暮らしのなかで

ポメラニアンと共につぶやいています。

75歳以上3割負担拡大検討?

2024-09-06 04:14:34 | 暮らしの中で


75歳以上医療費3割負担拡大・・検討加速へ・・制度持続が狙い‥・

政府の高齢化対策の中長期指針【高齢社会対策大綱】の改定案が4日、判明した75歳以上(後期高齢者)の医療費窓口負担が3割となる人の
対象範囲拡大を検討すると明記した・・・高齢化に伴って医療費が膨張する中、公的医療保険制度の持続性を高めるのが狙いで政府内の
議論が加速しそうだ…改定は6年振り、与党の意見も踏まえ、近く閣議決定する・・

75歳以上の医療費で3割負担となる人の対象範囲拡大は、政府が昨年末に決定した社会保障分野の歳出改革工程表にも盛り込まれていた。
現在、75歳以上の窓口負担は原則1割で、一定の所得があれば2割、現役並みの所得があれば3割となっている…2028年度までに、
現役並みの所得の判断基準を見直すかどうか協議する・・・

75歳以上保険料月7082円
厚生労働省は、75歳以上の約2千万人が加入する後期高齢者医療制度に関し、保険料の見込み額を公表した・・一人当たりの全国平均の
月額は2024年度が7082円で、22―23年度と比べて507円増・・25年度はさらに増えて7192円となる・・・・
高齢化の進行などで医療費が増大し、保険料が増加傾向にある中、24年度からは75歳以上の保険料を所得水準に応じて引き上げる
制度改正を実施、現役世代の保険料負担を抑える狙いがある・・・都道府県別で見ると・・・・
東京が最も高く9180円(194円増)・・秋田が最も低く4397円(335円増)だった・・25年度は東京9378円・・秋田4488円となる。


【令和のコメ騒動】に拍車をかける【買い物難民】の増加…日本で食料品購入困難は・・・900万人・・・・
『令和のコメ騒動』と騒がれたコメ不足は、9月にも収まると見込まれている,しかし、当初予想されていた以上に拡大している『買い物難民』と呼ばれる
食料品の購入が困難な消費者が増えている・・農林水産省の調べでは、店舗まで500メートル以上かつ自動車利用困難な65歳以上の高齢該当者は・・
904万3000人にのほった‥900萬人を突破したのは初めてだという・・

難民増加の背景にある1人暮らしの高齢者の75歳以上が565万8000人(同人口の31.0%)と【買い物難民】全体の(62.6%)を占めていることである・・・
70代後半や80代になると、大半の人は現役時代のような収入を得られなくなり、維持経費が高いマイカ-を手放す人が増え.あるいは、加齢に伴う判断力や
運動能力の低下で運転そのものが難しくなり、免許を自主返納する人も多い
日本の高齢化スピ-ドは速い、総務省によれば2023年9月15日現在の80歳以上の人口は国民10人に1人にあたる1259万人だ・・
2035年には1607万人にまで膨らむ見通しである‥人生100年時代と言われ平均寿命が延び単身になから年月が長くなり、シングルのまま高齢を迎える人も増えている。



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令和の米騒動・なぜ起きたのか?

2024-09-05 04:15:23 | 暮らしの中で


根本的には・・時給10円で農家を働かせる政府の信じられない愚策‥根本的な原因は『コメの生産量低下』にある・・

コメ不足の原因として、『2023年の猛暑とインパウンド消費の増加』が挙げられている‥政府も認めている通り、2023年のコメ作況指数は101と、
不作とは言い難い、猛暑の影響で1級米が減少したほか、日本海側が不作だった影響もあるが、コメ不足の原因を異常気象だけに求めるのは早計だろう。
またインバウンド消費の増加についても、増加量は1%程度という・では根本的原因は何か?『コメの生産量が低下している』ことにあると考えられる。

稲作農家の平均所得は『1万円』・・・政府はこれまで『コメの過剰在庫』を理由に厳しい政策を取ってきた・・1・生産者には生産調整強化を要請し、
2・水田を畑にしたら1回限りの手切れ金を支給し田んぼ潰しを始め‥3・農家の赤字補填はせず・・4・小売り、流通業界も安く買い叩く・等々・・
農家を苦しめ、コメ生産を減らしてきたのである。『営農型別経営統計』を確認すると、農家の苦境に驚くほかない・・・

稲作農家が1年働いて手元に残る所得は、2020年の時点で,1戸平均17.9万円しかなかった、時給にすると181円という低水準である‥2021年・2022年には、
コロナ禍でコメの消費量が落ち込み年間所得はなんと1万円に低下している・・時給加算だと10円である・・
『インフレの影響でコメ価格が上昇しているから、コメ農家の収入も増えているはず』と思う向きも多いかも知れないが、確かに、現在のコメ価格は上昇している、
だが、農家がコメを売ったのは昨年であり、昨年の安かった米価格で売り農家に値上がりのメリットは還元されていない。利益を得ている流通と小売りだけである。

生産者米価は1.6万円60kg前後となっているが、コメ生産コストも1.6万円60kg強で、やっとトントンか、まだ赤字という水準である、もっと農家を支援せねば
農家も持たないし、国民も持たない状況になっている‥政府はコメ生産を激励する政策を取るべきで、『コメ余り』になっても政府備蓄を増やす対応はできる。
そもそも、今夏のようなコメ不足に対応するための政府備蓄であり、政府が言う9月に解消する一過性のコメ不足なら、なおさら政府備蓄を放出で対応できるはずである。

近年は,猛暑の年が続いているし、異常気象も毎年恒例となればもはや異常でもなんでもない、対応できないような【想定外の事象】とはいえない・・インバウンド消費の
急増についても、コロナ禍前に戻ったわけだから想定外ではない・・需要の変化は当然起きると考え、それに対応するために十分な政府備蓄を確保するのが政府の仕事で
あるはずだ‥そのために、農家を支援しコメの生産を激励する政策こそ、本来政府が摂るべき方針であるのはいうまでもない・・

中国は台湾有事をにらみ国内の食料備蓄を増やし14億人の国民が約1年半食べるだけの穀物を買い占めているというが、このせいで世界の穀物価格が下がらないという。
一方、日本の備蓄能力は貧弱で実は1..5-2ケ月ほどしかない・日本は中国と違って国内消費のコメは自給可能である・いまは700万トンくらいしかつくっていないが、
いずれ国内農業消滅の危機に直面するであろう・・・今政府がやるべきは、農政を転換し、農家を保護して生産を激励する方向に舵をきることである・・・
日本の水田選択で利用すれば1400万トン以上のコメが生産できる・・令和のコメ騒動が起きているのだから増産して、せめて1年位の備蓄をもつべきである。
出来ない理由は【そんななカネがどこにある】と財務省が猛反対するかである‥カネが無いわけではない有事の備えとして兵器増強・防衛力増強のため今後43兆円も
使うという‥しかし、兵器ばかりあっても、食料がなければ命は守れない‥・・・本来政府はこういう議論をきちんとするべきである・・

現在の【一部の農家が潰れるのはやむを得ない】が政府の本音で、【農家いじめ】が今後も続くとなると、いずれ農業従事者は激減してしまい、農村破壊で増産どころか
今年25年ぶりに【農業】というべき【食料・農業・農村基本法】が改正されたが、政策の転換は見送られ、今のところ政府の姿勢の変化は見られない・・・・


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米離れなのに…なぜ米がない?

2024-09-04 04:11:07 | 暮らしの中で


【コメ離れ】なのになぜ令和の米騒動が起きたのか‥・コメ不足を放置して利権を守る農水省とJA農協の大問題・・・

日本人のコメ消費量は年々減少している・・農林水産省によると、一人当たりの年間消費量はピ-クだった1962年度から
半分以下の51Kgまで落ち込んだ‥それなのになぜ【コメ不足】がおきているのか?東大大学教授・鈴木宣弘さんが指摘する・・
『コメ不足の根本的な原因が改善しない限り、今後も慢性的なコメ不足がつづくだろう』・・・という・・・

政府の備蓄米100万トンに対して、大阪府の吉村知事が【備蓄米放出を】訴えた【対応しない】と明言した・・・
自給10円で農家を働かせる政府の信じられない愚策と・利権を守る農水省とJA農協の大問題が絡まり、根本的原因は減反による
生産量減少だ‥『高価格を維持するために農水省はコメの供給量を減らしており、わずかな需要増でも不足する事態になっている』という。
政府備蓄米100万トン程度もあり、実際に放出しなくとも【放出の用意がある】と発言するだけでも、状況は変えられたはずなのに、なぜ・・
わざわざ否定しているわけだ・・なぜ政府は及び腰なのか…理由は2つある・・・

1・・『コメは余っている』と言ってきたのに備蓄の放出で『コメ不足』を認めることは、政府の沽券にかかわる・・・
2・・そもそも、需給調整は市場に委ねるべきものとし、コメ過剰時に買い上げて不足時に放出する役割は担わず、よほどの事態でないと主食用の
放出は行わない方針が決まっているので、【この程度】ではできないということだろう・・・
今回の対応は【政府は何もしない】と宣言したに等しい‥【コメの流通の円滑化】を卸売業者などに要請するだけで、何もしないといっているわけだ。
政府は自分たちのメンツしか頭にないようでは農家も国民ももたないだろう・・・

毎年7月--8月は、前年に採れた古米と、今年採れる新米のちょうど端境期にはいる、もともと需給が逼追しやすく、9月になれば新米が流通するので
コメ不足は解消するはず短期的には間違いないだろう…多々、長期的に見ると話は別である・・コメ不足は今後も続くと思われる・・・

近年、日本人のコメ離れが進んでいると言われてきた、農林水産省によると、一人当たりの主食用コメ消費量は1962年度118kgから年々減少し、
2022年度は半分以下の年間51kgまで落ち込んでいる‥・コメを食べる日本人は減っているのにコメ不足が起きるのはなぜか原因は『減反政策』という
『農政の失敗』にあるからだ‥・政府が政策失敗を認め、これを是正しない限り、今後我が国は慢性的なコメ不足にと直面すると考えられる・・・
      『日本の穀物備蓄は1.5--2ケ月しかない・・・農家いじめを続ける日本をよそに・・・世界は国内農業の保護を行っている』・・

新米価格が昨年より32-38%上昇で・・・新潟コシヒカリ玄米30㎏1万7000円・アキタコマチ60㎏1万6800円・ななつぼし1万6500円値上がりです。

以上・・政府の愚かな政策による『令和のコメ騒動』‥・利権を守る『農水省とJA農協』の大問題を・・折を見て掲載していきます・・・よろしく・・

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還暦とは長寿へのパスポ-トだ!

2024-09-03 04:24:01 | 暮らしの中で


満60歳は還暦である・・長寿の祝いの最初に来るものだ‥昔は、赤いチャンチャコと座布団、赤鳥帽子を贈るのが習わしだった。
今の60歳は元気一杯で、現役を張っている人も大勢いるから、赤いチヤンチャコなど贈ったら【俺を年寄り扱いにする気か】と
気分を害されるかもしれない・・・・たしかに、いまの時代、赤いチャンチャコはどうかと思うが、還暦には【本卦還り】とも言って
還暦そのものには相応の意味があり、生まれ変わる事を意味している第二の人生を始めるピッタリの言葉ではないか・・・

還暦にたどり着いたということは、いわば長寿のパスポ-トを手にいれたのと同じだ‥・なぜなら、この先・・・・・
古希70歳・喜寿77歳・傘寿80歳・米寿88歳・卒寿90歳・白寿99歳・と、長寿祝いが目白押しだからだ白寿までいけるなら、
ざっと40年の年月がある、人生とは、何の保証もない第一の人生の始まりから考えたら、先のことは五里霧中で一生懸命働いて、
夢や願望で、家族をつくり、マイホ-ムを持ち、その間、子育てもして、子供を世に送り出す、第一の人生とはこういうものだ。

昔だったら、そこで人生はほぼ終わる‥【楽隠居】とか【余生】という言葉はあったが、もう一度人生をやり直すという発想は
誰も持たなかった・・持てなかったのである…だが、いまはそれが持てる時代になったのだ・・まさに60歳から生き直しの人生が
できる‥この恩恵を生かさない手はないではないか・・・
人間は目の前に困難があっても、一方に希望があれば、希望に賭けることのできる動物だ‥人類はそうやって今日まで生きてきた。
私たちも第一の人生ではそうしてきたはず、第二の人生の出発に当たって、そのことを思い出そう‥・頑張れ還暦諸君・・




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健康保険証廃止まで3ケ月?

2024-09-02 04:22:33 | 暮らしの中で


公的医療保険で受診時に使う現行の健康保険証は廃止期限(12月2日)までのこり3ケ月となった・・
政府はマイナンバ-カードに健康保険証の機能を持たせたマイナ保険証への一本化を目指し・・
テレビCMなどで普及を呼び掛けるものの、利用率は低迷が続く、医療関係者からは懸念の声が上がる。

健康保険証は廃止期限以降、新規発行はされなくなる発行済の保険証は猶予期間があり、期限後も・・
最長1年間(25年12月1日まで)は使用できる・・・マイナ保険証を利用していない人全員に対しては、
保健証代わりに使える『資格確認書』が届く‥・申請不要で、自冶体や勤務先の健康保険組合などが
24年12月以降に順次発送。有効期限は最長5年となる・・・

マイナ保険証の7月の利用率は11.13%・マイナンバ-を巡る情報の紐づけ誤りで国民不信が広がり。
一時は4%台まで落ち込んだ、厚労省は5--7月を『集中取り組み月間』と位置づけ広報に力を入れた。
武見敬三厚労相は『国民の不安解消につながる発信をしていきたい』と語った。

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9月(長月)です

2024-09-01 04:18:43 | 暮らしの中で


爽風にあそぶ9月です・・・

春が光であれば、秋は風に、季節の兆しはわずかずつ自然の一片から始まってくるもののようです。
      特に季節のはざまの月は、前と後の季節が振り子のように言ったり来たり、

日本史上最高のエッセイといわれる吉田兼好の「徒然草」にも・・・・
春暮れてのち夏になり、夏はてて秋の来るにはあらず、
       春はやがて夏の気をもよはし、夏より既に秋は通ひ、秋は則ち寒くなり・・と
秋といえば九月・・二つの季節が同居する月です・・・・

しだいに吹く風から湿気が感じられなくなり、爽やかな日が多くなると本格的な秋・・
    秋風を「金風」といういい方があり、夏から秋への変わり目には・・
金風の美しい二文字がふさわしいようです・・・が・・・
           気象庁によると、まだまだ猛暑が続くとの予報です・・
爽やかな秋はいずこへいったやら!・・・

気温がさがるとともに赤みを増す「秋茜」と名のついたトンボ・・
                 金色に茜色‥枯葉色を迎える前の秋の色彩です。・




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