今日は、オフ。やっぱり、ホッとするな。稽古は、バトルだから。よい作品を作るために、懸命に考えて動いて、ある時には、意見がぶつかったり。とにかく、このメンバーで出来る最高のものを目指す。そんな緊張から、ちょっと離れる。買い物やら、整理やら、仕事日にはやれないことをして、
本当に時間がない。新聞などは、隅から隅まで読むのだか、読み出して、こりゃダメだ。と思ったら、その記事は飛ばして、次に移る。本でもビデオでも同じだ。面白しろいものは、まだいくらでもあるのだから。
劇団は、定期公演の他に、レパートリー公演を平行してやっている。だから、昼過ぎからは定期公演稽古、午前中は、レパートリー公演の稽古ということになる。途切れなく稽古をしているメンバーがいる。そして、演出家が、
「六才のボクが大人になるまで」を見た。本当に、六才の子どもが十八歳になるまで、撮った映画ということだ。周りの共演者も同じように年をとりながら演じている。そんな映画作り自体、すでに大きな力を持っている。脚本もいい。感じられた一番大きな力は、人生というものだ。