
濡れた路面に緑色の落ち葉。
雨降りの日にお散歩。お供はコンパクトデジカメです。

メジロの背中のような緑色をした葉っぱ。雨に濡れてツヤツヤ。

雨のせいか人通りの少ない道に流れる、緑色の時間。
やがて風が吹き始め、ひざから下が雨でぐっしょり濡れてしまいました。雨粒も大きくなって、靴にも雨が染みてきました。歩調に合わせて、靴の中でぐちょぐちょと水が動きます。こうなったら開き直って雨を楽しむべし。
コンパクトカメラで正解でした。こんな天気では、一眼レフは完全に持て余してしまいます。
雨の日は、大きな機材を持って歩くには不便です。
一眼レフの雨対策はかなり大がかりです。カメラ本体が濡れないようにカバーで覆うのは当然ですが、カバーをかけたからと言って雨ざらしで撮影するわけにはいきません。レンズが濡れると写真がぼやけてしまいますし、カバーのすき間から雨水が浸入する危険性もあります。
結局、カバーをしても傘が必要になります。
傘を持ちつつ一眼レフを手持ちで構えると手ぶれの危険性が高くなるので、三脚か一脚が欠かせません。おまけに、大きなカメラを傘で守ろうとすると、撮影者が傘の外に追い出されてしまい、背中がびしょ濡れになります。カッパも着ないといけません。カメラバッグの雨対策も不可欠です。
結局必要なものは、カメラ用のカバー、傘、三脚 (少なくとも一脚)、カッパ、雨に強いカメラバッグ、等々。
これじゃお散歩とは言わないよ。
雨の日のお散歩に連れて行くカメラはコンパクト機に限ります。