最愛のパートナーを探す旅。

いろいろな恋と出逢い、何度も転んで、傷ついて、やっと辿り着いたスタート地点までのお話。

あたし、結婚するよ。

2007-06-17 12:17:55 | 進行形の恋
昨日、Ericn来日に向けて注文していた大きなダイニング・テーブルを取りに行きました。

自宅からすごく近くのお店なのに、送料が4000円かかるというので、

(セイブ・マネー、セイブ・マネー)

と頭で言い聞かせて、自分で運ぶことにしたのでした。

でも、

わたしの部屋、3階じゃん。。。。。。

あんな重いもの運べるわけがない、ということで、

父を呼びました。

父は母の世話が大変で睡眠時間が4時間くらいしかないのに、

イヤな顔一つせずに遠い実家から来てくれました。

しかも、わたしの仕事の後の遅い時間に。

ありがと~~~~(涙)

誰かと一緒に住むわけでなければ、

ダイニング・テーブルも何も部屋に余計なものはいらないのですが、
(何にもないがらんとした生活感のない部屋が好き☆)

彼との生活を前にいろいろ準備が必要です。
(出費がかさむわ~~~)

でも、昨日そのテーブルを部屋まで運び、

汗だくになって一人で組み立てて、

その出来栄えに、、、、、


す、素晴らしい。。。。。。。と、つぶやく。


わたし、インテリアが大好きなんですよね。

特に、wood素材は、

見てて惚れ惚れしますよね。

木の質感やら、色やら、

見てるとすぐ欲しくなっちゃうんですよね。

今回、いろいろ探して結局最初に一目惚れしたテーブルにしたのですが、

本当は3月のEricの来日前に買う予定でした。

でも、体を壊してとても運べないし、組み立てられないから、

延期になっていました。


テーブルを運ぶ際、

4ヶ月ぶりに会う父に、Ericのことを話しました。

「あたしはね、どんなにお母さんが反対してもEricと結婚するよ。」

父はいつも穏やかな人で、

強い母が、がみがみ言うからイヤな父の部分が出てくるだけで、

内面はとっても理解のある人なんです。

そのとき父は、わたしの言葉を聞いても何も言いませんでした。

でも、それは、反対しているとか気分が悪いとかではないのです。

わたしは続けて言いました。

「本当は、3月にお父さんに会わせたかったんだ。今度、来日するから会って欲しいな。」

父は何も言いませんでした。

わたしも父の顔を見て言ったわけではないので、

さらりと言って、話題を変えました。


「実家に行ってご飯作ってお父さんを助けてあげたいんだけどね。」


結局、父は大した返事もしませんでしたが、

わたしには父の気持ちがわかりました。

子供の頃から父を見てるから。

母が父に対する態度を見て、子供の頃のわたしは父をバカにした気持ちがありました。

今はもうわたしも大人になって、いろいろなことを経験して、

父をもっと大事にしたいと思うのです。

恥ずかしくてこんなこと面と向かって言えませんが、

寝る時間もなく母の面倒を見ている父を、

少しでも助けてあげたい。


「○○(姉のこと)は手伝ってくれないの?」

父「○○はまたすねているよ。」

実家の近くに住む姉にも、何かと問題があり、

なかなか家族ってスムーズにはいかないものです。

同じ血の繋がりはあっても、

こんなにもわたしと姉が違うのは、

やっぱり魂の違いなんだなって思います。

不思議。


17日は父の日だから、

昨日父を駅で見送る時に、赤ワインを選んでもらって渡しました。

父「お母さんも飲めるのにしないと、甘めのワインはないかな。」

涙が出そうでした。

父はいつも母のことを気遣っているんです。

子供の頃にあんなに父の悪口ばかり言っていた母を、

どんなに母にがみがみ言われても、

ずっと、母のことを気遣っているのです。


こんな愛情もあるんだな。


わたしは、Ericの中に、

父と同じ無償の愛情を見ているのかもしれません。

Ericと父は、

絶対に仲良くなれるはずです。


「はい、これ。あした父の日だからね。今日は来てくれてありがとう。ホント、助かった。」


駅で父の後姿を見送りながら、

父の健康を願いました。

いずれ、わたしがカナダに行って、

父が一人ぼっちになったら、

カナダに父を呼ぶのもいいな。

母を生きがいにしている父には、

今のバランスが崩れたら父自身も健康を崩してしまうかもしれない。

「お父さんね、骨密度が120%もあったんだよ」と、

得意げに話す父を思い出して、

また少し涙が出てきてしまいました。