野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

花の形がユニークな「チャルメルソウ」(春の花シリーズ 23-65)

2023年05月08日 07時01分21秒 | 

花の形がユニークな「チャルメルソウ」。これも日本固有種。楽器の一種のチャルメラと形が似ているためにこう名付けられたという。チャルメラはオーボエに似た形で、どこが似ているのだか?

(2023年春 南高尾)

2023年春の花シリーズ

「ジャイアント・スノードロップ」(春の花シリーズ 23-01)
「セツブンソウ」(春の花シリーズ 23-02)
「ユキワリイチゲ」(春の花シリーズ 23-03)
「福寿草」(春の花シリーズ 23-04)
「ミチノクフクジュソウ」(春の花シリーズ 23-05)
「福寿海」(春の花シリーズ 23-06)
「ロウバイ」(春の花シリーズ 23-07)
「シナマンサク」(春の花シリーズ 23-08)
「八重寒紅」(春の花シリーズ 23-09)
「カラスノエンドウ」(春の花シリーズ 23-10)
「クモマグサ」(春の花シリーズ 23-11)
「スイセン」(春の花シリーズ 23-12)
「ペーパー ホワイト 」(春の花シリーズ 23-13)
「キズイセン」(春の花シリーズ 23-14)
「スイートアリッサム」(春の花シリーズ 23-15)
「ヒマラヤユキノシタ」(春の花シリーズ 23-16)
「クロッカス」(春の花シリーズ 23-17)
「ツルニチニチソウ」(春の花シリーズ 23-18)
「ムスカリ」(春の花シリーズ 23-19)
「キルタンサス」(春の花シリーズ 23-20)
「サクラソウ」(春の花シリーズ 23-21)
「ジャノメエリカ」(春の花シリーズ 23-22)
「芝桜」(春の花シリーズ 23-23)
「ネモフィラ」(春の花シリーズ 23-24)
「カレンデュラ」(春の花シリーズ 23-25)
「ヒアシンス」(春の花シリーズ 23-26)
「菜の花」(春の花シリーズ 23-27)
「バラ咲きジュリアン」(春の花シリーズ 23-28)
「沈丁花」(春の花シリーズ 23-29)
「キュウリグサ」(春の花シリーズ 23-30)
「シデコブシ」(春の花シリーズ 23-31)
「カタクリ」(春の花シリーズ 23-32)
「コシノコバイモ」(春の花シリーズ 23-33)
「ミツマタ」(春の花シリーズ 23-34)
「紅ミツマタ」(春の花シリーズ 23-35)
「ショウジョウバカマ」(春の花シリーズ 23-36)
「シュンラン」(春の花シリーズ 23-37)
「雪割草」(春の花シリーズ 23-38)
「ダンコウバイ」(春の花シリーズ 23-39)
「バイモ」(春の花シリーズ 23-40)
「オカメ桜」(春の花シリーズ 23-41)
「馬酔木」(春の花シリーズ 23-42)
「ヒメウズ」(春の花シリーズ 23-43)
「ツルカノコソウ」(春の花シリーズ 23-44)
「チゴユリ」(春の花シリーズ 23-45)
「ヤブニンジン」(春の花シリーズ 23-46)
「タツナミソウ」(春の花シリーズ 23-47)
「シラユキゲシ」(春の花シリーズ 23-48)
「ムラサキケマン」(春の花シリーズ 23-49)
「ホウチャクソウ」(春の花シリーズ 23-50)
「セントウソウ」(春の花シリーズ 23-51)
「イカリソウ」(春の花シリーズ 23-52)
「セリバヒエンソウ」(春の花シリーズ 23-53)
「ユキザサ」(春の花シリーズ 23-54)
「ヒカゲツツジ」(春の花シリーズ 23-55)
「イチリンソウ」(春の花シリーズ 23-56)
「シラネアオイ」(春の花シリーズ 23-57)
「オドリコソウ」(春の花シリーズ 23-58)
「ラショウモンカズラ」(春の花シリーズ 23-59)
「クサノオウ」(春の花シリーズ 23-60)
「ヤマブキソウ」(春の花シリーズ 23-61)
「ミミガタテンナンショウ」(春の花シリーズ 23-62)
「カキドオシ」(春の花シリーズ 23-63)
「白花カタクリ」(春の花シリーズ 23-64)

 

「チャルメルソウ」

チャルメルソウ(哨吶草)
多年草
本州(福井県・滋賀県・三重県以西)、九州(北部)の山地谷沿いの陰湿地に生える。根性葉は柄があり、長さ4〜8cmの広卵形で基部は心形、葉柄と両面に長毛と腺毛がある。花茎は高さ15〜30cm、多数の花をつける。花弁は羽状に3〜5裂し、萼裂片は直立する。果実は広鐘形で開口し、長楕円形の種子がある。花期は4〜5月。(山に咲く花)
学名は、Mitella furusei var. subramosa
ユキノシタ科チャルメルソウ属
よく似たコチャルメルソウは、萼裂片が平開し、花弁が7〜9裂する。花が少数で7〜8個。葉が緑色〜帯紫緑色、葉の幅が長さと同じか広い。走出枝を出す。


華やかな赤のツツジ「本霧島」(ツツジシリーズ 23-10)

2023年05月08日 06時59分07秒 | 

華やかな赤のツツジ「本霧島」。赤ツツジの代表的な品種。一重の中輪咲き。少し暑苦しいが。

(2023年春 神代植物公園)



2023年ツツジシリーズ

「琉球ツツジ」(ツツジシリーズ 23-01)
「オオヤマツツジ」(ツツジシリーズ 23-02)
「白万葉」(ツツジシリーズ 23-03)
「峰の松風」(ツツジシリーズ 23-04)
「レンゲツツジ」(ツツジシリーズ 23-05)
「東白」(ツツジシリーズ 23-06)
「唐錦」(ツツジシリーズ 23-07)
「青海波」(ツツジシリーズ 23-08)
「泉川」(ツツジシリーズ 23-09)

ツツジ「本霧島」

 ツツジ 本霧島の品種の特徴
直径約4cmくらいの濃紅花。本キリシマは赤のツツジの代表品種です。直径約4cmくらいの濃紅花。小さな花を枝先に多くつけ、一斉に咲くので、花の時期は全体が花色に染まります。

植木の生産地ではクルメツツジと言うより総称してキリシマと呼びますが、本霧島は本霧島。紅の本キリシマで五割増しくらいの値段で高値で取引されます。当店で扱う4号ポット苗は小さな苗なので価格も安く、他のクルメツツジと同じ価格で販売をしています。

ツツジは花姿もあでやかで和風庭園だけでなく、洋風庭園でも良く合います。強健な性質で植木の下草やグランドカバーとして、刈り込んで樹形を仕立てたり、生垣に用いたりと用途は多様です。ツツジやサツキは連作障害(同じツツジ科が植えてある場所にまた同じツツジ科の植物を植えると生育が悪くなること)が出やすい性質ですので、枯れた個所の植え増しする際は土壌入れ替えなどして、土づくりをしっかりとしてください。

久留米ツツジは、江戸時代の天保年間に、久留米藩士の坂本元蔵という方が品種改良を始めたもので、サタツツジを中心に、キリシマツツジ、ヤマツツジなどを基に交配したものと言われています。
全体的にコンパクトな樹形に仕上がるため、鉢植えなどに適しています。花は小輪ですが花付きが素晴らしく良いです!耐寒性はヒラドツツジよりありますが、根腐れしやすいため注意が必要です。

学名
Rhododendron obtusum Rhododendron ツツジ科 ツツジ属
開花時期
4月
花色・大きさ・花形
真紅な赤・中輪咲き(4cm位)・一重咲き
最終樹高
地植え:1m ~ 2m 鉢植え:1m ~ 2m (耐寒性常緑低木)
最終葉張り
1m ~ 2m 
栽培用途
庭木、寄せ植え、鉢植え、花壇
成長の早さ
遅い (20cm/年)
植栽適地
北海道南部~九州(寒冷地では鉢植え栽培をおすすめします)