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戦災逃れたモダンな「復興小」解体か保存か

2010年08月26日 | DIARY 2010


最近私の気になるニュース【戦災逃れたモダンな「復興小」解体か保存か@明石小学校

知らない人のために・・・
asahi 戦災逃れたモダンな「復興小」解体か保存か 東京・中央



工事がいよいよ始まるというので、ダンナと話題の明石小学校へ行ってきました。

関東大震災後の1920年代後半に建てられたアールが素敵な
古さは感じるけどしっかりした建物です。
窓ガラスなんてギラギラしたわずかにゆがんだようなガラスで
昔のものなんだなぁ~とわかる。
錆びていたり、ちょっと手直しは必要なのかな?と思う程度で
建て替える必要性は感じられない。



耐震性はしっかりとクリアしているらしく何の問題もないそう。



周りは大きなマンションが増え、小学校の隣には20階建ての高層マンションが建っているから、少子化とはいえ子供の数が増えるのかと思いきや?


“現在、明石小学校は、一学年一学級で、200名ほどの生徒数で、
現在でも教室の数は、相当余っている。
新築される建物は、現在の3階から5階建てになる計画である。”

えー、余っているのに、足りないと言うのか…。

*****

明石小学校は、震災復興小学校です。

関東大震災後に「壊れない校舎を建てよう」と建てられた学校で
壊れない校舎・災害に強い校舎になるように、計画段階できちんと数字で細かく指示され、復興小学校はみんな、この規格に沿って建設されました。
災害面でいえば、廊下や階段の幅と配置。
三分以内で全校生徒が避難できるように計算されています。

そして、80年経った今でも耐震性能が充分あるということです。
(これは、中央区のホームページにも書かれています)
当時のコンクリートの質の良さ、仕事の丁寧さ、何を取っても今の建築に劣ることはないという証明です。

*****


すごくない?
全校生徒が3分以内に全員避難できるって。

なのに?
耐震性が心配だから建て替える、との説明。

あれ?
耐震性は充分あると認めてますよね。



建て替える事業費は四十七億二千万円ですってよ!
こうゆーのって中央区が出すのかな?
中央区の税金だよねぇ?

学校は築地駅から近いので、銀座も近い。
セレブで有名な聖路加病院もそばにある。

そんな中で3階建ての古い小学校は区は恥ずかしいとでも思っているのでしょうか?



この小学校から有名な人が卒業していれば、価値を認められたのだそう…。



目の前にも歴史ありそうな教会があり、こちらは「築地カトリック教会」です。



教会の聖堂は、東京都選定歴史的建造物及び東京都中央区の区民文化財に指定されています。

聖ヨセフ幼稚園として数年前まで幼稚園だったそうです。
後継者がいなくて閉園したんだとか…。
おおぅ。





明石町一帯は、江戸末期の開国後に外国人居留地だったそうで、キリスト教系の学校跡地が多いです。

実は明石小解体工事よりもビックリしたことが。



ダンナの出身校です。
現在は横浜ですけど。

むか~しむかしはココにあったんですね。






話を戻して…

古いものは壊してしまったら、元に戻すことはできません。
まだ間に合うかもしれません。

建て替えは、本当に必要ですか?








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