結論から言いますと、純正じゃないケーブルを止めて、結局純正ケーブルに戻した(買い直した)ってことです。
去年の5月にSENNHEISER(ゼンハイザー)「HD580」のケーブルが断線しました。
同社のヘッドフォン「RS180」と並行して使っていた(ケーブルに煩わされること無く自由に動けるのでこっちがメインになってた)のですが、「たまには有線で聴いてみるか」と「HD580」をヘッドフォンアンプに繋いだところ ... あれ? 右ユニットから音が出ない!?
アレ? そんなに乱暴に扱った覚えは無いんだけどなあ??
頭を左右に振ったり、上下に傾けたりすると一瞬音が出るけどまたすぐに切れちゃう。
ゆっくり頭を動かしてみると微妙に音が出るポジションに当たることがありますが、頭をその位置でじっと固定しなくちゃならないので話になりません。
まあ、頭を固定する位置も動かすたびに違うしね。
んで、真っ先にケーブルの断線を疑ったんですけど、冷静になってみたらユニット故障の可能性も有り得るな。
と言う訳で早速ケーブルを引っこ抜き、左右を入れ替えて接続してみると ... 今度は左ユニットから音が出ない。
う~む、ケーブルの断線が確定!
早速、交換用の純正ケーブルを購入しようと、一旦はサウンドハウスへ行ったのですが ... 約¥4,800かあ。 この際だからケーブルをグレードアップしてみるか!(衝動的) ってことでSENNHEISER RS180とヘッドフォンアンプの接続ケーブルに採用していい印象のあったオヤイデ製を物色してみることに。
んで、「オヤイデ SENNHEISER HD650用交換ケーブル 6.3mmステレオ標準ジャックシルバー HPCシリーズ HPC-62HDX SILVER/2.5」を購入。
それから約八か月間、鳴らした結果 ...
せっかく購入したオヤイデ製ケーブルをあきらめ、純正ケーブルを再度選択するに至ったと言う訳です。
私感としては上記オヤイデ製ケーブルは純正ケーブルと比較して、
1. 良いように解釈すれば中域の音圧が増している。
2. 派手さが若干(かなり?)抑えられ、音全体の傾向としては大人し目に。
3. クリアさに欠ける。
4. 音の分離の良さが失われている。
ざっと挙げるとこんなところでしょうか。
エージングが足りないんでしょうかね。
それともヘッドフォンアンプとの相性か。
高々、600時間程度しか鳴らしていませんし、結論を出すのが早すぎるのかも知れないですが。
まあ、とにかくこれ以上出音に我慢ならなかった(精神衛生上良くない)ので、素直に純正ケーブルを買い直しました。
交換の結果には満足です。
クリア、かつ分離が良く反応の早い出音が戻ってきました!
元々の「HD580」の出音が気に入ってたんだから最初から素直に純正ケーブルにしとけば良かったですね。
(2014-01-22 追記)
一応、カタログには「HD580」にも対応しているような記載がありましたが、あくまでもコネクタ形状が一致していると言うだけで音的には「HD650」に最適化されているのでしょう。
私は「HD650」を所持していないので確認できませんが、「HD650」では「HD580」とは違った出音になるものと思われます。
本記事を鵜呑みにせず、是非ご自身の耳で判断なさって下さい。
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