やっぱり、演劇はアートでエンターテイメントでありたいと思う。主張もするけれど楽しんでももらいたい。黒澤明はそこが凄いんだ。
アーティストには休暇はない。休暇を利用して、たとえば「ディズニーランド」に行こうものなら、その面白さの理由を探ろうと、目を配るのに忙しい。そんなことも考えずに、ただ楽しめる人は、大物だ。あるいは、ほとんどはアーティストなんかじゃない。
今日は、市民ミュージカルの装置を片付ける日。しまっておく場所などないので、細かく切って、ゴミ処理がしやすいようにする。出演した子供たちやその親御さんたちも大勢やって来て働いてくれた。初めて金づちやのこぎりや電動具を使う子、子供と一緒にものを運ぶお母さん、など。、装置を家に持って帰る子も何人か。四か月間、一生懸命に稽古した分、愛着があるのだろう。
帰宅して、脚本、音楽、装置図、などを整理してひとつにまとめた。反省もつけて。
今年の市民ミュージカルが終わった。
帰宅して、脚本、音楽、装置図、などを整理してひとつにまとめた。反省もつけて。
今年の市民ミュージカルが終わった。
市民ミュージカルが終わって、大きな波を乗り切ったので、去年の夏から続いてきた生きた心地がしない緊張の連続に、ひとまずは休止マーク。ここまで公演のごとに喜びはあったものの、後頭部にはいくつも次の作品がねじ込まれていて、精神衛生上、最悪の状態だった。追いかけられていた立場が、あと少しで追いかける立場になる。楽しくなってきた。