3月23日、佐倉市の「香多瑠亭(かたるてい)」朗読会にはじまり、3月25日、お江戸両国亭で「安房直子特集」。3月26日、池田武志と其の仲間達によるチャリティ公演。4月2日、第63回 ハートストリングス語りと朗読の会。4月16日、伊奈町のカフェ「寧」にて、朗読会「扉の向こう」其の九の5つの朗読会がすべて終了しました。5つの公演で3つの作品を上演しました。さねとうあきら作「おこんじょうるり」、安房直子作「海の館のひらめ」、菊池寛作「入れ札」です。短期間にもかかわらず、2つの公演に来て下さった方もいらして、本当に感謝です。
「おこんじょうるり」は一昨年、さねとう先生に上演許可をいただいていたのですが、チャンスがなくやっと朗読する機会に恵まれました。しかし、4月の初めにさねとう先生が3/7に亡くなられていたことを知りました。享年81。・・・直接、お目にかかったことはありませんでしたが、一度だけ電話でお話しをさせていただきましたのに残念でなりません。「これからもさねとう作品を、広めてください」とご遺族の方からお便りをいただきました。さねとう作品のレパートリーを増やすことが恩返しになると信じて、精進したいです。
4/16の『寧』には、次男の同級生のお母さんで、学童保育で働いていた時の同僚でもあるSさんから、生け花(草月流)の差入れが・・・。開演2時間半前にいらして床の間に素敵に活けてくださいました。「生け花にも本番が大切。花を生けることのできる、いろいろな場が欲しい」と挨拶されました。朗読も生け花も同じなのだとつくづく驚いてしまいました。
この公演期間中に、昨年の暮れから老衰のすすんでいた母親が旅立ちました。90歳でした!!2歳下の叔母も昨秋亡くなりました。一緒に育つことのなかった姉妹なので、今頃は一緒にゆっくりしていてくれると思っています。