9月19日の晩、木星と天王星が見かけ上、大接近します。
その間隔は1度未満で、満月2個分を切るぐらい。そのシミュレーション図はこちら↓
(アストロアーツ社ステラナビゲータによる21時におけるシミュレーション)
円は一般的な小型双眼鏡で見える範囲の中心部(3度)に相当します。
宵の口の時間帯に木星は南東の空に明るく輝いていますので、すぐ見つかるはずです。
そこに双眼鏡を向ければ、図のような光景を見ることができます。
下の明るい星が木星で、その右側には明るい衛星が並んでいて、数倍ぐらいの倍率でも
なんとか確認できるでしょう。
天王星は木星の左上に見え、明るさは約6等と木星の衛星より少し暗い程度です。
こちらは小さいので、双眼鏡では残念ながら面積体には見えないと思います。
天王星を生で見るチャンスは少ないと思いますので、
双眼鏡をお持ちの方はご覧になってはいかがでしょうか。