夏がすき…!! 7月生まれのせいか夏の日差しが好きです…♪

山崎勢津子です!ぐるーぷ・ふらいぱんは10年間活動しましたが解散しました。私は今後、朗読を中心に活動してまいります!

宝井梅福さん!

2011-08-28 | Weblog
昨日の昼ごろ宝井梅福さんからメール届きました!!

明日の日曜日、もしもお時間ございましたらぶらっと川越に来ませんか?
というよりも、お助けくださいませ。

宝井梅福「レトロ倶楽部」其の弐
日時 8月28日(日)午後2時開演
場所 川越市中央公民館分室 3号和室(小泉八雲ゆかりの旧久松邸)
会費 千円(お菓子、お茶付き)

梅福さんとは彼女が講談の世界に入る前、中川智恵さんの芸名で活動していらしたころに朗読会で何度かご一緒いたしました。ご自身の勉強会『智恵の輪』に出演させていただいたこともあります。宝井琴梅師匠に入門したと聞いたときにはビックリ!! あれからもう13年だそうです。昨年の10月に真打に昇進されて梅星から梅福師匠になられたのですが、まだお祝いににも伺っていませんでした。川越の町では、ふらいぱん時代にも何度か公演をしているしいろいろな思い出のあるところなんです。それで、ぶらっと出かける気になりました
さて伺ってみましたらお客様は私を入れて8名… 「お助けくださいませ」の意味がわかりましたでございます。

本日の演目は「曲馬団の女」「ホタル帰る」で、両方とも昭和20年頃のお話でした。「ホタル帰る」は創作講談でできたばかりの時に上野に聞きにいって以来です。
今日のような少ないお客様の前でやるのは、実はとても大変です。でも面白かったですよ。ちゃんと10年以上講談の世界で頑張ってきただけのことはあるなと感心しました。
来月9月24日(土)午後2時開演で「レトロ倶楽部」其の參が開かれるそうです。お時間のある方、是非…。私はこの日はダメかもしれないのですが…。

帰り道ぶらぶらと仲町交差点まで歩きました。途中に琴梅師匠の辻講釈のポスターあり。辻講釈は大変でしょうね…。仲町から先は「蔵造りの街並み」で電柱や送電線がありません。お正月に行くと一軒一軒のお店がそれぞれご自分の商売をモチーフにした門松を飾っています。少し先に行くと「時の鐘」「菓子屋横丁」ですが、そちらには行かず松本醤油店によりました。日曜日はお休みかと思っていたのですが年中無休で、元旦も営業しているのですって!! はつかり醤油おいしいのですよ。炊き込みご飯の素もたくさん買ってしまいました。
それから袋物と畳おもての草履を買いました。部屋履きにするつもり…。思いがけずの川越の休日となりました。
梅福さん! 真打昇進のお祝いには別途伺いますからね…

早起きをして…

2011-08-07 | Weblog
私は宵っ張りの朝寝坊(完全に昼 夜が逆転している桜隊の事務局長には負けますが…)なので、早起きは苦手です。しかし原爆忌の会のスタッフの集合時間はAM7:00です。
ここ最近は息子が原爆忌の会の音響を担当しているので機材と一緒に運んでもらいますが、息子も昼夜逆転気味なもので起こしてもなかなか起きなくて毎年遅刻をしてしまいます。
今回も準備のあとに桜隊が広島で上演していた三好十郎「獅子」を読んでいたら3時半になってしまいました。それでも5時40分には起きて朝ごはんのおにぎりもつくり出発!!
それにしても「獅子」は面白い戯曲です。今年の10月に文化座が32年ぶりに再演します。32年前の公演には私も出演していたのですよ。
「獅子」は1945年に桜隊と文化座とで上演されています。移動演劇で上演されるのですから、当時の国策に叶った戯曲です。でも今読むとどうしてなかなかの反戦劇です。鈴木光枝さんが『すぐれた戯曲は時代を歩く』とおっしゃっていたのを思い出します。
主な配役は桜隊では吉春(父)=丸山定夫・紋(母)=園井恵子・雪(娘)=利根はる恵
文化座では吉春=山形勲・紋=鈴木光枝・雪=河村久子
桜隊が上演した戯曲を、現在の私たちが見ることができるって素敵なことだと思うのです。

園井恵子さんは8月6日が32歳の誕生日でした。
《写真をクリックすると拡大されます》

桜隊原爆忌の会

2011-08-03 | Weblog



8月6日がやってきます。
今年は劇作家・演出家のふじたあさや先生の講演と、たかはしべんさんのコンサートです。

あさや先生は1981年に戯曲「臨界幻想」を青年劇場に書き下ろし、千田是也先生の演出で上演しています。はからずも福島第一原発を舞台に、希望に燃えて原発に就職した若者が被曝して命を落としたのを、死因に疑いを持った母親の目で追求していくという芝居です。この戯曲は公になっている文書のみを資料にして書かれたそうです。当時も取材などは出来なかったと打ち合わせの時におっしゃっていました。劇のラストはあきらかに炉心溶融がおこって放射能が撒き散らされるという場面で終わりますが『結果としてそれはチェルノブイリ事故を予言し、今回の福島の事故を予言したことなった。そのころは原発安全神話がまかり通っていたから、私たちの芝居は国の政策に反するプロパガンダか、いいとこSF扱いだった。それでも原発所在地、予定地を巡演した中で、いくつか原発建設を断念したところが出たのは、われわれの芝居のせいだけとはいわないが、してやったりという思いがした』と、最近の青年劇場の季刊誌にあさや先生が書いておられます。

2011年8月6日(土)午前10時30分より/参加費3千円(昼食付)/五百羅漢寺(最寄り駅は目黒)にて/ 要予約 桜隊原爆忌の会事務局:03-3667-1890まで

ところで蝉が鳴きはじめましたね。1日の朝、駐車場に抜け殻がたくさんあったそうです。昼頃にはちょっと大人しい感じでしたが鳴いていました。2日に新宿区のスタジオに仕事に行きましたら、駅からの道すがら、やっと降るような蝉しぐれを聞きました。毎年、原爆忌の会は猛暑の中で行われるのですが今年の天候はどうなるでしょう。