みぃちゃんの頭の中はおもちゃ箱

略してみちゃばこ。泣いたり笑ったり

もうひとつ扉を開くよ

2009年04月23日 22時39分20秒 | 明日への一歩
私は本当は何をしたかったのか、また考えてしまいました。

考えても仕方ないんだよね。
やってみればいいんだよね。
やってみれば向いてるかどうかも分かるんだよね。
想像以上に面白いかも知れないしね。

ここ2ヶ月ほど、ダブルワークをしようとアルバイトを探しています。既に仕事を持っていて、そこからどう世界を広げるか、という位置にいます。現状でも収入があるので、バイトを探さなくても生きてはいけます。

でも、世界を広げてみたい。

私はもともと男の子の体で生まれましたが、現在は女性として生活しています。女性として生活し始めて以来、世間との摩擦がたびたび発生しました。普段は何事もなく生活していても、名前を呼ばれるなど、何かの拍子に元の性別が知られるたびに、冷たい視線にさらされたり、好奇の対象として冷やかされたりしてきました。次第に自分に自信をもてなくなり、人と接するのを避けるようになりました。世間は敵だと思っていました。

自信を取り戻したい。そのためには経験が必要。多くの人が普通に接してくれるという経験を積まなきゃ。世間に出て行って、普通に受け入れられる経験を積まなきゃ。

仲のいい友達が私の存在を認めてくれるのは嬉しい。でも、認めてくれるのは仲のいい友達だけなのか、それとも多くの人が認めてくれるのか。そのことも確認したい。

戸籍を変更して女性らしい名前に変えたことで、前より生きやすくなったはずです。生きやすくなった分、行動範囲を広げなきゃ。せっかく生きやすくなったのに、生きにくかった時期と同じ世界に閉じこもってちゃ、もったいない。今まで私をつまはじきにしてきた社会に食い込んでみる。

生まれてからずっと、女性として仕事したくても かなわなかった。それができるようになったんだから、女性として仕事に就きたい。扉が開いたんだから、扉をくぐってみる。扉の向こうの世界をのぞいてみる。

本当は何をしたいのか自問して扉さえ開けずに終わるより、扉の向こうをのぞいてから引き返すほうが人生が豊かになるはず。もちろん、居心地がよければ、そのまま扉の向こうにいればいい。

これからも、何かにつけて迷うでしょう。弱気になるでしょう。でも、勇気を出して新しい扉を開いたら、まぶしいほどに明るい世界が広がっていました。

もうひとつ、扉を開くよ。



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