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”SPIRITS OF U” weblog

ドールなど秋葉系ホビー、プロレス&格闘技、時事感想等々語っていきたいと思います。/コメントはBBSへ。

「まかでみックス ないんす 王子様と呼ぶんじゃねえッ!」インプレ…もどき。

2011年08月17日 | コミック、小説、アニメ、映像他
『まかでみックス ないんす』/ 榊一郎 / エンターブレイン(ファミ通文庫)


「まかでみックス」最終巻。
あとがきによると流れをくむ作品の執筆はありえるとのことだが、とりあえずは「まかでみ」その
ものもこれにておしまい。

作者の榊氏もイラスト担当のBLADE氏も回顧していたけど、もう8年に渡る長期シリーズ。
他にも同程度、またそれ以上の期間続いているシリーズはあるものの、本シリーズはコンスタントに
巻を重ねている(合計25冊)のでたいしたもの。

8年前の山手線の車内吊り広告で喰いついたのが懐かしいよ…。



さて、最終巻に来てあわただしくなされたものもあるが、伏線もとりあえず回収。
インターミッション短編で使われたネタ、当時は妙だと思ったらここで上手い事使ってきた。

一方、御狩谷先輩フラグはどこに行ったんだか??



オチ的にはまあまあ順当なラスト。
特に前作に比するとスンナリしすぎているんじゃないかと思えるぐらい。

主人公の○○化や、ヒロイン○○ENDはそれなりに捻っているのだけど、元々実験作とのことで、
掟破りのネタ、プロットが使われているので、その一環と思えばさして不思議はない。

実験と言えば、この作品、風呂の栓抜いたというよりは基礎そのものに穴をあけてしまった感がある
のだが、今後(他ネタの新作含め)どうなるのやら??




最終巻なのでこれだけ読んでも仕方なし。
真にノリを楽しむなら、いっそ前シリーズ「まじしゃんずあかでみぃ」から読むのが吉かと…。
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当面の間不定期更新となります。


闇独語

これでラノベも「棺姫のチャイカ」と「ベン・トー」だけになっちゃったなぁ…。

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訃報

2011年07月28日 | コミック、小説、アニメ、映像他

TVニュース、Webニュース等によりますと、SF作家の小松左京氏が26日に
逝去なされたとのこと。

謹んでご冥福をお祈り申し上げます。
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『旅する少女と灼熱の国』インプレ…もどき。

2011年06月14日 | コミック、小説、アニメ、映像他

『旅する少女と灼熱の国』/ 藤原征矢 / ホビージャパン(HJ文庫)


政府軍と反政府軍の内戦の続くガザッソニカ王国。
野盗まがいの反政府軍兵士が闊歩する田舎町に現れたのはヴイクトリアン調のメイド服をまとう
美少女。徴兵された夫を待ちつづける料理屋の女主人と知り合った彼女は…というのが第1章。

今や何でもありのライトノベル。
武装メイドなどさして珍しくもないが、本作は舞台設定自体はさしてぶっ飛んでいないし、律儀な
文体なので(良い意味で)ほどほどのリアル感があって「読ませて」くれる作品である。

また、あとがきによると編集者がかなりメイドにこだわりがあるらしく、そこらの描写もキッチリ(?)
している。



実は、ここ最近では珍しく店頭での「パケ買い」…なんかピンときた。

筆者の藤原氏の名にもひっかかったが(店頭では思い出せずにいた)あとで調べたら、今は亡きソノ
ラマ文庫で「かたゆでマック」シリーズを書いてた方。なるほど「読ませて」くれるのも納得。

そいでもってネタそのものが、かの「MADLAX」のスピンオフだったりと、何も知らないで
買った割りには個人的なツボだったというオチ。

主流のラノベに比して派手さはないが、その分、落ち着いている秀作かと…。

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当面の間不定期更新となります。
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「おまもりひまり」⑧ インプレ…もどき。

2011年04月28日 | コミック、小説、アニメ、映像他
「おまもりひまり」⑧ / 的良みらん / 角川書店(ドラゴンCエイジ)


末広がりの第8巻。
月刊連載なのでもう5年近くなるが、飽きがこない。



さて、7巻から引き継いだバトルも主人公の機転で決着。

空気男を脱しつつあるようだが、ある意味逃げ場が無くなっている訳でもある。
すっかり狂言回しが板についた美少女電波探偵ちゃんの言によれば「あちこちデストラップ」…。


と言われると、ほのぼの系なインターミッション話も「フラグ?」と思えてしまうのは、ちょっと
興ざめ。



ま、今回もいろいろサービスシーンもあるので、ここまで読み続けた向きはじっくり楽しむがよろ
しいかと…ちなみに頭突き喰らって“ジーン!”な玉さんに激しく萌え(笑)。

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当面の間不定期更新となります。
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「まかでみックス えいす 周防千里と呼ぶんじゃねえッ!」インプレ…もどき。

2011年04月01日 | コミック、小説、アニメ、映像他
『まかでみックス えいす』/ 榊一郎 / エンターブレイン(ファミ通文庫)


ついこの間「お、新シリーズに繋げるのか」と思っていたのに、もう8巻目。
前巻でラストスパートを切りましたが、引き続き今までの伏線を回収しつつ新展開を見せております。


特に5巻のゲストキャラクターが再登場。
5巻はニコイチ的構成だったので、さして重要視していなかったのですけども、ここでこのキャラが
出てくるとは…。

また、メインヒロイン(の座)争奪戦もある程度決着がついたように見えますが、そこは榊作品なので
次巻以降のどんでん返しもあるかもしれませんな。


BLADE氏のイラストも絶好調。
表紙は6巻のような露出度はないものの極めてエ○い(笑)。

個人的には目次ページのファルチェ2011Ver.が嬉しいトコロ。
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当面の間不定期更新となります。
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