暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

65歳介護保険料2倍以上

2024-02-06 04:19:50 | 暮らしの中で


65歳以降は介護保険料が2倍以上に・・・年金132万円受け取っている場合・・保険料はいくらになる。支払い金額を試算❔

なぜ、65歳以降は介護保険料負担があがるの❔・・・
65歳から介護保険料が上がる理由は【65歳から保険料の徴収方法がかわるから】です。40歳から64歳までは健康保険料と
一緒に給与から、天引きされており、会社員・公務員など社会保険に加入している人は保険料の半分を勤務先が負担しています。
65歳になると介護保険の【第1号保険者(介護保険を受ける対象)】となり、介護保険料は健康保険料とは別に市町村へ納めることに
なり、65歳になった月から、原則として年金から介護保険料が天引きされ、勤務先の保険料は半分負担がなくなりなるのです。


保険料はどうやって計算されているの❔
40歳から64歳で社会保険に加入している人の介護保険料は、標準報酬月額から健康保険料・介護保険料。厚生年金保険料が決まります。
例えば。給与年収240万円(月収20万円)の場合、月額介護保険料は標準報酬月額20万円×介護保険料率1.8%=3640円です。
その内半額を勤務先が負担しているので、給与から天引きされる金額は月額1820円(年額2万1840円)です。
65歳以降の介護保険料は、前年の合計所得をもとに市町村が決めた所得段階によって計算されています国が決めている所得基準段階は
9段階で、今回は国の所得基準段階を参考に試算します・・65歳からの老齢年金収入132万円のときの介護保険料はいくら下記参照

介護保険料基準額(全国平均)月額6014円×所得ごとの保険介護保険料は・・・・
              年収132万円は国が定める基準段階第3段階(年金収入120万円以上)に当たるため、介護保険料は0.7
介護保険料基準額(全国平均)月額6014円×介護保険料率0.7=約4209円・・【年額約5万508円】・・・
世帯内に住民税を課税されている人が、65歳以上の本人が住民税を課税されている場合、所得金額によって所得段階と保険料も上がり、
住んでいる地域によって、介護保険料の基準月額は違います.・・東京全体での65歳以上の基準月額保険料は平均月6080円ですが
区市町村別では千代田区5400円・・青ケ島村9800円・・小笠原村3374円と地域差があります。
所得段階と介護保険料率も,自冶体によって違いがあり、東京新宿で16段階保険料率0.25%・・北海道札幌で13段階0.3・2.3%です。

会社員・公務員で働く40歳から64歳までの介護保険料は半分勤務先が負担しているが、65歳からは勤務先の半分負担がなくなり
介護保険料負担が上がり、3年ごとに保険料が見直されますので、住んでいる地域の介護保険料制度を確認しておくと良いでしょう。


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