今夜は六本木シンフォニーサロンで１０回目の朗読パーティーＳＴＯＲＹＢＯＸの公演でした。この日のために２ヶ月間、週に１～2回の稽古をつんできました。私が演出を担当した宮沢賢治の「セロ弾きのゴーシュ」班には、６人の出演者の内、タイムリーに今年入った新人さんが３人いましたので稽古はなかなか大変でした。朗読とはいえ芝居の稽古のような方法をとりました。今までのＳＴＯＲＹＢＯＸより稽古もたくさんしましたが、みな熱心に取り組んだと思います。私が最初に「セロ弾きのゴーシュ」を上演したのは、なんと次男の保育園の年長組でして２２年前のことです。以来なんどか芝居にしたりリーディングにしたりして上演しましたが今回私としては５年ぶりの取り組みでした。何度やっても面白く飽きることがないのが賢治さんの童話ですね。出演した人たちにも５年、１０年経ってから是非また振り返ってもらいたいと思います。今回の稽古ではひとつの作品を皆で力を合わせて創ることを目標のひとつにしました。個々の優劣を競われることの多い私たちの仕事ですが、チームプレーの大切さを知ってもらいと思ったからです。どのくらい実現できたかは…やはり時間が足りなくなってしまった気がして何とも言えないのですが、お客様からいただいたアンケートの中に「たくさん稽古したことがわかる舞台でした」と書いてくださった方がいて何より嬉しく思いました。
写真はリハーサル風景です。集合写真をクリックすると大きく表示されますよ～！
今年の冬はさむ～～い！！
節分の今日は父の命日でもあります。早いものでもう５年が経ってしまいました。来年は７回忌です。父は８５歳で突然自宅で亡くなりました。事故ではなく、病気だったわけでもなく、いわゆる「ポックリ」亡くなったわけでしたので、お友達のお年寄りには羨ましがられていました。…でも家族はやはりびっくりしてしまいますね～。