舞台上での出来事が信じられ、その中で生きられるように、役をひたすら考え作る。
稽古をしていくと外的に、良い動き、良い物言い、が生まれてくる。確かに、それは、ある目安になる。けれど、その良い動き、良い物言い、をなぞちゃいけない。確かに、、その良い動き・良い物言いをすれば、それ風に見える聞こえるが、動きや物言いに集中するあまり、それが生まれた心を忘れてしまうのだ。なぞるべきは、その心が生まれた背景（役の在り方、他との関係、ドラマの流れなど）なのだ。毎度、違う動きや物言いになるかもしれないが。それが、舞台で生きるということなのだ。
午前中は、トレーニング、やら執筆やら。
昼から、「ダンシング4」の稽古。
大分、日が暮れるのが早くなった。稽古が終わって18時を過ぎると、外は黒。秋だな。朝も夜も過ごしやすい。ラストスパートをかけるには、いい気候だ。
舞台をやるなら、腹式呼吸は必須。運動系の人・踊系の人に、それが不得意の人がよくいる。お腹を閉めたり引き上げたりするのが、彼らの姿勢なので、丹田に息を落とすのは、不得意。かく申すボクもスポーツマンだったので、今もって複式を忘れることがある。そういった場合、喉に負担をかけたり、息が短かったり、体が固まったり、相手役やお客さんとの呼吸が合わなくなる。
歌が上手くなってる。
メンバーの歌のレベルが上がっている。少なくとも歌い慣れている。演技すること、踊ること、は日常茶飯事レベルだけれど、歌はそれらに比べるとちょっと引けてるように思っていた。それが、呼吸をするように、遊ぶように、演じたり、踊ったり、歌ったり出来る、集団になりたい。