風に吹かれて♪

笑ったり泣いたり 望んだりあきらめたり
。。。今日は明るく過ごせたかな

もう一つの洞山

2005年01月13日 | 日記
 8:30 神通ダム駐車場に集合。登山道整備という地味なボランティアだというのに大勢のメンバーが参加してくださる。幹事としてこんなありがたいことはない。週間天気予報では何とかモチそうだとは思っていたが、逆に、とんでもない残暑となり、フエーン現象で36℃を記録したとか。
しかし、山は風が吹き渡り、絶好の登山日和。ススキの海原が波打ち、紅葉には間がある木々の葉が朝日を浴びて梢で舞う。翌日の日曜が前線の通過とかで大荒れになったことを思えば本当にラッキーだった。
 年間計画では今日の整備は大乗悟山の予定だった。ところが先日、下見に出かけたら地元の人が刈ってくれたのか、手入れの必要がないことがわかった。それで急遽、行く先を洞山に変更した次第。洞山は去年も整備の伐開をしたが、一年でもう荒れていた。もとの登り口を変更したので道しるべも無かった。それで5ケ所に道標を立てることにした。杭や、杭を打ち込むカケヤ、カナテコ、電動ドリルの工事部隊。先行してヤブや木を刈る作業部隊。それと、仕上がりをチエックしながら後ろから登る監督部隊にちゃんと分かれるから不思議といえば不思議。もちろん部隊間の行き来は自然に行われる。
あらかじめ道標の看板は作っておいた。頭の中でアソコとアソコに立てようと、矢印の向きを決めて書いておいた。ところが一箇所だけ予定になかった場所に立てることになった。両面に文字を書いておけば何ともなかった。手抜きを悔いてもしょうがない。文字が逆さになっても方向さえ合ってればいいだろうと、エイッヤーで取り付けてしまった。もちろん賛否両論。

 こんな恥ずべきこと!とか、ユーモアあふれるセンス!とかの意見も。皆さんはどちらのカタをもちますか?現地の多数意見は、こんなの一つあっても楽しいのでは・・・に落ち着いた。
立ててしまったものはしようがない、と言う人もいたが。
 鉄塔着12時。宴会開始。この鉄塔が頂上だと思っている人が多い。が実は100メートルほど奥が最も高い。この登山道を作る前から松井会長が何度も下見をして、正確に頂上を割り出した。道を付けた当時はそこまで刈り開けて、展望の窓も開けたのだが、いつの間にか藪に覆われてしまった。去年の整備も鉄塔どまりで気になっていた。川口さんが、せっかくだからやろうや、と言ってくれた。伏江ビデオ報道官も、藪を刈りあけてるサマを撮らなければ絵にならない、と言い出して衆議一決。アルコール燃料の勢いで一斉に藪へ潜り込み、瞬く間に刈り上げてしまった。
           
おかげであらかじめ用意してた看板もすべて所定の場所に納まった。
 
 終日の快晴に恵まれ長老の坂井さん、蛯谷さん、橋本先生の参加もあり、おおいに盛り上がった。久しぶりの顔や、新たな顔ぶれなど、双嶺一家はいつも楽しい。