Little by Little

慌てず騒がず

9月2日

2020年09月03日 | 日記
セリフは間をおかずに言うものだ、立て板に水のように言うのだ、こういう状況の時には、こういった動き方をするのだ、位置を取るのだ、etc.
確かにそれはある。けれど、それはあくまで、大まかな聞こえ方見え方であって、不変じゃない。それが、演技だと思い込んでいる俳優たちがいる。それはある意味楽チンだ。他の俳優に迷惑かけないし、大方のお客様は騙すことができる。けれど、舞台の上で生きようとすれと、毎回気持ちは違うし、毎回相手の出方が違う、それをドラマとしてその場で作っていかなければならない。そんなことを吹っ飛ばして、いつも同じ間、話し方、動き方をして、安住しているのだ。