夏がすき…!! 7月生まれのせいか夏の日差しが好きです…♪

山崎勢津子です!ぐるーぷ・ふらいぱんは10年間活動しましたが解散しました。私は今後、朗読を中心に活動してまいります!

ドイツから義捐金

2011-04-16 | Weblog


フライブルグに留学中の倉谷千明さんが、4月10日にチャリティーコンサートを開いてくれました。写真の左から、飯村真理さん(バイオリン)、恩田佳奈さん(ピアノ・フライブルグに留学中。企画はこの方)、千明さん(ソプラノ)、西岡慎介さん(テノール、千明さんの夫)です。
会場は近くの語学学校。開演は11時。ご近所の方々も「日曜の午前中は本当はミサに行かなきゃいけないんだけど、日本の為になることだから神様も許してくださるとおもうから、行くつもりで考えてるわ」といってくださったとか…。

プログラムは、一部バイオリンとピアノ、そして二部は歌とピアノ。日本歌曲とドイツのオペラアリアに、オペレッタとイタリアオペラの曲を2人で7曲。ご夫婦の久々の共演で楽しかったそうです。アンコールには武島羽衣作詞、滝廉太郎作曲の「花」を出演者全員で演奏。日本語が全く分からないドイツの方々も「花」に感動してくださったようです。

西岡さんは音楽祭が公演中止になり、トゥーランドットの稽古が始まるまでの1か月間フライブルクに滞在予定なのだそうです。戻ってそうそう、ご近所さんに挨拶もそこそこに「お前さんの家はトウキョウなのか?」「トウキョウはもう放射能で住めないんだろ?」「日本からドイツに放射能を持って来てないだろうね」「日本はもう放射能で住めないそうだけど、アンタはどうするんだ!?」「日本の原発で今働くと1日3000€もらえるんだろ?」などなど…こちらが何度も「東京はあなたが思っている以上に落ち着いています」「日本全部が危険ではありません。」と言っても聞く耳持たず 「だって(ドイツの)テレビで見たよ。日本はもう終わりだろ!?」とものすごい勢いでまくし立てられ・・・とブログに書いていらしたのですが、10日のコンサートでは多くの方が入場料以上の額の募金をして下さったそうで『お金はすぐに日本赤十字に送金させていただきました。こんな大金を募金として送金したのは生まれて初めてです。ちょっとドキドキしました。』 とコメントしていました。若い人たちが、日本を離れていても応援してくれています。
…このところ私は、震災の記事や原発の報道に接すると、気持ちが不安定になる日々なのですが・・・頑張らなければいけませんね。

ところで、千明さんはドイツ国立フライブルク音楽大学大学院に合格。たった1人という狭き門を満点合格で突破したそうです。…のであと2年はフライブルグに滞在です。彼女はまたスイスのバーゼル劇場/オペラ研修所の入所試験も受けることになったそうです。国際的なプリマドンナの誕生…が楽しみです!!

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