本朝徒然噺

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人形浄瑠璃と芝居のハシゴ

2008年09月15日 | キモノでお出かけ
9月15日(月・祝)
国立劇場文楽公演(第1部)と、新橋演舞場・新秋九月大歌舞伎(夜の部)に行きました。

国立劇場文楽公演(第1部)は、人形遣いの吉田清之助さん改め五世豊松清十郎さんの襲名披露興行。
なので、やわらかもので出かけました。
6日に歌舞伎座の昼の部へ着て行ったのと同じ、両面染めの江戸小紋です。
そして、帯は、13日に歌舞伎座の夜の部へ着て行ったのと同じ、秋草の刺繍の八寸帯。
単衣の着物は手持ちが少ないので、手を変え帯を替えて着回しております

文楽第1部の演目は、「近頃河原の達引(ちかごろかわらのたてひき)四条河原の段・堀川猿廻しの段」と襲名披露口上、そして、襲名披露狂言の「本朝廿四孝 十種香の段・奥庭狐火の段」。
襲名披露興行だけあって、住太夫さん、綱太夫さん、嶋太夫さん、鶴澤寛治さん、野澤錦糸さん、吉田蓑助さん、文雀さん、玉女さんなど、お歴々が第1部に揃って出演されています。
正面ロビーには、襲名披露祝いの目録が飾られた看板が立てられ(冒頭写真)、華やかな雰囲気を醸していました。

演舞場のほうは、海老蔵さん、亀治郎さんなど若手を中心とした座組による、「加賀見山旧錦絵(かがみやまこきょうのにしきえ)」の通しと「かさね」。

どちらも見ごたえがありそれぞれ楽しめたので、昼夜で劇場掛け持ちという長丁場の一日も、あっという間でした

文楽公演のほうは、日本髪好きのお友だち、ももかんさんとご一緒させていただきました(この日は二人とも日本髪ではありませんでしたが)。
ひさびさにお会いできて、嬉しゅうございました~

観劇日記は追々アップする予定です

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2 コメント

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デビューしました (やっぴー)
2008-09-21 23:14:17
私も文楽観て来ました。
夜の部でしたけど 
とってもよかったです。
もうウルウルしてしまいましたあ 
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やっぴーさま (藤娘)
2008-09-25 08:08:38
コメントありがとうございます

文楽、お出ましになったのですね~!
「奥州安達原」は、歌舞伎だと袖萩祭文のところだけ見取りで上演されますが、文楽だと鬼女伝説のところまで通しで上演されるので、いいですよね

東京での文楽公演は、発売後すぐに「完売御礼」になってしまう熱狂ぶりですが(文楽の本場・大阪での公演でさえ当日券が十分あるというのに……)、一時に比べると少し落ち着いてきて、チケットが若干とりやすくなってきた感がありますので、ぜひこれからもお出ましになってください~
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