野の花 庭の花

野の花や山の花は心を慰めてくれます。庭園に咲き誇る花は心をはなやかにしてくれます。

下を向いて可憐に咲く「チゴユリ」(春の花シリーズ 23-45)

2023年04月17日 05時48分41秒 | 

下を向いて可憐に咲く「チゴユリ」。稚児百合という名前もかわいい。

(2023年春 高尾山)

 

2023年春の花シリーズ

「ジャイアント・スノードロップ」(春の花シリーズ 23-01)
「セツブンソウ」(春の花シリーズ 23-02)
「ユキワリイチゲ」(春の花シリーズ 23-03)
「福寿草」(春の花シリーズ 23-04)
「ミチノクフクジュソウ」(春の花シリーズ 23-05)
「福寿海」(春の花シリーズ 23-06)
「ロウバイ」(春の花シリーズ 23-07)
「シナマンサク」(春の花シリーズ 23-08)
「八重寒紅」(春の花シリーズ 23-09)
「カラスノエンドウ」(春の花シリーズ 23-10)
「クモマグサ」(春の花シリーズ 23-11)
「スイセン」(春の花シリーズ 23-12)
「ペーパー ホワイト 」(春の花シリーズ 23-13)
「キズイセン」(春の花シリーズ 23-14)
「スイートアリッサム」(春の花シリーズ 23-15)
「ヒマラヤユキノシタ」(春の花シリーズ 23-16)
「クロッカス」(春の花シリーズ 23-17)
「ツルニチニチソウ」(春の花シリーズ 23-18)
「ムスカリ」(春の花シリーズ 23-19)
「キルタンサス」(春の花シリーズ 23-20)
「サクラソウ」(春の花シリーズ 23-21)
「ジャノメエリカ」(春の花シリーズ 23-22)
「芝桜」(春の花シリーズ 23-23)
「ネモフィラ」(春の花シリーズ 23-24)
「カレンデュラ」(春の花シリーズ 23-25)
「ヒアシンス」(春の花シリーズ 23-26)
「菜の花」(春の花シリーズ 23-27)
「バラ咲きジュリアン」(春の花シリーズ 23-28)
「沈丁花」(春の花シリーズ 23-29)
「キュウリグサ」(春の花シリーズ 23-30)
「シデコブシ」(春の花シリーズ 23-31)
「カタクリ」(春の花シリーズ 23-32)
「コシノコバイモ」(春の花シリーズ 23-33)
「ミツマタ」(春の花シリーズ 23-34)
「紅ミツマタ」(春の花シリーズ 23-35)
「ショウジョウバカマ」(春の花シリーズ 23-36)
「シュンラン」(春の花シリーズ 23-37)
「雪割草」(春の花シリーズ 23-38)
「ダンコウバイ」(春の花シリーズ 23-39)
「バイモ」(春の花シリーズ 23-40)
「オカメ桜」(春の花シリーズ 23-41)
「馬酔木」(春の花シリーズ 23-42)
「ヒメウズ」(春の花シリーズ 23-43)
「ツルカノコソウ」(春の花シリーズ 23-44)

 

「チゴユリ」


分類
界 : 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 angiosperms
階級なし : 単子葉類 monocots
目 : ユリ目 Liliales
科 : イヌサフラン科 Colchicaceae
属 : チゴユリ属 Disporum
種 : チゴユリ D. smilacinum
学名
Disporum smilacinum A.Gray
特徴
東アジアの日本・中国・朝鮮にかけて分布し、日本国内では全国で見られる。落葉樹林の木陰に生える。高さ15-30 cm。球根はなく、白くてやや太い地下茎を持つ。花期は4-6月で、茎の先端に1 cmほどの白い花を一つ咲かせ、花後に黒色の液果をつける。

種子繁殖のほか、地上茎基部に生ずる地下茎により無性繁殖する。無性繁殖は親に当たる地上茎が枯れた後に地下茎の先に新しい地上茎(子)が生じるため、毎年あたらしい地上茎が出現する。このような生活史を「擬似一年草」と呼ぶ。地下茎には長短の二型があるとされる。親地上茎は冬期に枯れて地下茎による接続が切れてしまうので、各地上茎は独立して存在する。

和名の由来は、小さくて可愛らしいことから「稚児ユリ」と呼ばれる。花言葉は「恥ずかしがりや」「純潔」など。



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