冬至の晩から天皇誕生日の明け方にかけて活動ピークと予想された「こぐま座流星群」を狙いました。
通常の出現数は5個以下/時と言われているので、先日のふたご座流星群と比べるとショボイですが、
数十個/時の活動を示したこともある気まぐれな群なので何が起こるかわからない一面もあります。
1個でも写せればイイやって軽いノリで、2014年以来となる撮影チャレンジとなりました。
選んだ撮影地は伊豆稲取です。今回はカメラ1台で勝負。赤道儀にコンデジ(ソニーRX100M3)を載せ、
例によって「スタートレイル」アプリを使用した残像出し動画で記録。
夜明け前に撮れたのがこちら↓
目的の群流星は短い経路のものがいくつか捉えられたようです。
しかしまぁ、それより圧倒的に多いのは破線状の光跡で、その中には飛行機もありますけど、
ほとんどが人工衛星です。撮影時間は数十分レベルですが、こんなに写野を横切るとはねぇ。
流星群を狙ったつもりが人工衛星だらけになってしまったようで・・・
AstroArts社のステラナビゲータでシミュレーションしてみたら、こんな感じでした↓
たくさん写ったのがうなずけますね。
今回は北の空を狙ってたんで、この程度で済んでますが、シミュレーションしていたら天の赤道付近は
もっと過密になることに気付きました。大気圏外で交通戦争が勃発しないものかと心配になります。
いずれ地球は太陽系の内惑星で唯一の「環」を持つ天体になったりして?