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新たな労働時間制度を検討=安倍首相「成果に応じて報酬」―政府
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140422-00000143-jij-pol
時事通信 4月22日(火)20時26分配信
政府は22日、経済財政諮問会議と産業競争力会議を合同で開き、労働時間と報酬を連動させない新たな労働時間制度の創設を検討することを決めた。安倍晋三首相は会議で、「時間ではなく、成果で評価される働き方にふさわしい新たな労働時間制度を検討してほしい」と指示。6月に改定される成長戦略に盛り込みたい意向を示した。
会議では、長谷川閑史経済同友会代表幹事ら競争力会議の民間議員が、従来の労働時間制度に加えて「新たな選択肢を提供する」として、新制度のたたき台を提示した。
それによると、成果に応じて報酬を決めることを前提に二つのタイプを想定。高収入の労働者を対象とする場合は、年収1000万円以上を例示し、労働時間の長さや配分は働く人に委ねる。一方で、年間の労働時間の上限や、最低限取得する休暇の日数などについて国が基準を示し、具体的には労使合意で決めていく案も示した。
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政治家と公務員で先にやれば?
とても勤務時間内でこなせないような仕事を押し付けて、出来なかったらお前の能力がないからだといわれて、残業代はゼロ。仕方なくサービス残業を毎日夜中までやって過労死。これが新たな労働基準法ということだ。
成果なんてすぐ出ないのにどうやって評価するんだよ
1000万円も貰うような奴は労働者じゃなくて経営者だろほとんど・・・
まずは、国会議員の先生方と霞ヶ関の官僚の皆さんに導入してみてください。
範を垂れるのも先生方の仕事ですよ。
ブラック企業援護法だな。
死ぬ程働いても、成果が出ていないの一言で残業代すらでない。
ワタミはさぞ嬉しいだろうな。
これはいけない。
おそらく「成果あっても報酬なし」になる。
頑張れば成果が上がる職場がどこにでもあると思うなよ。
政治家、公務員で先行実施だな。
特に、政治家は給与出ないレベルの連中沢山いるはず。
実際を知らない人たちらしい考えですね。
いまの労働基準法すら守らない、守れない企業が多いのにね。
国税庁発表の2012年の年収階層分布図では、年収1千万円以上は男性で5.8%、女性で0.8%だった。つまりほとんど人が対象外だし、元々このクラスの人はほとんどが残業の付かない管理職だよ。
以前、似たような法案を画策したこともあるが、何を狙っているのか。彼のことだから従業員のためではなく、大企業の経営者のためだろう。
よく分からんが、安倍が提唱する制度だから、経営者側に有利なのは間違いなさそうだっぺ。どんなに馬車馬のように働いても、報酬に反映されないワーキングプアが大量に出そう。
要するに、サービス残業を認めさせたいんだろ?
長くサラリーマンをやっているが、人事なんて、ホント、上司の「主観」なんだなという場面を何度もみた。
成果主義ほど当てにならんものはないよ。欧米型のスタンドプレー重視でなく、チームプレーで成果は分け合う。この日本人型の働き方で成長を遂げてきた国だと思うんだけどなあ。
新たな労働制度は無理。例えば、水道などの緊急漏水は成果以前に確実に直すということが重要で、場合によっては深夜までかかるかもしれない。残業になる可能性が高いのだ、それで残業代無しは無理。絶対無理。
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がん免疫療法の元祖「丸山ワクチン」新たな臨床データで騒然
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20140422-00000000-pseven-soci
NEWS ポストセブン 4月22日(火)7時6分配信
がん免疫療法の元祖「丸山ワクチン」新たな臨床データで騒然
患者負担の治験薬ながら使用者は40万人に達した「丸山ワクチン」
がん治療は「手術」「放射線」「抗がん剤」が標準治療とされているが、その限界を唱える医師も登場する昨今。“第4の治療法”として注目を浴びているのが「免疫療法」である。がん細胞を直接殺すのではなく、人間の持つ自然免疫力を高めて、がんの発生や増殖を抑えようとする治療法である。
いま、免疫療法の元祖というべき薬の有効性に大きな関心が集まっている。1944年に日本医科大学元学長の故・丸山千里氏が皮膚結核の薬として開発した『丸山ワクチン』である。
丸山ワクチンは丸山博士を中心に長らくがん治療に転用する研究が続けられ、1976年には抗がん剤として製造承認を求める申請が当時の厚生省にも出されるも、「効果が認められない」と5年後に却下。薬事法にも規定のない異例の「有償治験薬(有料の治験薬)」として、希望者のみ医師の承諾書を提出すれば使用が認められている。
「丸山ワクチンは水と同じ」――いまも効果に疑問を呈すがん治療の権威はいるが、論より証拠。使用者はすでに40万人に達し、患者・家族の会には様々ながん治療のケースで、「劇的に回復した」という声も寄せられている。
だが、いくら体験談が集まろうとも、きちんとした臨床試験を行い、科学的にも有効な根拠を示さない限り、がん治療薬としての正式認可が下りないのは当然といえる。今回、丸山ワクチンに再びスポットライトが当たっているのは、「新たな科学的データ」が出たからである。
4月18日、都内のホールで行われた「NPO丸山ワクチンとがんを考える回(第12回)」。詰めかけた300人以上の患者や医療関係者の前で、埼玉医科大学国際医療センター教授(婦人科腫瘍科)の藤原恵一氏が、ひとつの治験データを報告した。
藤原氏が丸山ワクチンの臨床試験に携わり始めたのは1992年。当時、川崎医科大学の産婦人科に勤務していた同氏は、上司の命によって「イヤイヤ」やらされていたという。「私も最初は丸山ワクチンなんて胡散臭いと思っていたんです」と苦笑する。しかし、臨床試験を続けていくうちに、驚愕の結果に触れることとなる。
「放射線治療を受ける国内の子宮頸がんの患者さん249人に、丸山ワクチンと同じ成分の薬(試験薬剤コード名はZ―100)を併用投与して、プラセボ(偽薬)との比較試験を行ったところ、Z―100を投与した患者さんの5年生存率が使わない患者さんより10%も上回っていたことが分かりました。これは他の抗がん剤や分子標的薬ではほとんどあり得ない数字です」
しかし、この結果を導き出すためには多くの“見込み違い”もあったという。
「実はZ―100の濃度を3段階に分けて、有効性を比較する臨床試験も行ったのですが、なんと高用量のほうが生存率が悪いという結果になってしまったんです。つまり、丸山ワクチンをたくさん使用すると毒になるのではないかと、一時騒然となりました。
でも、よくよく掘り下げてみると、高用量の生存率は従来の放射線治療のみの生存率と同じで、低用量を用いることで子宮頸がんの予後が良くなっているという驚くべき現象であることが分かったのです」(藤原氏)
これら画期的な臨床結果は、昨年ASCO(米国臨床腫瘍学会年次集会)でも報告されたが、残念ながら患者の子宮頸がんの進行度にばらつきがあるなどして、「統計学的には意味のある差とはいえない結果になってしまいました」(藤原氏)という。
今後は効果をよりはっきりさせるため、末期の子宮頸がん患者に限定し、臨床試験の範囲を日本だけでなくアジア各国にまで広げていく方針だ。「丸山ワクチンは免疫賦活剤なので、理論的にはどんながんにも一定の効果があるはず」と期待を込める藤原氏。
「ひとつのがん種の治験をやり直すだけでも5年~7年はかかり、莫大な金もかかる」(医療関係者)ため、広くがん治療の“特効薬”として再び承認を得るのは容易ではない。だが、開発から半世紀の時を経ても、丸山ワクチンが色褪せていないことだけは確かだ。
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子宮頸がんワクチン副作用 重篤300件超、死者も
http://www.tokyo-np.co.jp/article/gunma/20140420/CK2014042002000163.html
2014年4月20日
子宮頸がんは女性の子宮の入り口部分にでき、主に性行為によってウイルスが感染して発症する。近年は若い女性に増えており、年に二千数百人が亡くなっている。
ワクチンは二〇〇九年に国内で初めて承認され、一〇年から各自治体で接種への補助が始まった。一三年四月、小学六年から高校一年相当の女子を対象に定期接種となった。
ところが、副作用の報告が相次ぎ、厚生労働省は一三年六月にワクチンの積極的な勧奨を一時的に差し控えると発表。厚労省などによると、同年七月までの副作用報告は二千二百五十九件に達し、重篤は三百件を超え、死者も出ている。うち定期接種後の副作用報告は百二十九件で三十七件が重篤となった。
事態を重くみた厚労省は、有識者による検討会で問題への対応を慎重に協議している。県には今月までに、医師から十九件の副作用報告があり、うち八件が重篤と診断された。
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癌の特効薬なんかが出来るとアメリカの製薬会社が困るんだよ。
がん患者を薬漬けにして莫大な利益をあげてるんだから。
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ブラック企業が増殖する背景 辞めていく若者が多いのは当然 (1/5ページ)
http://www.sankeibiz.jp/econome/news/140408/ecd1404081855000-n1.htm
2014.4.12 18:12
子どもには、安心して働ける会社に勤めてもらいたいのが親心。しかし、就活環境は親世代とはまったく異なる別世界。入ってはいけない、ブラック企業の診断ポイントはどこにあるのか?
「就活中の大学生を持つ親は、どうしても、有名な会社、成長している企業に入るのが安心と考えてしまいます。しかし、現在の就職は、親世代とは状況がまったく違います。親が子どもにアドバイスできるとしたら、『働きやすそうな会社を選ぶという視点も持って』です」
と語るのは、法政大学大学院キャリアデザイン学研究科の上西充子教授。
流行語にもなった「ブラック企業」。しかし、今でも「昔も就職は厳しかった」「サービス残業や離職率の高い会社は昔からあった」「今の若者は辛抱が足りない」と若者の自己責任ととらえている親も少なくない。ブラック企業の見分け方の前に、ブラック企業が増えた構造をおさらいしておこう。
現在、就活中の大学生の親の多くは、約30年前、1980年代前半、バブル期前に就職した50代。親世代と比べて大きく違うのは大学生の数である。
短大の4年制への転換など、大学の定員拡大が進み、大学進学率が50%を超えたのが2009年。今や30年前よりも大卒は約20万人多いのに、就職者数はそれほど増えていないことがわかる。長引く不況のため、企業は新卒正社員の採用を抑え、契約社員や派遣社員など非正規雇用を増やす雇用体制にシフトし、大卒正社員採用枠は減った。
12年に発表された経済同友会の「新卒採用問題に対する意見」をみると、11年3月の卒業者は約55万人。就職希望者は45万人で就業者は34万人(超大手2万人、主要大手5万人、公務員8万人、中堅・中小19万人)。1年で既卒未就業者(非正規含む)が11万人も誕生しているのだ。
ちなみに東大など旧帝大、東工大、一橋大、東外大、早慶の卒業生の合計が4.4万人。超上位校だから就職も安心というのは思い込みでしかない。
早期化、長期化、そして煩雑化する就職戦線
もうひとつ、30年前と大きく異なるのが就活の早期化と内定までの期間の長さだ。就職協定があった当時は10月1日が会社訪問解禁日、11月1日が入社試験解禁日であった(実質は4年のGW~夏休みが就活の場だったが)。
面接前に学生を大幅に絞り込み、さらに学生は大量にエントリーするという悪循環
ところが、97年に協定が廃止されると、採用は前倒しとなった。現在は、大学3年の12月1日(実質は10月)にスタートし、大手企業の内定が出る大きな山が4年生のGW前後。この時点で就職先が決まるのが約3分の1。
選考も30年前よりも煩雑化している。。11年の学生1人当たりの平均エントリー数は91.1社、エントリーシート提出数は23.3社、筆記・ウェブ試験は15.7社だ。
インターネットの普及で比較的簡単にエントリーできるので、1人当たりの応募社数が大幅に増えた。その結果、人気企業は面接前に学生を大幅に絞り込み、さらに学生は大量にエントリーするという悪循環。
こうした試練は1年以上続くが、大学4年の12月になっても、2割は働き先が決まらない。最初に志望していた企業よりも条件が悪くても、正社員として採用してくれればいい、という心境になるのも無理はない。ところが、そんな企業にすら落とされるのだ。
社員は利益を生み出す消耗品でしかないという考え方だ
ブラック企業は、このように若者が労働市場に溢れ、代わりがいくらでもいることを背景に増殖している。
早く昇進しても、その後の展望ゼロ
戦後の日本型経営は、景気も右肩上がり。年功序列・終身雇用で生涯の賃金が保障されていた。ところが、グローバル化した市場経済では人件費が高くては生き残れない。実力次第で若者にも権限を与え、活躍できる場を、と成果主義を導入する会社が増えた。しかし、企業の利益は増加しても、従業員には還元されない。
今は厳しいとき。会社という船が沈んでは元も子もないだろう。我慢しろ。我慢できないなら辞めてもらって結構。社員は利益を生み出す消耗品でしかないという考え方だ。
大量に採用し、労基法無視で長時間働かせる。できない人はパワハラなどで自己都合退職に追い込まれる。実績をあげた者は店長・所長に昇進させるものの、昇進しても管理職だからと残業代を払わない。なんとか正社員として働きたいという若者の願いと、労働法を知らないことにつけ込んだ悪質な手口。これでは将来の設計ができるはずもない。辞めていく若者が多いのは当然だろう。
「ゆとり世代」だから辛抱が足りないのではない
就職後、3年以内に離職した理由をみると、その多くは待遇にある。「ゆとり世代」だから辛抱が足りないのではない。実際、厚生労働省が昨年末に発表した過酷な労働を強いる「ブラック企業」の疑いがある企業5111社への立ち入り調査で、全体の82%に当たる4189の企業・事業所で違法な時間外労働など労働基準関係法令の違反があったことがわかった。
1230事業所で1カ月当たり80時間を超えており、そのうちの6割(730社)が過労死の認定基準の月100時間を超える残業をさせていたのだ。決して小さい会社ばかりではない、企業規模別では従業員数300人以上が約31%で最も多かった。(遠藤 成=文)(PRESIDENT Online)
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社員を奴隷化するブラック企業の手口とは?「上から抑圧し、洗脳」
http://news.goo.ne.jp/article/mynaviwomen/bizskills/mynaviwomen-2063016.html
マイナビウーマン2014年4月3日(木)15:52
最近、よく耳にするようになった「ブラック企業」。インターネットで会社名を検索したら、すぐに「ブラック企業」という検索ワードが表示されるほど、今や働く人の常識にもなりつつあるブラック企業ですが、どういった手口で社員を働かせているのでしょうか。
■まずは洗脳から
ブラック企業の手口は、まず新入社員の洗脳から始めます。就業経験のない新入社員にとって、初めてみる会社のルールや常識を、これが当たり前だと徹底的に植えつけます。中には反論する新入社員や、従わない社員も出てきますが、その社員たちを徹底的に上から抑圧することで、何も言えなくさせます。
そうなると他の新入社員たちは、この会社はおかしいと感じていても、それを表だって口に出すことはしなくなります。新入社員同士の間でも告げ口をする者など出てくるため、不信感の塊になってしまい、どこにも相談することができなくなってしまいます。
中には会社がおかしいと思うことが悪のように考えるようになり、会社に洗脳されていくようになります。こうなると経営者の思うつぼで、休日出勤やサービス残業といった長時間労働が当たり前のようになってきます。
この洗脳によって、経営者の思いどおりに働く社員が増えてしまい、ブラック企業はいつまでたってもなくならないといったことになります。ここで洗脳されない人社員は、すぐに会社に見切りをつけ、転職していきます。
■宗教と同じ
ブラック企業はいわば新興宗教と似たようなものと言えます。新興宗教団体は教祖のカリスマ性を表面上は打ち出していますが、実際は宗教に入信させようとしている人を信者が取り囲み、長時間、いかに教祖さまが素晴らしいかを説くことで洗脳し、宗教に入信させたり、多額の寄付をさせます。
この手口は、そのままブラック企業の洗脳方法にあてはまります。
よくブラック企業に入社した方が、まるで宗教と皆同じように口を合わせて言うのも、こういった流れがあるからです。
ブラック企業に入社してしまい、その会社がブラックだと分かった上でも、会社を辞められない若者が増えています。日本の社会は継続こそが美徳とされており、我慢できないから逃げ出したと捉える方も少なくありません。
また、転職の際に、すぐに会社を辞めていると不利になるからという事も知っているため、一定期間はガマンし続ける若者が多いようです。
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ブラック企業に負けない!地獄の「職場ストレス」解消法3つ
http://woman.mynavi.jp/article/130918-015/
Update : 2013.09.18
労働基準法や労働組合法など、労働者を守るための法律を無視して、劣悪な環境下で従業員を働かせるブラック企業の立入検査を9月1日から厚生労働省が集中的に行うとのニュースがありました。
しかし、今回の対象はあくまで全国の約4,000社なので、根本的な解決は期待できません。全国の経営者に対するパフォーマンス的な意味合いが強いので、現状でブラック企業に勤務する方、ご家族が勤務している方は自衛の方法を学ばなければなりません。
身体が壊れてしまってからでは遅いので、今回はブラック企業に負けない、職場ストレスの解消法を考えたいと思います。
■ストレス対策のスタートは“ストレスを認める”作業から
近年は自己啓発の世界でプラス思考が徹底して推奨されているため、ストレスを感じる自分をなかなか認めたがらない人、認められない人が増えています。
しかし、ストレス対策で最も重要な作業は、“ストレスの認知”です。ストレスの解消法そのものは単純な作業ばかりなので、最初にストレスを感じている、ストレスに負けそうだという自分を認めてあげてください。
その上で、以下の3つを実践しましょう。どれも特別な器具や道具は必要としません。手軽に今日から始められる対策ばかりなので、早速やってみてください。
■1:職場でストレッチをする
過度なプレッシャーや居心地の悪さを感じる職場では、息が詰まって全身の筋肉が硬直します。作業効率も下がり、心にも悪い影響を与えるので、ストレッチを行ってください。周りの目が気になる場合は、トイレの中などで実践しましょう。
(1)両肩を上げて数秒静止したら、息を吐いて一気に両肩を下ろす
(2)両手を顔の前で組みながら前方に突き出し、お腹をのぞくように背中を丸める
(3)椅子に座ったまま、後ろを向く感じで体を左右にひねる
(4)首を回す
(5)両手を組んで頭上に伸ばし、胸を張る
(6)両手で後頭部を支え、親指で首の後ろを上から下に順番に押していく
呼吸を止めずに、10~30秒ほど伸ばし続けてください。伸ばしている体の部位に意識を集中し、顔には笑顔を作ると効果が増します。
■2:デスク周りや文房具に変化を持たせる
オフィスで使用するパソコンや文房具に、変化を持たせます。自分の好みに合わせて机の上の配置を変更したり、パソコン画面のレイアウトを変更したり、お気に入りの文房具を使用てみてください。自分好みの空間をデスク周りに作り上げると、緊張が和らぎます。
■3:笑顔になれる場所を作る
人は心の余裕を失うと、笑顔を失います。目の前の厳しい現実をシャットアウトするために、感情そのものを表に出そうとしなくなります。しかし、笑顔には自律神経のバランスを整えたり、免疫力を正常化させたりする効果があります。
親しい人間との交友の時間を増やす、趣味の集まりに参加する、自然と触れ合う、運動をするといった活動を心掛け、笑顔を取り戻しましょう。根本的な解決にはなりませんが、少なくとも心を病んでしまうリスクは回避できます。現実逃避だと言われても構いません。1日の中で1分でも笑う時間を増やしてください。
ちなみに、たばこやお酒でストレスを解消しようとすると逆に健康を害してしまう恐れもあります。可能な限りお酒やたばこには頼らないでください。
ブラック企業は退職しようとしても、次の人員が見つかるまで逃がしてくれない可能性もあります。退職を宣言してから待たされる時期に徹底的に追い込まれて心を病んでしまっては、社会復帰までに遠回りをするはめになります。自衛のために、今すぐ上述の対策を実践してください。
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