請求書の郵送とWeb閲覧

ソフトバンクから他社への乗り換えを検討し始めて以来、携帯各社のサービスを比較しています。各社のカタログを見比べているうちに、ちょっとしたことに気づきました。

どの通信事業者を選んでも必ず付いてくるのが利用料金の請求書。以前は毎月必ず請求書が紙に印刷されて郵送されてきましたが、今では各社とも郵送のほかにオンライン請求書のWeb閲覧が選べます。

郵送を選んだ場合は、紙に印刷された請求書が毎月郵便で送られてきます。

オンライン請求書を選んだ場合は、利用者が自分でWebにアクセスして (オンラインで) 請求額を確認します。

どちらを選ぶかは人それぞれです。紙で見たい人もいるでしょう。金額を一瞥 (いちべつ) するだけの請求書が紙で送られてくると処分が面倒と言う人もいるでしょう。

紙の請求書を選ぶかオンライン請求書を選ぶかで、通信事業者ごとに料金に微妙な差があります。

ドコモの場合、請求書を郵送からオンライン請求書 (eビリング) に切り替えると105円引いてくれます。auの場合は、郵送からオンライン請求書 (Web de 請求書) に切り替えても何も特典は付きません。ソフトバンクにいたっては、契約時にはオンライン請求書 (オンライン料金案内) が選択されており、郵送に切り替える場合は別途申し込んだ上で毎月105円を支払わなければなりません。

通信事業者	ドコモ	au	ソフトバンク
郵送の場合の料金	無料	無料	105円
オンライン請求書の場合の特典	105円引	値引きなし	値引きなし
オンライン請求書サービスの名称	eビリング	Web de 請求書	オンライン料金案内

通信事業者としては、請求書を印刷して郵送するより利用者自身にWebで閲覧してもらうほうが郵送料や用紙代・印刷費の点で有利ですが、浮く経費を利用者に還元しているのはドコモだけです。