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SENNHEISER(ゼンハイザー)「RS180」付属のケーブルを交換してみた

2012-10-03 23:42:39 | 音楽
以前の記事でノートPCとSENNHEISER(ゼンハイザー)ワイヤレスヘッドフォン「RS180」を接続するのに、トランスミッターとノートPCのイヤフォン端子を「RS180」付属のケーブルを使っていることを書きましたが、やはりノートPCのイヤフォン端子に信用が置けなかった(「RS180」付属のケーブルも細くて頼りなさげだった)ので新たにケーブルを購入し、接続方法も変更してみました。

購入したのはオヤイデ電気の「HPC-35R」(3.5mmステレオミニ-RCA×2)、長さ1.3mです。 パッケージはこんな感じ。



パッケージから出したところ。 片側RCA、もう一方がステレオミニジャックですが、そのミニジャックのプラグ径が「太い」です。 幸い「RS180」のトランスミッターには余裕で差さりましたが、端子間の間隔が狭い機器やくぼみのある機器では差さらない可能性がありますので注意が必要です。 あとケーブル自体が予想していたより細め(「RS180」付属のケーブルよりは太い)でしたが、その分取り回しは楽ですね。



ちなみに写真上が「RS180」付属のケーブル、下の根元から二股に分かれているケーブルが「HPC-35R」です。 見て分かるように明らかに「HPC-35R」のプラグの方が太いです。



参考までに「CARAT-PERIDOT2」側の接続の様子。 写真がボケボケで分かり難いかもしれませんが左側から、ちょっと出っ張ってるのが光入力端子、PCと接続するUSBケーブル、電源ケーブル、RCA出力(白)、RCA出力(赤)です。 なお、USBケーブルがちゃんと奥まで差さっていないように感じるかもしれませんがこれで目一杯差した状態です。





さて、接続構成ですが以下のようにしました。


「ノートPC」-(USB)-「CARAT-PERIDOT2(RCA出力 赤・白です)」-(オヤイデ電気 HPC-35R)-「SENNHEISER RS180 トランスミッター」


「CARAT-PERIDOT2」はヘッドフォンアンプ、DACとどちらの用途にも使えますが、今回はPOWERスイッチを「OUTPUT」にしてRCA出力を選択します。


早速、音出しです。

基本的にソースと出力の間に機器を挟めば挟むほど音は劣化するので、当初はノートPCと「RS180」のトランスミッターの間に「CARAT-PERIDOT2」を挟むことを心配しましたが杞憂に終わりました。 今回の場合は良い方に転んだようです。 明らかに解像度が上がり情報量が増すと共に、音全体がシャープ、そしてクリアになりました。 シャープと言っても刺激的な音ではありません。 それと低域の量感は以前に比べてはるかに豊かになりました。 音全体の音圧が増したように感じましたね。 ただソースによっては多少ブーミーに聴こえることがありました。 この辺りの違いがちょっと不明です。 「HD580」を接続していた時には全く感じなかったので、ケーブル「HPC-35R」の特性なのか、「CARAT-PERIDOT2」のH.Phone出力とDACの違いなのか ...

なお、「RS180」付属のケーブルでPCのイヤフォン端子とトランスミッターを繋いでいた時には気が付きませんでした。

ソースによってかなり差が出るので気になります。
ちなみに自分が聴いた範囲内

・ Classic (Orchestra、Piano、Cello)
・ Pops
・ Rock
・ Jazz
・ Techno
・ House

では特定の音楽ジャンルに依存すると言うことは無いようです。 同じジャンルでも違いがあります。 原因が分からないのでなんかモヤモヤが残りますね。

まだヘッドフォン自体のエージングが不十分ですから、自分の中で完全に納得したと言う訳ではありません。 ケーブル交換自体はこれまで何度も行っていますが、劇的に変わりました。 交換してすぐに聴感上の違いが分かります。 結論としてはケーブル交換して良かったと思っています。 ま、とにかくエージングはこのまま続行です。 次回の報告(あるかな?)を気長にお待ち下さい。



注意 :
以上はあくまでも私個人が聴いて感じたことですので全ての方に当てはまるとは限りません。 決して安くない(マニアでは無い自分には高価だった)ケーブルです。 ヘタをすれば安価なヘッドフォンがいくつか買える価格ですので購入の際には本記事を鵜呑みにせず、自己責任でお願い致します。


おまけ ...
Amazonのレビューには「RCAプラグの着脱がし難い」とありますが「CARAT-PERIDOT2」との接続はすんなりといきました。 逆にもう少し手応えがあっても良いかな?と感じました。