙いは「私」であったことが、ここで理解できたのです
私が目障りだったのです
Aさんを救えなかったことで私を失望させ、落胆させて、あわよくば私の信仰を切ってしまおうと、Mは考えていました

私は、人間として生きている者の霊的能力の限界。。。というものを、この出来事で知ることになりました
そしてまたなお、最後は信仰心を持っているかどうかが、悪魔に勝てるかどうかの分かれ目なのだと理解できました
私は、私の元に来たMにこう言ってあげました
「あなたは私に勝ったと思っているかもしれないが、それは間違い。。。私は最初から勝負などしていない。。。でも
あなたは結果的に負けたんだよ。。。あなたは、こうして罪を重ねていくうちに、もっともっと深い地獄に落ちていくことになる
あなたは自分の演技にうぬぼれ、自分が凄いと思っているうちに、魂の自由は奪われ、地獄の底から出る事ができなくなる
結果的に、君は負けたんだよ。。。その証拠に、地獄からは出られないでしょ?」
その後、何度かMが来ることはありましたが、今はもう来なくなりました

後日談で、今私が感じていることを書きます
この自称俳優Mを名乗るM君ですが、来ていたM君は悪魔のようですので、本当のことを言っているかどうかは分かりません
ですが、彼との会話の中で、いくつか判明したことがあります
彼の本質を語っておくことが、悪魔の本質を明らかにする、という意味で大事なことだと思うので、彼の本性を語ります
彼が本物のMだとしたら、AさんとMと直接の接点があるはずなのですが
その接点は、おそらくSNSを通じて、Aさんが生前のMと接触したことにまでさかのぼります
Aさんが正常になった時に聞いたこととして、どうやらSNSでの接触があったようです
Mは、報道では死の理由が明らかになっておらず「自殺したのではないか?」とか、「てんかん発作で亡くなった」とか
そういう噂にはなっていますが、某女優の不審死と合わせて、どうやら「殺された」という説もあり
その殺された理由として囁かれているのが、某芸能プロダクションの所有する瀬戸内海にある島の保養施設が
実は芸能界や海外の有名人もご用達の「性春保養施設」だったのではないか?
という事実を、Mが密かに暴露しようとしていたのではないか?それで関係者に消されたのではないか?とも言われています

私は過去、小児性愛の問題も何度か取り上げたことがありますので、このあたりのことを知らないわけではありません
エプスタインとか、保養島の話とかは知ってはいます。。。この俳優Mの話も知っています
有名な保守論客の水間条項さんが、このMを「勇気ある俳優」だとして喧伝しているのも知っています
ですが、私が接した自称Mの霊は、そんな男気のある人物ではありませんでした
逆にMが何をやってきたのかというと、彼の弁では、芸能界にいた時、散々その醜い世界を見てきたため
どうやら彼自身もその世界に染まり、感覚が麻痺して、その保養施設でかどうかは知りませんが
事務所などに用意してもらった女性らと、散々いかがわしい行為をしてきた。。。ということです
彼は複数の女性との複数プレイなどにはまっており、その保養施設について暴露しようとしたのは
どうやら「俺はこういう保養地で遊ぶことのできる人間なんだよ」ということを、周囲の人に自慢したい気持ちがあったようです
だからそういう施設の存在を匂わせるようなことを廻りに吹聴していた。。。という事なのかもしれません
それが、彼の死後に「正義感から事務所の不正を暴露しようとして殺された」という話に、いつの間にかすり替わったのかもしれません

彼にとっては、これは彼の弁なのですが、女性は単なる「ヤル」ための道具のようなものであって、性欲解消の手段だという事でした
彼の告白では、彼は麻薬こそやっていなかったものの、何かしらの薬物(MDMA?)にはまっていたようで
最後の方は、感覚を麻痺させるために、薬物を常用していたと語っておりました
薬物を使用しての乱交。。。こうしたことがよくあったと思われます
彼がもし本当に殺されたのだとしたら。。。彼のその「常軌を逸した切れっぷり」に、恐れをなした誰かが口を封じた可能性もありますね
Aさんは精神科で麻薬系の薬を処方されていて、頭がぼ~っとしていたそうですので、そうした感覚もまたMと同通した原因かもしれません
Mは、女性を口説き落とすことも演技の練習なんだ。。。みたいなことも語っていたと思います
「愛してる」、「君を守りたい」みたいな言葉を散々使っていたという事でしょうか?
そういうことですから、精神科で強い薬物を処方されて頭がぼんやりしてくると、「生前、薬物を使用していた悪霊」に憑依される原因になるのかもしれませんね
こうしたことは、今回のことで本当に勉強になりました

今日の二つ目の話は、M氏のファンには受け入れがたい話かもしれません
実際のところ、真実はどうであったのかは私にも判断はつきません
ただ、Aさんに憑依していた俳優Mを名乗る霊が、そういう事を語っていた。。。という事実だけが残ったわけです
もし本当にそうであるなら、その真実を明らかにしてあげる事こそが、M氏への誤った信仰。。。
M氏への誤った崇拝を取り除く一助にだけはなるのかもしれません

最後に、この話は講談として、作り話としてご理解ください
それでは。。。また
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ジャニーさんについての一考察 その2

2023-09-08 02:04:50 | 政治
なぜかは分からないんですが、前回の「自分語り」の日記が、意外とアクセス数が多くて驚いています
今日は、以前にも書いたジャニー喜多川さんについての続報といいますか、今日思ったこと、感じたことをそのまま書いてみます
相変わらず一個人の妄想話なので、講談として、創作話としてお読みくだされば幸いです

今日、ジャニーズの藤島ジュリー恵子前社長、東山紀之新社長らが記者会見に応じていたのを少し見ていました
でも、世間一般の人がこの記者会見を見ているその感じ方と、私自身が感じたものでは、随分と違いがあるような気がします
私は、あくまでもジャニー喜多川さん自身についてどう見えるか?どう感じるか?ということで、この感想になるんですけれども
結論からいくと、私の感想は、「ジャニーさん、ラッキーですね。。。幸運でしたね」です

ジャニーさんは、どうやら世間一般からの蔑み(さげすみ)のような、批判や非難の念波がたくさん飛んでくるようで(笑)
相当まいっているというか、憤っているというか。。。。そんな感じを受けます
普通、死後にこれほど辱めと批判を受ける人なんて、そうそういるもんじゃありません、ジャニーさんぐらいでしょう(笑)
でもね、死後の世界では、これが意外とラッキーなのだと、私は思うのですよ
それはなんでかと言いますとね。。。ジャニーさんは死後、多分、結構深くて暗い世界に行かれたように思うのですが
それでも、彼に心酔していたり、尊敬したりしていた人は意外と多かったはずなんです
まあ、芸能界の一カリスマとして、ご本尊のような存在になっていたわけです
これが、意外と厄介でしてね。。。念力が強くて、生前から帝王のような存在で、権力を持って君臨していたりすると
死後も地獄のエリートコースまっしぐらの人。。。なんて、ざらにいるようなんですね

ジャニーさんも、本来ならそういう道にまっしぐらであってもおかしくないんですが。。。ところが。。。です
彼は世間一般の多くの人に、その人となりを知られてしまいました。。。すごく恥ずかしいだろうと思います
恐らくは、世間の8割ぐらいの人が、ジャニーさんの「恥ずかしい性癖」を知ってしまったわけです
これはですね。。。要するに心の世界において、ジャニーさんへの「信仰」が完全に崩れてしまったということなんです
ジャニーさんを恐れたり、尊敬したりする人がいなくなった。。。つまり、教祖の威厳が崩壊したという事です
これが、おそらく霊的な目で見ると、ジャニーさんにはとてもラッキーだったんですよ
死後もね、心の状態が悪いままで誰かに崇拝されたり信仰されたりすると
その人の霊力が強ければ強いほど、その行先は地獄のエリートコース。。。つまり、悪魔への道という意味ですけれども。。。
その道へ行く可能性が極めて高くなるわけです

ここで、悪魔への対処法というのを一つお話ししますとね
悪魔というのは、基本的に霊力が強くて心が汚れているわけですが、悪魔は基本的に嘘つきなんです
どんな嘘をつくかというと、自分を大きく見せるための小さな嘘をいっぱいつくわけです
例えば、毛沢東なども大悪魔だと言われていますけれども、生前は体にできものができただけで自分はガンではないかと怯えまくるような
そんな小心者の面があったそうです。。。でも、そういう素顔を晒す書物は発禁にしておいて、毛沢東語録を一般市民に読ませるわけですね
また、いまだに生きているのかどうかは知りませんが、某宗教の三代目教祖も
「人〇革〇」なる、ゴーストライターの手による自伝を信者に読ませることによって、カリスマをつくろうとしています
恐らく、こういうことをしていると、死後の行き先は地獄のエリートコース確実ですね(笑)
彼にはジャニーさんのように、死後に恥ずかしい性癖を晒してくれるような奇特なお弟子さんがいないので(笑)
おそらくはエリートまっしぐらかと。。。。もう、神様として、信者たちがお祀りしてくれるでしょうね

つまり、悪魔への対処法というのは、その存在の素顔や本質を明らかにすることなんですね
彼らは基本的に嘘をついていますから、本当のことが明らかになれば、カリスマが無くなって、霊力が激減するわけです
要するに、心の世界では、誰かを崇拝したり、恐れたりすることで、その悪霊・悪魔の力を増幅させてしまう、ということなのです
ですから、キリスト教のエクソシスト(悪魔祓い師)が、「悪魔の声を聞いてはいけない」と教えているのは
半面正しく、半面間違っています
半面正しいというのは、彼らの言葉を聞いて、彼らの嘘を聞いていると、彼らに騙され、術中に堕ちるということです
半面間違いというのは、彼らの言葉をやみくもに怖がると、これも彼らの力を過大に評価していることになり、彼らの力を強めることになるのです
つまり、悪魔への対処法は、「彼らを甘く見ない」「彼らは自分を大きく見せるために嘘をつく、ということを知っている事」
そして、「彼らを恐れすぎないこと」などです

まあ、縷々語ってきましたが、ジャニーさんにとっては恥ずかしいことかもしれませんが、反面幸運だということを、今日は言いたかったのです
今日はこの辺で。。。それではまた
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