野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

白の大きな花が魅力的な「白万葉」(ツツジシリーズ 23-03)

2023年05月01日 05時56分33秒 | 

白の大きな花が魅力的な「白万葉」。琉球ツツジの「白琉球」の八重咲品種だという。街角でよくみかける白のツツジはこれが多いそうだ。

(2023年春 神代植物公園)

 

2023年ツツジシリーズ

「琉球ツツジ」(ツツジシリーズ 23-01)
「オオヤマツツジ」(ツツジシリーズ 23-02)

「白万葉」

ツツジ 白万葉
●ツツジ科 ●花期 4月~5月 ●高さ 1m~2m

江戸時代から知られるリュウキュウツツジ「白琉球」の八重咲き品種。別名「白万重」


白い大き目の唇型の花が横に並ぶ「オドリコソウ」(春の花シリーズ 23-58)

2023年05月01日 05時54分08秒 | 

白い大き目の唇型の花が横に並ぶ「オドリコソウ」。名前の由来は、花の形が笠をかぶった踊り子のようにみえるからだという。

(2023年春 高尾山)

2023年春の花シリーズ

「ジャイアント・スノードロップ」(春の花シリーズ 23-01)
「セツブンソウ」(春の花シリーズ 23-02)
「ユキワリイチゲ」(春の花シリーズ 23-03)
「福寿草」(春の花シリーズ 23-04)
「ミチノクフクジュソウ」(春の花シリーズ 23-05)
「福寿海」(春の花シリーズ 23-06)
「ロウバイ」(春の花シリーズ 23-07)
「シナマンサク」(春の花シリーズ 23-08)
「八重寒紅」(春の花シリーズ 23-09)
「カラスノエンドウ」(春の花シリーズ 23-10)
「クモマグサ」(春の花シリーズ 23-11)
「スイセン」(春の花シリーズ 23-12)
「ペーパー ホワイト 」(春の花シリーズ 23-13)
「キズイセン」(春の花シリーズ 23-14)
「スイートアリッサム」(春の花シリーズ 23-15)
「ヒマラヤユキノシタ」(春の花シリーズ 23-16)
「クロッカス」(春の花シリーズ 23-17)
「ツルニチニチソウ」(春の花シリーズ 23-18)
「ムスカリ」(春の花シリーズ 23-19)
「キルタンサス」(春の花シリーズ 23-20)
「サクラソウ」(春の花シリーズ 23-21)
「ジャノメエリカ」(春の花シリーズ 23-22)
「芝桜」(春の花シリーズ 23-23)
「ネモフィラ」(春の花シリーズ 23-24)
「カレンデュラ」(春の花シリーズ 23-25)
「ヒアシンス」(春の花シリーズ 23-26)
「菜の花」(春の花シリーズ 23-27)
「バラ咲きジュリアン」(春の花シリーズ 23-28)
「沈丁花」(春の花シリーズ 23-29)
「キュウリグサ」(春の花シリーズ 23-30)
「シデコブシ」(春の花シリーズ 23-31)
「カタクリ」(春の花シリーズ 23-32)
「コシノコバイモ」(春の花シリーズ 23-33)
「ミツマタ」(春の花シリーズ 23-34)
「紅ミツマタ」(春の花シリーズ 23-35)
「ショウジョウバカマ」(春の花シリーズ 23-36)
「シュンラン」(春の花シリーズ 23-37)
「雪割草」(春の花シリーズ 23-38)
「ダンコウバイ」(春の花シリーズ 23-39)
「バイモ」(春の花シリーズ 23-40)
「オカメ桜」(春の花シリーズ 23-41)
「馬酔木」(春の花シリーズ 23-42)
「ヒメウズ」(春の花シリーズ 23-43)
「ツルカノコソウ」(春の花シリーズ 23-44)
「チゴユリ」(春の花シリーズ 23-45)
「ヤブニンジン」(春の花シリーズ 23-46)
「タツナミソウ」(春の花シリーズ 23-47)
「シラユキゲシ」(春の花シリーズ 23-48)
「ムラサキケマン」(春の花シリーズ 23-49)
「ホウチャクソウ」(春の花シリーズ 23-50)
「セントウソウ」(春の花シリーズ 23-51)
「イカリソウ」(春の花シリーズ 23-52)
「セリバヒエンソウ」(春の花シリーズ 23-53)
「ユキザサ」(春の花シリーズ 23-54)
「ヒカゲツツジ」(春の花シリーズ 23-55)
「イチリンソウ」(春の花シリーズ 23-56)
「シラネアオイ」(春の花シリーズ 23-57)

 

「オドリコソウ」

オドリコソウ
学名…Lamium album var. barbatum
和名…オドリコソウ(踊子草)
科名…シソ科
属名…オドリコソウ属
原産国…日本、朝鮮半島、中国、ロシア
花色…白~淡紅紫色
草丈…30㎝~50㎝
日照…半日蔭
USDA Hardiness Zone:5 to 9

オドリコソウは、日本、朝鮮半島、中国、ロシアに分布するシソ科オドリコソウ属の多年草です。
日本では、北海道から九州にかけて分布しており、山野や道端の半日蔭の場所などで群生しているのが見られます。

オドリコソウの花期は4月~6月。
花期になると、茎の上部の葉腋に花序を出し花を咲かせます。
花序は集散花序で、対生する葉の葉腋に2~3個が茎を囲むように付きす。
一つの花序には5~7個の花が付いています。

オドリコソウの花序
花はシソ科の植物に多く見られる唇形花です。
唇形花とは、筒状に合着した花弁の先が上下2つに分かれている花のことで、この様子を口に見立て、上部を上唇(ジョウシン)、下部を下唇(カシン)と呼びます。

オドリコソウの唇形花は長さ3~4㎝の大きさです。
上唇は大きく湾曲して笠状になり、毛が密生しています。
下唇は3裂しており、側裂片は小さくとげ状で、中央裂片は大きく突き出し、浅く2裂しています。