子どもの頃、正義・世界・人間・恋・矛盾・楽しさetc.をドラマから教えられた。あたかも自分が登場人物であるかのように、疑似体験をしていた。それは、文字などよりも強力だった。今度は、自分が伝える番だと思った。
気持ちそのまま声にすればいい。
と、言うは易し行うは難し。
たとえ、それが出来たとしても、声が鍛錬されていなかったら、お客様に届かないから、だめなんである。
普段から、きっちりお話ができる人なら、ちょっと訓練すれば。でなれば、腹式呼吸とアーチキレーションの訓練をしないと。
けれど、テレビや映画など、マイクで声を拾ってくれるジャンルの俳優さんは、この範疇に含まれないかな。