最愛のパートナーを探す旅。

いろいろな恋と出逢い、何度も転んで、傷ついて、やっと辿り着いたスタート地点までのお話。

忘れた頃に。

2006-08-19 09:18:59 | 国際恋愛 2
おとといの夜、

Jeffからメールが来ていました。

わたしの方から一方的に別れを告げて、

大人になりきれていないJeffの対応に、

わたしの気持ちは冷め切ってしまい、連絡が来てもそのままにしていました。

それから約一ヶ月が経ちます。


Hello! How are you doing?
How is your mother's health?
I can't stop thinking about you,
I love you, fleurs.


きっと、この一ヶ月いろいろ頑張っても、

いい人が見つからなかったんでしょうね。

もちろん、わたしは連絡してません。

そして、翌日のお昼にも携帯に電話がありました。

でませんでした。


結末。

2006-07-26 12:02:11 | 国際恋愛 2
結局、日曜日はJeffから連絡はありませんでした。

先週の誕生日前もそうだったし、

Jeffの性格上、

『連絡はしなくても、会うのは当たり前』

とわかっていました。

でも、わたしの感性は、

『最初の数ヶ月はお互いを知る時期』

なので、頻繁に連絡を取って欲しかった。

最初の頃、わたしが送るメールに返信をしなかったり、

的はずれなメールが送られてきていたことに、

わたしの気持ちはドンドン落ちていくのに対し、

Jeffは安心しきって、わたしを繋ぎとめておく努力を怠りました。

母のこと。

自分の仕事。

自分自身の時間がとれないこと。
(部屋を掃除したり、矯正用の自分の食事を作ったり、アイロンかけたり、支払いに行ったり、英会話、音楽をゆっくり家で聴くリラックスした時間をとったり、カフェでぼけ~っとしたり、ショッピングしたり、、、、)

その時間を削って、Jeffに会う努力をする、、、

そのJeffの行動は、わたしの気持ちを繋ぎとめておくことはできませんでした。

最初は、頑張りました。

でも、どんどん冷めていくことを否定できませんでした。

連絡がなければ、Jeffの存在は薄れていきます。

そして、わたしが仕事に忙しく、母ことで休みの日はお見舞いに行くことを知っているはずなのに、

気遣いのメールはいっさいなく、

火曜の予定を聞くことすらしてきませんでした。

それは、その人の感性だから否定するつもりはありません。

でも、わたしならそんなことはしません。

毎日、様子を聞くし、相手の体を気遣うし、早めの計画を立てて、休みに会えそうかどうかを聞きます。

そして、状況によっては、わたしよりも身内を優先して欲しいということを、

言葉で伝えると思います。

冷めた気持ちは、

自分の感性を押し付ける気持ちまで芽生え、

こころはHappyを感じなくなっていました。

月曜日の朝も連絡がないので、その日も火曜日もJeffと会うつもりはなくなってました。

火曜日は、朝は仕事場に行き、その後英会話、昼過ぎに実家に向かうつもりでした。

母は月曜日に一般病棟に移れたので、面会時間が3時から7時です。

3時には病院に着きたかったけど、どう頑張っても4時近くになってしまうスケジュールでした。

それでも、最悪、面会後、少しならJeffと会う時間をとれるかな、

と思っていました。

それか、月曜の夜、外で食事だけでもいいかな、と。
(火曜日は母のところで面会時間ぎりぎりまで居たいから)


月曜のお昼過ぎに、ようやくJeffから電話がきました。

何事のないかのような会話に、わたしのテンションは下がりっぱなし。

「今晩の予定はどうするの?」

と、能天気に聞いてくることにこころの底から湧き上がる感情を再確認しました。

“ああ、、ごめんなさい、今晩も明日の会えない。。。明日の朝早くに英会話があって、その後母の病院に行かなきゃならないから、すごく忙しいし、時間が取れない”

そう言うと、電話口のJeffは、言葉につまり、黙り込みました。

“ねえ、わかって欲しいの、たくさんの問題があって、、、”

「ワオ・・ぶつぶつ。。。」

なんだよそれ、、わけわかんない、、みたいな雰囲気のつぶやきが聞こえました。

わたしは、母の状況を説明し、母はわたしを恋しがっている、明日は英会話が会って、それから実家へ、、、と同じことを繰り返しました。

それでも、黙っているJeffに対し、本当は気分が乗らなかったのですが、

“もし、よければ、今晩食事だけでも”

と言いました。

すると、

「お昼とりたいから」

と言いました。

なに??この大事な話をしているときに昼を取りたいから電話をきるのか??

わたしはムカムカする気持ちを抑えられなくなってきました。

“わかってくれた?”

「わかったよ、お昼とりたいから」

声のトーンは明らかに不満があるのがわかりました。

“あなたはわかっていない、わたしは仕事のこと、母のこと、そして休みは週に一度しかない、わかるでしょ、自分の時間がとれない、それをわかってくれないとわたしたちの関係は続けていけない。”

「わかっているよ」

“そうは思わない”

「どうして??」

“声のトーンからそう感じる”

「だって、僕は君がとても恋しいんだ!!」

Jeffは叫びました。

“わたしだってそうよ!!(嘘ついてしまった・・)でも、とてもたくさんの問題があるの!”

「ランチを取りたいんだよ!!、ランチの後、メールをして」

“あなたがメールをくれるの?”

「違うよ、君が」

“わたしが??メールを・・”

の、途中で、

ぶちっ

ツー ツー ツー ツー

電話を切られた。

むっかぁ~~~~~~~~!!!!!!!!!!

ほんっとに、頭にきました。

なんで、話の途中で電話を切るんだ!!!!

こんなに、むかついたのは、

かつての結婚時代以来です。

もう、無理。

無理。



おちつけ、、、自分。

と、言い聞かせ、

深呼吸。

流れるR&Bは、

虚しくわたしのこころを素通りするだけでした。

こんな、惨めで憤りと寂しさの混ざった気持ちをすること自体、

間違っていることを実感しました。

大きなストレスの原因が、

Jeffなのです。
(ムカついたので、はっきり言わせてもらいます)

Jとの付き合いで、こんな感情は生まれなかった。

Happyでこころの底から感謝と尽くしたい気持ちでいっぱいだった。

Jのかけてくれる言葉すべてに(たとえ、偽りだったとしても)、癒されていた。

Jなら、きっと、母のことを心配して、わたしのことを心配して、

気遣いの言葉をかけてくれるはず。。。。

わたしの怒りの感情は、よからぬ方に気持ちを向けました。

そして、それは断固として禁じていた行動へ移させました。
(後日お話します。)

その前にしたこと。

Jeffへのメールです。

落ち着いて、落ち着いて、送ったメールは、、、

Dont hang up the phone on my talking. That makes me sad. My situation is so difficult now. I have to see my mom every Tue for some time. I heard from sister that she miss me. but I have to move on with my life. My day off is once a week, you know. I feel a lot of stresses and strains now. I dont want to feel that any more. and I wanted to communicate with you by email more. you didnt. so you dont know such my feelings. I think I cant continue a relationship with u. I dont want u to waste ur time in Japan.

これで、Jeffとの関係は終わりです。

送った後、そうだ、この言葉を忘れてた、

Thank you for good time. I wish ur happiness.

と送信。

もう、メールを見るのもイヤになっていました。

話もしたくない、会うことは二度と出来ない。。。



しばらくして、メールが。

hi, my princess! i really understand your situation now. you are busy with work and other activities. i can't stop thinking about you. i miss you honey,don't you?

あ、あほかっ!!!!

それが最初の正直な気持ちでした。

わたしの送ったメールにこの返信の内容は、

わたしの過去に付き合ったどうしようもない男のランキングでかなり上位に入ります。

子供のケンカじゃあるまいし、もう少し大人の対応はできないものでしょうか。

無視していると、すぐに電話が鳴りました。

当然、出ませんでした。

すると、再びメールが。

don't get me wrong. i didn't hang up the phone on you. i have a lot of respect for you as my girl friend. please dont't be sad. your hapiness is my happiness.

あほくさくて、お話になりませんでした。

その後も電話がきましたが、出ませんでした。

メールでも話にならないのに、電話で話したって意味ありません。

元ダンナと話し合いをしている感覚を思い出しました。

そして、わたしの気の強い性格をよみがえらせた一件でした。


夜、一人で家で

大好きな音楽を聴いて、

アイロンかけて、

翌日の準備をして、

気持ちが軽くなったせいか、とてもリラックスした気持ちになれました。

母に早く会いたい気持ちと、

お花はどんなものにしようかな、と思案したり、

忘れていたHappyがそこにありました。







メール。

2006-07-23 13:32:20 | 国際恋愛 2
21日の朝、メールが来ました。

Good morning! I'm on my way to work. I just wanna say hello to my princess.

そして、

翌日、わたしから「おはよう!」のメールをすると、

What's up baby? shigoto gambatne!!

のメールが。

いつもは、返信してきませんが、

Jeffなりの努力なのだと思います。

最近は残業ばかりで帰りが遅くなってしまうので、

平日に会うことはとても難しい状況にあります。

昨晩は、

hi, fleurs. how was ur day? i wanna c u so much!!

と送ってきました。

Jeffはなぜか自分から「いつ会おう」とは言ってきません。

自分で主導権を握るのではなく、

相手に任せるといったタイプです。

忙しくて、自分の時間がとれないわたしは、

無理して時間つくるのも、、、、

と思ってしまっています。

今度の火曜日も、

朝、英会話、そのあとすぐに実家の母のところに行く予定なので、

ばたばたの一日になりそうです。

誘われなければ、

それでもいっかな、って思っちゃってます。

頑張れ!!Jeff!


少しは違うか?!

2006-07-21 10:06:15 | 国際恋愛 2
感情が追いつかないので、昨日、一気に過去の記事をアップしちゃいました。

今は、現実に追いついていますので、そのときの状況、感情をお話できると思います。

そして、昨日の姉からの母の状態の報告は、

とってもいいです☆

『格段によくなっている、言ってることも全部わかるみたい、安心した』

もともと、どこか悪かったわけではなく、

薬のアレルギーか、感染症の毒素によるショックだったので、

体の機能が回り始めれば、回復は早いのかもしれません。

本当によかったです。そして、その医者が二度と同じ間違いをしないことを願います。

心配してくださったみなさま、本当にありがとうございました。

**************************************************

考えて、考えて、

やっぱ、無理。(むかむか)

でも、無責任じゃないか。(どんより)

の繰り返し。

優しい気持ちになれなくて、

こんなに頑張っているのに~~キィーーー

っとなっている自分を冷静にさせたのは、

なんだったんだろう。。。
(みなさんのコメントも充分影響していますが・・・・)

(自己愛の塊になっている・・・・)

と思ったとき、

考え方、思考の転換をしてみました。

そしたら、Jeffの不器用なところをふまえて考えたら、

優しい気持ちになれました。

(もう少し、頑張ってみよう。)

そう思って、無視し続けていたメールに、

返信しました。

Hey baby. Today too is busy? Dont work too hard. sweetie

なんともそっけないですが、

これが、わたしの精一杯でした。

Jeffの仕事が終わる頃、電話がきました。

声のトーンが高く、わたしに気を使っているのがわかりました。

昨日とはうって変わって、機嫌のいいわたしの声に少し安心したようです。

そして、母の状態がもっともっと良くなってきてるよ!と言うと、

「OOhh!! Great! That's a good news!!」

と、今までにはないテンションで喜んでくれました。

まるで、わたしの不満が聞こえてたかのように。

それにさらに機嫌をよくしたわたしは、

さらに声のトーンがやわらかになります。

「フルールの声が聞きたかったんだよ」

なんとなく、Jeffが安心しているのがわかりました。

少しは、感づいてくれたのかな。

まあ、まだわたしのこころの中にいろいろな葛藤はありますが、

きちんとわたしの感性を話して、

今後のJeffの出方でわたしの結論が導かれると思います。

母が良くなっていると確信するだけで、

こんなに感情が変わるのかと思うくらい、

今回は自分の感情をコントロールすることが出来ませんでした。

相手の気に食わないところばかりが目に付き、

自分ばかりになってしまってました。

恋愛バロメーターは、

まだあまり高くありませんが、

もう少し努力してみます。





誕生日。

2006-07-20 12:20:40 | 国際恋愛 2
この間の火曜日は、Jeffの誕生日でした。

月曜日は祝日だったので、

わたしとJeffは連休になります。

付き合う当初、誕生日を聞いていたので、

喜ばせようとわたしはいろいろとプランを立てていました。

ところが、母が急にこんなことになり、

わたしの中ではそれどころではありませんでした。

自分の仕事、母の病院、時間にして、往復で4時間ほどかかります。

そして、Jeffのこと。

彼のスマイルで傷ついたこころが癒されていました。

だから、寂しい思いをさせたくなかったので、

精神的にも、体力的にもいっぱいいっぱいでしたが、

その中で会う時間をつくっていました。

誕生日の日も、

母の病院の面会時間が3時から4時半なので、

行くのを諦めていました。


母が倒れてから、

なんとなく、わたしとJeffとの感性の違いを感じていました。

でも、会えば楽しく過ごせるし、

新しい恋をHappyに過ごせるように、

頑張っていました。


母の様態は行ったり来たり。

母が倒れる前、Jeffが、

「クリスマスはトロントに帰るつもり、家族みんなで集まってお祝いする。とても大事な時間だ」

と言っていました。

(ああ、今年のクリスマスも一人か。。。でも、クリスチャンはそういう習慣だから仕方ないや。家族を大事にすることはいいことだし)

と思いました。

そして、母が倒れたあと、その言葉を思い出しました。

(自分は何やってるんだろう。優先順位が違うじゃない・・・・)

わたしは月曜と火曜が休みになるので、

月曜に母に会いに行って、火曜はJeffのために時間を使おうと思っていたのです。

でも、母は死と隣り合わせの状態。。

そんなことしている場合じゃない。。。なにやってんだ、わたし。

そういえば、姉は昼は仕事なので、夜の7時から特別に面会している、、、

その時間に行けば面会できる。。。

『火曜日は、あなたの誕生日。とっても楽しみ、、でも、わたしは母のこともとても心配なの。だから、その日も会いに行ってもいい?。あなたの誕生日の計画は立てているから。それは、ビューティフルでロマンチックになるはずよ。』

とメールしました。

返信がありません。。。。

心配になって電話しました。

“メール読んだ?”

「ああ、読んだ、読んだ」

“ごめんなさい、でも、母のことが心配でしかたないの。いい?”

「もちろんだよ!」

快く承諾してくれました。

そのとき、聞こえたこころの声。。。

(どうして、もっと早くメールで答えてくれないんだろう・・・・・)


当日は、すさまじいスケジュールでした。

月曜日

朝、わたしの仕事で少しオフィスへ、

それから歯医者で矯正の調整、

2時間かけて、母の病院へ、

一旦、わたしのオフィスに戻り仕事、
(戻るのに約2時間)

渋谷で待ち合わせ。

高級ホテルで誕生を祝う。


火曜日(誕生日当日)

お昼から映画(MiⅢ見ました!眠くてところどころわけ分からず・・・)

仕事のため、一旦、自分のオフィスへ

2時間かけて母の病院へ、

その途中で、人工呼吸器をはずせたと連絡を受けました。

へとへとでしたが、その報告がわたしを元気付けました。

病院に着いたのは夜7時半。

母の姿を見て、涙しました。嬉涙です。

“よく、頑張ったね。わかる?フルールだよ”

先生から話を聞き、

そこを出たのは夜10時近かったです。

『グッドニュースだよ!お母さんの意識が回復したよ!とってもうれしい』

帰る途中にJeffにメールしました。

寝てるかな?と思ったので返信がなくても仕方ないと思いました。

2時間かけて、自分のオフィスに戻り、

そして、家に着いたのは夜1時過ぎでした。

寝たのは3時、もう、体力、精神力の限界でした。

でも、母が目覚めたことで、

それらすべてが報われるのでした。

ただ、誕生日のお祝いについて、

Jeffからは、

『ありがとう』

のメールはありませんでした。

押し付けちゃいけない、

好きでやったことだから、

と、言い聞かせるけど、

こころは嘘をつけませんでした。

(どれだけ時間とお金かけたと思ってんのよ!!)


翌日、

母のリカバーの返信メールが来るかな?と思っていましたが、

結局来たのは、夕方5時。

「僕の誕生日に君のお母さんの意識が戻ったね。グッドニュースだ」



返信しませんでした。

そして、

夜9時にもメールが。

「元気?今日はすごく忙しかった。君はどうだった?これは当たらしメルアドだよ、From your darling Jeff」

わたしはいつもすぐに返信するので、

返信がないことに不安を持っていると感じました。

でも、

わたしは、

そのメールにも返信できませんでした。

30分後、

電話が、、、

そのとき、姉と母の様子を電話で話していました。

電話が鳴るのを知ると、姉は電話を切りました。

でも、

わたしは出られませんでした。

それが、わたしの正直な感情でした。


家に戻り、メールしました。

『今、家に着いた。わたしはとっても疲れている、今日は早く寝るつもり』

すぐに電話がきました。

いつもよりテンションが高いJeff。

「メール読んだ?2回送ったけど」

“ああ、読んだ、読んだ。電話でれなくてごめん、姉と母の状態を話していたから出れなかった。”

「おかあさん、リカバーよかった、僕の誕生日にリカバーしたね。」

“ああ、そうだね”

「昨晩は早く寝ちゃったんだ」

“そう思ったよ”

「今朝は早かったんだ、今日は昼もとれないくらい忙しかった、お腹すいたよ」

慌てて言い訳しているのがわかりました。

“ああ、そうなんだ”

自分が冷めているのがわかりました。

Jeffは、いつもより、声のトーンが高く、

早口に話しています。

(言い訳するくらいなら、一言、おめでとう!僕も嬉しいよ、くらい送る気遣いすればいいのに)

とこころがつぶやいていました。

わたしなら、どんなに忙しくても、

その言葉を送ります。


電話を切ったあと、

夜に再びメールがきました。

「まだ、帰宅途中だよ、おやすみ、ハニー」

今まで、そんなメールを送ってきたことないし、

いつも知りきれトンボのメールのやりとりで、

わたしの気持ちが宙ぶらりんだったのに、

わたしが少し返信しなかったくらいで、

ずいぶん、マメになっています。

冷めたこころは、

そのメールにも返信できませんでした。


やっぱり、続けるのは、無理かもしれない、、、

そう思いました。




わたしの愛するもの。

2006-07-20 09:03:00 | 国際恋愛 2
今のわたしは、

やっぱり、

Just music makes me so happy.

を認めざる得ません。

Jeffとの恋愛では、

あの頃のような、

燃えるような、

湧き上がるような、

わたしの血が騒ぐような、

happyが、

感じられないのです。

これは、

寂しさを埋めるだけなのでしょうか。

わからない。


『You are the one for me.』

『You are my destiny.』

『I love u.』



これらの言葉を、

言うことができないのです。

そして、

Jeffとの未来が、

見えない。


ひとり、家にいると、

大好きな音楽を聴きながら、

やっぱり、

音楽だよな~と考えている自分がいます。

わたしの溢れるパッションをぶつけても、

返ってこない。

わたしの溢れるsweetをぶつけても、

返ってこない。

なんだか、気持ちの一方通行のような気がして、

盛り上がっている気持ちが

ダウンしてくるのを、

気のせいとして流すことが出来ない。

そう、こころが伝えています。


一方、

Jeffは、

喜びのツボにはまると、

大喜び。

それは、それは、

喜んでくれます。

まるで、

子供が喜ぶように、

そして、

わたしは、

母親のように、

その姿を見つめます。


Jeffは、

不器用なので、

自分から、

こうしたら喜ぶかな、

という発想がないのだと思います。

だから、

喜びを分ち合おうとしているわたしのパッションが、

思わぬ冷めた反応で、

空回りをするのです。

そんなとき、

こころに虚しさが残ります。


こんなんで、

いいのかな。


そうすると、

こころにつぶやく声。。。

Just music makes me so happy.


そして、

思い出すのが、

あの人のパッション。

そう、

パッションです。


そして、

涙が

溢れる。


決して、、

その人を恋しいのではない、

パッションという、

形のないものを、

恋しいんでいる、

と、

言い聞かせたい。


Jeffのことは、

好き。

だと思う。

・・・・・

でも、

これは、

わたしが探している恋ではない。

このままで、

いいのでしょうか。







こころに吹いた風。

2006-07-19 08:32:10 | 国際恋愛 2
これは、7月中旬のお話です。

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姉からの報告で、

母の血圧を上げる薬を、最初のmaxな量の三分の一に減らすことができたと報告を受けました。

依然、危険な状態は変わっていませんが、

心拍も100前後まで下がり、

少し、いいようです。

Jeffからメールが来ました。

「Hi honey, did you have a good day?」

おお!初めて、『honey』という言葉を使ってくれました。

本当に、sweetな言葉を使わないので(使い慣れていない)、

これは大きな進歩です。

わたしは母の状態がいい方向に少しでも向かっていることが嬉しくて、

早速報告をしました。

“Hi darling, I have a good news! My mother is a bit better! How was ur day?”

本当に嬉しい、

母の状態がいいという報告を受けるだけで、

こんなに気分がいいんです。

早く、母に会いたい。。

喜びを分ち合いたい、

Jeffはどんな反応をしてくれるかな、

返信を待ちました。

すると、

「Good day, but I miss you!」

あれっ?

・・・・・



Oh! great! I'm happy to hear that!

とか、

Sounds good! I wish more better!

とか、




ないの?


これって、わたしの勝手なわがままなんでしょうか。。。

きっと、喜んでくれる、と思う気持ちは、

押し付けになるのかな。


でも、

わたしだったら、

Jeffのお母さんが具合悪くて、

「少し、いいよ!」

って報告を受けたら、

真っ先に、

“よかったね!! わたしも嬉しい!”

って言葉が出ると思うんだけどな。。。



こころに、

風が吹くのがわかりました。



そこで、姉からのメール。

「とは言っても、まだ楽感はできないよ、きちんと目が覚めるまではね」


急に、悲しくなって、

ぼろぼろと涙が溢れ出しました。


わたしの嬉しい気持ちが、

宙ぶらりんで

居場所がありません。


おいおい泣いて、

そのままJeffにも返信しませんでした。





硬派。

2006-07-17 09:54:53 | 国際恋愛 2
これは、7月中旬にかけてのお話です。

**********************************


母のことは心配だし、

Jeffのこともあるし、

母が倒れてから、精神的にも、肉体的にも疲れていました。

でも、

Jeffの笑顔がわたしを元気付けました。

そして、

傷ついたこころを癒してくれました。

母のことも心配だけど、

Jeffに寂しい思いをさせたくない一心で、

時間を見て、会う努力をしました。

メールも一生懸命送りました。

コミットメントしてから、

最初の始まりは、

Hi darling

です。

そして、終わりは、

your baby

です。

Jeffからのメールに、

baby

honey

sweetie

sweetheart

は、いっさいありません(笑)

そんなことは、どうでもいいことです。

会えば、会うほど、

(本当に、奥手なんだな~)

と思いました。

ちょっとしたことで、

子供みたいに喜ぶところ。

う~ん、なんだろう、

行動のところどころに、

やっぱり子供っぽさがあるんです。

年が7つも下ですからね~。

わたしは、行動的で、

感情をはっきり表すタイプです。

Jeffは、控えめで、

あまり感情を表すのが苦手なタイプに感じました。

確かに、

ナンパとか慣れてなさそうだし、

どちらかというと、

家にいるのが好きな感じです。

まあ、日本来てまだ数ヶ月ですから、

まだこちらの生活にも慣れていないのかな。

わたしは、

母親のように、

Jeffを気遣うことに一生懸命になっていました。

でも、外を歩けば、

いかつい、恐そうな黒人さんなので、

しっかり守ってくれています。

う~ん、そんなところは、

頼もしいよね☆

いいところを褒めようと、

恋を前向きに進める自分がそこにはありました。

その後のこころに生まれる葛藤を、

このときは考えもしませんでした。







あの日のこと。

2006-07-16 09:49:19 | 国際恋愛 2
「お母さんが救急車で運ばれた」

父からその連絡を受けたのは、金曜日の朝でした。

“え?なんで?そんなに悪いの?”

「う~ん、また帯状疱疹がでちゃってさ、病院行ったんだけど、その薬を貰ってから急におかしくなったんだ」

“帯状疱疹のくすりって強いってやつでしょ。また処方されたの?”

「すごい吐いちゃって、下痢もひどいし、昨日夜病院行けっていったんだけどきかないからさ。今日あんまりひどいから・・・」

“あたし、行った方がいい?”

「いや、大丈夫でしょう」

のんびり屋の父は、そのときことの重大さに気がついていませんでした。

気になりながらも仕事に行く支度をしていると、

姉からメールが来ました。

『お母さん、救急車で運ばれる。ショック状態、血圧が測れない。』

ど、どういうこと!!!

慌ててパニックになっているところに、またメール。

『ICUに入った。』

なにそれ、なにそれ、わけわかんない、

心臓がバクバクして、

次に何をしていいのかわからなくなっていました。

そうだ、電話だ、、

姉に電話をすると、

「かなり危険な状態だって。」

“意識はあるの???”

「あるけど、しゃべれない、ろれつが回っていないよ。呼吸も荒いし。」

“なんでそんなことになったの?? もう、今から向かうから”

もう、どうしていいかわからなくなってました。

なんでそんなことになっているのよ。


とにかく向かうしかない。

その日、Jeffと会う予定でしたが、

連絡しなくちゃ、、、、、

メールが出来ないので、電話しかありません。

でも、今はいろいろやらなくてはいけないので、

かけるならお昼になりそうです。


病院に着くと、

母の信じられない姿がありました。

最高血圧は40か50、、

心拍200、

酸素マスクをつけて苦しそうな荒い呼吸をしている母。

もう、涙が溢れてとまりませんでした。

“お母さんっ!! 頑張ってよ!! みんないるよっ!!”

涙のわたしを見て、母の目から涙が溢れてきました。

でも、話そうとしても言葉がはっきりしないので何をいいたいのかわかりません。

“もう、どうしてこんなことになっちゃったの?? ホントに頑張ってよぉ・・”

言葉に反応するときと、そうでないときがあります。

また、帯状疱疹のせいで体に痛みが走るたびに痛そうに苦しそうに顔をしかめています。

“痛いの? 痛いんだね。頑張ろうね。絶対によくなるから。みんなついてるから。”

どのくらいその場にいたかわかりませんが、

処置をするので、と言われその場を離れなければなりませんでした。

“お母さん、頑張ってよ、頑張ってね!!”

もう一度大きな声で言うと、

母はしっかりとこちらを見て、

うん、うん、とうなづきました。

そう、しっかりとうなずいたんです。

絶対に母は頑張ってくれると確信しました。

そして、父がそばに行き、

頭を、顔をなでていました。

わたしはその後ろ姿を見て、

自分が恥ずかしくなりました。

父と母を尊敬できない、なんて、

わたしの父と母には、

わたしが築けなかった深い愛情の絆がそこにありました。

どんなに母が父の悪口を子供の前で言ってたとしても、

今現在、そこにあるのは、

父と母の強い、太い絆でした。

自分が恥ずかしかった。。。。



その日、2回目の面会で、

少し母の状況がよくなっていると感じました。

でも、まだ危険な状態は変わりません。

心拍が200に近いので、心臓が持たない可能性もあると伝えられたのです。

また、無意識に動こうとしていろいろなものを取ってしまうので、

処置をしやすくするために、

人工呼吸器を付けさせて欲しいと言われました。

人工呼吸器をつけるには、麻酔が必要になるので、

眠った状態になります。

そのまま起きなかったら、、、

不安でまた涙が溢れてきました。

でも、その方が本人が辛くないのであれば、

それに従うしかありません。

先生方も、その方が絶対にいいとおっしゃっていました。

夕方の面会で、姉から

人工呼吸器をつけた母は、

ぐっすり眠っていてさっきより全然楽そうだ、

と聞きました。

もう、泣きすぎで、

でも、涙は涸れることはありません。

とにかく、祈るしかありません。

母がこんなことでくたばるはずがないのです。

我慢強い母は、

絶対に諦めない。

そして、わたしたち家族も、

絶対に諦めない。


お昼にJeffに電話をすると、

とっても悲しそうに、

「絶対よくなるから」

と言ってくれました。

もし、Jeffがいなかったら、

そのときのわたし精神を、

誰が支えてくれたのでしょう。




********************************************

そして、ブログに遊びに来てくださるみなさんの温かい言葉すべてが、

母のパワーになるのです。

本当に感謝しています。








Jeff

2006-07-15 09:00:29 | 国際恋愛 2
これは、母が倒れる数日前のお話です。

**********************************************

何回か食事してから、

しばらく連絡はありませんでした。

指一本触れてこないJeff。

「来週の火曜日に映画を見よう」

と言われて、気楽に、

“いいよ~”

なんて言ってましたが、

連絡きません。

諦めたかな~。

でも、火曜日はどうするんだろう??

律儀なわたしは、

一応約束しているから、

遊びに行っても誰にも連絡先は渡していませんでした。

Jeffはいい人そうだけど、

わたしのこころにはまだJがいる。

こんな気持ちでは付き合えるわけがない。

だいたい、まだ信用できないし。

Jeffに対しては、いい人なのかな~くらいの思いしかありませんでした。


連絡がないので、メールしました。

“火曜日どうするの?映画行くの?お洒落な街でも案内する?”

断ろうと思いました。

『約束』で他のガイに連絡先を渡さないって言ってたので、

きちんと言わなきゃ。って思いました。

返信もなく、数日が過ぎたので、

あ、いいのね、じゃあ、いいや。

と、思っていたら、

電話が、、

“メール、読んだ?”

「電話が壊れたからメール読んでない。電話を換えに行かなくちゃならない」

んにゃろ~~~、、電話壊れたなんて嘘言って~~。

わたしの携帯に、着信Jeffってちゃんと表示されてるや~ん。

ま、いっか。

どうせ、断るし。やっぱり、ウソツキだ。

“携帯直ったら、メールちょうだい、火曜は行くのかどうか”

火曜日に休めるかも、っていうあいまいな返事だったので、

連絡を待っていました。

月曜になっても、連絡きません。

どうするのよ~~!!

電話をすると、

「火曜日休みだよ!」

と、明るい声。

連絡くれって言ったじゃん。

「まだ、メールはできない」

ったく、携帯繋がっているジャン。


火曜日。

待ち合わせにやってきたJeff。

いつもは仕事帰りなので、

私服は初めてみました。

う、うわっ。

かっこいい。

しかも、お洒落。

そして、

“メールまだダメなの?”

と聞くと、携帯をとりだし、

「落としちゃって、ほら、画面が見えないんだよ」

あ、、、、本当に壊れてたんだ、、、ごめん、Jeff、疑って。

いつものように、

腕も触れない距離を保ち、

わたし達は歩き始めました。

わたしはJeffの横顔をじ~~っと見てみました。

いい笑顔。

なんだか、いつもと違うなぁ。

いつもは、スーツなのですが、

体の大きいJeffなのに、スーツもさらに大きく、

なんか、しっくりこない感じだったんです。

でも、私服は、

いかにもいかつい黒人で、

かっこいいんです。

しかも、こっちのほうが、

大人っぽい。

見た目、マフィア、あるいは悪そうなストリートガイみたいで、

とっても威圧感があります。


街を歩きながら、

わたしはいろいろなことを話し、
(例えば、ここにマイケルが来たんだよ、とか、わたしはここで髪を切っているんだよ、とか)

いろいろなことを聞き、
(日本の伝統は好き?とか、日本食は食べるの?とか、)

Jeffは特に質問をしてくるわけでもなく、

楽しいのかそうじゃないのかわからず、

ただひたすらわたしの散歩に付き合うといった感じでした。

わたしは、街を散歩したり、

カフェでぼ~っとするのが好きなので、

それはそれで楽しかったのですが、

“ほら、ビューティフル タウン”

そういうと、

「この街気に入った。とっても綺麗だ」

と初めて感想を口にしました。

“わたしみたいに?”

と笑っていうと、

「あ、そうそう、そうだったね~」

って感じに慌てて笑って付け加えていました。

“そう言わなくっちゃ~”

わたしよりだいぶ、だい~ぶ年下のJeffくんは、

完全にわたしのペースになっています。

きっと、女の人の扱いになれていないんだな~と思いました。


レストランに入り、

ゆっくり話をしました。

断るつもりが、すっかりそのことを忘れていました。

“今度はここに連れて行ってあげる”

“どこどこには行ったことあるの?”

“東京タワー大好きなんだ~”

なんだかわたしの方がノリノリで誘っています。

いろんな冗談を行って大笑いして、

話をしてるうちに、

「いつから僕の彼女になってくれるの」

と聞かれました。

へっ??

ああ、、そうだった。。

断るつもりだったんだ。

でも、楽しい。

ちょっと真面目な顔になりました。

“前にも話したと思うけど・・・・”

人を信じることが恐い。

二度と傷つきたくない。

わたしは信頼と尊敬と愛情が大事なことだと思っている。。。

「僕は君を失いたくない」

“失い・・・”

「言ってる事わかる? 君を失いたくない」

“うん、うん、わかるよ”

「僕は絶対に嘘はつかない、秘密を持たない、だまさない」

笑わない、真剣な恐い顔。

「約束する」

もっと、恐い顔。

“あなたはいつから付き合いたいの?”

なんともあほな質問ですが、

とっさにでた言葉でした。

「今からでも付き合いたい。」

そりゃ、そう言うよな~

“じゃあ、それでいいじゃん”

「本当に?」

“うん、本当に。あなたを信じるよ。約束。”

「約束」

恐い顔はそのまま。ちょっと、笑ってよぉ~

“プリーズ、スマイル”

やっと、笑ってくれました。

ああ、この笑顔が見たかったのかな、わたし。

しかも、断るつもりだったのに。

かくして、Jeffの彼女になってしまいました。

「アイム、ハッピィ」

Jeffの携帯が鳴り、話を聞いていると、

「今、彼女といて・・」

とか、

「マイ、ガールがどうたら・・」

とか

言っています。

まだ、完全に信じたわけではないけど、

少しずつ信頼関係を築いていきたいと思います。



店からでると、

自分からは積極的ではないJeffなので、

“手、繋ぐ?”

ってわたしが聞いたら、

Jeffったら、

「誰と?」

だって。

“あなた以外誰がいるの??!!”

「ああ、もちろんだよ~!! いや、上にガイがいてナンチャラカンチャラ・・・」

しょっぱなから笑わせてくれるJeffくん、

どんな付き合いになるのでしょうか。

わたしのsweetさに振り回されるのでしょうか。


恋人同士のコミットメントをしたからといって、

すぐに体の関係を求めるわけでもなく、

終電でわたしたちはさよならしました。

少しずつ、

信頼関係を築いて、

そしてわたしの気持ちが、

平行して

「愛」に変わればいいなぁ。

今は、きっと、

「母性本能」なのかもしれない。

ただ、これだけは言える事は、

Jeffの笑顔で

わたしの傷ついたこころは

癒されているということです。