先週の木曜日の夜、東伊豆某所で今年2番目に撮影した彗星はコレでした。
【串田彗星(144P)1/11】
キヤノンEOS Ra+タカハシε-180EDC,F2.8,ISO3200,STARRY NIGHTフィルター,1.6倍クロップ,
総露出時間30分(2分×15コマ,加算メトカーフコンポジット),タカハシEM-200Temma2M赤道儀,
口径25mmガイド鏡にて恒星オートガイド,トリミングあり,静岡県東伊豆町にて
1994年1月に八ヶ岳南麓天文台の串田嘉男さんが彗星パトロール目的で撮った写真から発見した短周期彗星です。
公転周期は約7.5年で、0.5年の端数があるため、2回帰(≒15年)ごとに好条件で観測される巡り合わせになってます。
発見から3度目の回帰となった2009年には予想最大光度の10等を上回る約8等まで明るくなり、
個人的にその回帰時に小型双眼鏡で眼視確認するとともに初撮影した経緯があります。
今回の撮影時の光度は約10等で、大きく広がった青緑色のコマが西(右)側に少し伸びたようなイメージに見えますが、
顕著な尾は確認できません。
今回帰では今月後半に9等台の最大光度に達するとみられていますが、この先しばらくは月明かりの影響を受けるので、
月の出の時間が遅くなる今月末から2月初旬にチャンスがあればまた狙ってみたいと考えてます。
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