日曜日の夜に撮影した木星がこちら↓
【木星 2018/07/01夜】
口径18cm望遠鏡+2.5倍バローレンズ+ADC+冷却CMOSカメラ(ZWO ASI1600MC-cool),
合成F値=30,約2分間のキャプチャー動画から約4300コマの良像スタック
この日のシーイングはまずまずでした。木星は日没後、薄明が残る時間帯にもう真南より西に
位置するようになってきましたので、今期の観測シーズンも終盤って感じです。
撮影時に中赤斑が中央付近に来ているところでした。この木星面は6/2撮影時とほぼ同じですが、
その時と比べると中赤斑とその上にある白斑の相対的な位置が変わっているのが分かります。
また、左端には大赤斑が少しだけ写っていて、中赤斑との距離が徐々に短くなってきてます。
いずれ大赤斑の上に中赤斑が並ぶ日が来るんでしょうけど、来年以降の現象になるかな?
木星の撮影後に土星も狙ってみました↓
【土星 2018/07/01夜】
口径18cm望遠鏡+2.5倍バローレンズ+ADC+冷却CMOSカメラ(ZWO ASI1600MC-cool),
合成F値=30,約2分間のキャプチャー動画から約2150コマの良像スタック×8コンポジット
前回の6/3撮影と同等のクオリティでした。もっと気流が安定して像の揺らぎが治まらなければ、
この先の自己ベスト更新は難しいかもしれません。
ちなみに土星は6/27に衝(太陽と正反対の方向に位置すること)を迎え、観測好期になってます。
この後、昇ってくる時間が日毎に早まり、今月末には21時台に真南に見えるようになります。
さて、windy.comによる撮影時間帯の風の状況は次のとおり。
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13.5km:SE 7.9m/s 5500m:E 9.0m/s 900m:E 5.2m/s
11.7km:S 12.0m/s 4200m:E 8.7m/s 750m:E 5.6m/s
10km:S 9.2m/s 3000m:SE 6.1m/s 600m:E 6.6m/s
9000m:SE 7.4m/s 2000m:SE 6.5m/s 100m:SE 5.5m/s
7000m:SE 6.2m/s 1500m:SE 5.3m/s 地表:SE 5.4m/s
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未明の火星撮影時と比べて全体的に風は弱めだったかも。
梅雨明け以来、強風が吹き荒れることが多いんですけど、この2晩は比較的穏やかだったようです。
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