もう5年ほど前に孟徳の頭が震えるという記事を書きました。その後、孟徳とおなじような症状を見せるフレンチブルが珍しくないことを知りましたが、この症状についてまとまった医学的文献記載をみつけることがありません。
最近、英語のサイトですが、「これだ!」とおぼしき記事をみつけました。
ここ
震えている様子の動画もあります。
「突発性頭の震え症候群」(Idiopathic Head Bobbing Syndrome )
と名付けられています。
「症候群」と呼ばれているだけあって、原因不明の症状のようですが、
記事内容はとてもよくまとまっていてわかりやすいです。
理解した限りでのポイントを書きますと;
●ドーベルマン・ボクサー・キャバリア・ブルドッグ等の犬種に見受けられる
●時間をおいてしばしば繰り返す。
●検査をしても原因究明されない。
●殆どが悪さすることなく、問題無く生活できる。投薬は副作用がかえって×。
●低血糖・低カルシウムが原因のケースもある。
●名前を呼んでも反応しない場合にはコントロールできない発作の可能性がある
(head bobbing in dogs やIdiopathic Head Bobbing Syndrome で検索すると他の英語サイトや
youtubeで震えている様子の画像がたくさん見ることができます。)
孟徳は今10才ですが、未だにこの頭の震えは続いています。
悪化するでもなく、なくなるでもなく、孟徳の一部になってます。
実は越前と玄徳も1-2回同じように震えたことがあります。
うちは詳しい検査は結局しませんでしたが、
見た目がちょっと、「脳の病気か??」と飼い主心配になる様相なので、
大学病院での検査をされる方も少なくないと思います。
全ての子にあてはまるわけでは無いと思いますが、良く見られる無害な症状のようです。
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