Little by Little

慌てず騒がず

10月30日

2019年10月31日 | 日記
舞台の上では、様々な衝動やアイディアが浮かぶ。それに身を任せる。けれど、出来れば、工夫は舞台の上ではせず、稽古の中で身に沁み込ませた方が。舞台の上では心の動くままに演じる方が。それは相撲取りと同じで、作戦を立て体にそれを植え付けたら、立ち合いでは体の動くままに任せるのと同じだと思う。

10月29日

2019年10月30日 | 日記
時間があるだけ稽古をしたいと思う。演出の場合は、いくらでもアイディアが出るし、俳優たちは常に成長しているから。俳優の場合は、体も心もその役になって自由自在になるまで。時間が足りなさすぎる。

10月28日

2019年10月29日 | 日記
今日は「にこ茶」の稽古。子どもたちが思い切りのいい演技をしていた。子供が演技をする場合、戸惑いや恥ずかしさかを克服するのには大変な努力を必要とする。それ自体がゴールのような状態がほとんど。けれど、「にこ茶」は超えている。大人の俳優だって、自分をストレートに出すことが難しいのに、それを実現している。たとえ、出てくるものは未熟だったり、バリエーションが少なかったりしてもだ。

10月26日

2019年10月27日 | 日記
秋公演フォークソングドラマ「春でもないのに」は、好評の中、今日(10月27日)千穐楽を迎えます。好評ですが、再演は皆目見当がつきません。ご覧になりたい方は、諦めずに、下記の問合せのところまで、ご連絡下さい。
劇団鳥獣戯画 第96回公演
フォークソングドラマ「春でもないのに」脚本・演出・振付け・出演
流されるままにサラリーマン生活を送っている吉沢隆。
そこへ、郷里・和歌山の友人、山田一平からの電話。
高校時代、共にフォークグループを組んでいた高梨和也が癌で倒れ、余命1か月余りだというのだ。
山田は1か月後の「村おこしフォーク祭り」にグループとして出場し、高梨に有終の美を飾らせてやろうと提案する。
しかし、躊躇する吉沢。
かつて、三人のフォークのフォーク活動が波に乗り、夢のフォークジャンボリーに出演する日、進学を望む父の阻止にあって、吉沢は二人を裏切ってしまったのだ。
そして、その日以来、吉沢はギターを捨て、高梨とは口もきかない仲になっていた。
30年たった今でも、その傷は吉沢に大きくのしかかっていた。
そんな折、吉沢の部下が「蝉の研究」という夢の為に早期退職する。
その退職祝いの帰り道、楽器店のショーウィンドーにかかっていたギターを見た吉沢は、思わず店に飛び込で…
日時 27日13時
   27日17時
会場TACCS1179
(西武新宿線 下落合駅北口より徒歩1分)
全席指定
一般 4,800円 高校生以下 3,000円当日券は全て500円増し
予約・お問合せ
電話03ー5809ー4023 佐藤
Real Heaven


10月20日

2019年10月21日 | 日記
今回は、一ヶ月ほど前から通し稽古をしているおかげで、ジタバタの度合いは、初演の作品に比べるとかなり低い。けれど、稽古場と劇場、稽古と公演は全く異なるので、その差をなくすためのエネルギーと神経はやはり使う。