最近悪女シリーズを多く読んでいますね
そういう時期なんでしょうw
前回の「ヒトリシズカ」等もひどい物語でした
が、
今回はちょっと違うベクトルです
多重人格者、いわゆる解離性同一性障害の話です
一時期、FBIなんちゃらとかビリーミリガンなど多重人格者ものが流行りましたが私も漏れなく読み漁りましたw
「彼女は存在しない」では物語が2つ進んでいきます
1つは加奈子と彼氏と先生
2つ目は由子と根本
この2つは由子を介して交錯して進んでいきますが、帯にもあるようにどんでん返しが待っているというところに落ち着くわけです
以降、ネタバレにつき覚悟してクサい
自分は最初からとんでもないどんでん返しを食らうつもりで読み進めていたので(2日で読んだw)こうなんだろうなーってのを想像しながらのーでした
が、以外にも大人しめのエンディングにちょっと憤慨しました
自分の中のエンディングでは由子と加奈子が同じ人物、根本と先生が同じ男って想定でした
森博の読みすぎじゃね?って感じですが、壮大な読者ダマシが最初からエンディングまで続いていると信じていましたよ
なので拍子抜けちゃったんですよ
読み終わって、実際、俺のエンディングでも行けたんジャね?って感じ
加奈子が多重人格者って落ちだけじゃ物足りないっすよ
「へえ~」より「えぇー」って物語でした
「彼女は存在しない」★★☆☆☆
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