今日は薬害イレッサ東日本訴訟の判決日でした。・・・以下はWeb上のＮＨＫニュースより・・・
『重い副作用が相次いだ肺がんの治療薬「イレッサ」を服用して死亡した患者の遺族たちが、副作用の情報が十分に伝えられていなかったと訴えた裁判で、東京地方裁判所は、国と製薬会社に賠償を命じる判決を言い渡しました。イレッサを巡って国に賠償を命じる判決は初めてです。
この裁判は、肺がんの治療薬「イレッサ」の投与を受けたあとに重い肺炎で死亡した患者の遺族らが、「副作用に関する情報が十分伝わっていなかった」と主張して、東京と大阪で起こしたもので、このうち東京では、死亡した患者３人の遺族が、薬を承認した国と、輸入販売元の製薬会社「アストラゼネカ」に損害賠償を求めていました。２３日の判決で、東京地方裁判所の松並重雄裁判長は、国と製薬会社にいずれも賠償を命じました。大阪地裁は、先月２５日、製薬会社に賠償を命じる一方で、国の責任は認めない判決を言い渡していました。』
「イレッサ」投与後、間質性肺炎で亡くなられた三津子さん（享年３１歳）のお父様が書かれた闘病記を朗読させていただいたことがきっかけで、私は「薬害イレッサ東日本訴訟原告弁護団」をささやかですが応援してまいりました。今日の判決は国と製薬会社に賠償命令がでたことで画期的です。
…でもこれからもいろいろ大変だとは思うのですが、ひとまず奮闘した弁護団、支援の方々・・・そして三津子さんとお父様に
おめでとうを伝えたいです。
