it's no game

無職で怠け者の日常 ... だったが
記録するのが苦痛になったので更新停止
再開するかどうかは知らん

ワンコを火葬場へ

2014-11-13 23:44:27 | Weblog
10時半、起床。 (なんだかなぁ)
階下へ降りていくも、父、母ともに姿が見えない。
はて?買い物にでも行ったかな?

寝室をのぞくとワンコが昨日亡くなった時の姿のまま毛布をかけられ横たわってた。
閉じたはずの目が少し開いてる。
掌で閉じさせてやろうとしたけど、体が硬直しているせいか固くて出来なかった。



二階の自室へ戻り、再び布団にもぐり込む。



11時、母に叩き起こされる。
どうやら動物病院へ行っていた模様。

大きな白い箱を持って帰って来た。
ワンコ用の棺だって。

棺の中に柔らかい毛布を敷き、その上にワンコを寝かせる ... が、すっかり体が硬直していて足が伸びたままなのでそのままでは棺に入らない。
前足を足の付け根から後方に曲げ、後ろ足は前方に曲げなんとか棺におさめる。
体の上から毛布を掛けてやる。

生前好きだったミルクパン、庭に咲いていた花、いつも散歩の時に使っていたリードを入れてやり棺を閉じる。



保健所じゃ、遺体の扱いがぞんざい(前に飼っていたワンコが亡くなった時がそうだった(弟君、談))だということで母が民間の業者を電話帳で探してきて電話する。
一件目、「この電話番号は現在使われておりません」。 ???
Webで検索し、再度電話。
今度は繋がったけどいつまで待っても誰も電話に出ず。
あきらめて二件目に電話。
一回で繋がったけどこちらも誰も電話に出ず。

母がご近所で犬が亡くなった方がいるのでその方にどこで供養してもらったか聞いてくる、と言って出て行った。
一軒目、お留守で誰もいなくて聞けなかったと。
もう一軒、最近(っていっても数か月前か?)犬を亡くされた方がいるので今度はそのお宅で聞いてみるべく再び出て行った。
ちょうど奥さんが外出中で詳しくは聞けなかったらしいが旦那さんに「今は民間の業者間で競争が激しいらしいからどこへ連れて行っても扱いは丁寧みたいだよ」と聞いてきた。
それがどこかを聞いてきて欲しかったんですが ... 。
つまりは具体的にどこで供養してもらったかは不明だということね。

結論としては「何も分からなかった」ということ。
なにしに行ったのか ... 。




結局、嫌がってた役所の斎場へ持ち込むことに。
丁度人間の火葬が行われていて手が足りないみたいで10分ほど待たされた。

ボイラー室の裏みたいなところへ案内され、そこで体重測定。
これで料金が決まるのね。
簡素な焼香台が部屋の隅にあったので線香をあげて最後のお祈り。
その後、窓口に移動し書類に必要事項を記入。
お金を払っておしまい。

役所の方曰く、いつ火葬されるのかは言えないんだそうで。 (← なんでだろ?)
いつまでかは分からないけどそれまであのボイラー室の裏の殺風景な部屋に置きっぱなしなのかな。
ちょっと寂しい気持ちになった。
あ、そうそう遺灰ももらえないとのこと。 (火葬の日が分からないんだもんね)

民間の業者なら火葬の日は指定出来るし、遺灰ももらえたんだけど ... 。

帰り際、ボイラー室のドアが開けっぱなしなのに気が付いた。
風が強く吹きこんで寒いのにと思いつつ、役所の人にしてみれば大切にされ20年近く生きた犬も、道端で野たれ死んだ犬も犬の死骸には違いないってことなんだろうなあ、などと考えたらまたちょっと悲しくなった。


帰宅。


昼食後、マッタリしていたら、さっき話を聞きに行った時外出中だった奥さんがわざわざ来てくれた。
最後、ワンコにお別れをと思って来てくれたのだが、あいにくすでに斎場に行って来た後だったので会えず。
母も入れて10分ほど三人で思い出話を。
この奥さんの犬もたしか16年(17年か)くらい生きたんだよね。





昨日亡くなるまでの経過については明日にでも。
(もうかなり記憶曖昧だけど、なんとか覚えてる内に)