昨日は船の科学館併設プールで行われた“フネカン2011”を見学。
午前中は毎度の私事に時間を取られ今年も正規参加はできなかったが、午後からじっくり見学。
今年も旧知のF氏は正規参加、水中モーターの部とスピードボートの部にエントリー。
水中モーターの部の船は「バットマン」のバットボートを水中モーター仕様にしたもので、恐ろしい
ぐらいの直進性を発揮。他船が安定性に欠き蛇行する中、直線最短ルートでゴールを繰り返す。
反面、船体が大ぶりなためスピードがやや不利で決勝ではスピードに勝るイギリス原潜トラファル
ガーに敗れ、惜しくも2位。
スピードボートの部では中古屋から発掘された年代物の旧トミーの水中翼船。なにせ船体はバキュー
ムフォームというのだから大したもの。
他の選手は特定のキットを組んでくることが多いが、そんな中、水中翼船ゆえ浮き上がってしまえば
バカっ早さを発揮し、こちらも決勝進出。
しかし、結果はまたも2位…敗因は浮き上がる前に他船の引き波を喰らってあらぬ方向へ。
もっともご本人は望外の結果と大変ご満悦。
たしかにバットボートも水中翼船もコンセプト、工作精度に問題はなく2位は「勝負のあや」ゆえと
言えるだろう。
そもそもフネカン自体、そういった競技種目はあるものの、ガツガツした雰囲気は一切なく、勝って
も負けても皆さん一様に喜色満面。
また年齢層的には40Upが圧倒的(20台が一番少ない…来たれ!若人!)なのだが、親子参加の
常連さん以外にも中学生(?)男子二人組が結構マジに参加していてくれていたのは嬉しい限り。
あと見学者だが、外国人の家族連れが来ていてお子さん(男の子)2人はもとより、お父さんも楽し
そうに、そして羨ましそうに見ていたのが印象的。
規模が規模ゆえもあろうが、他のホビーイベントでは味わえないピュアな爽快感が味わえるフネカン。
残念ながら船の科学館は9月で公開を終えるが、プールを含む施設は存続するので、とりあえずは
来年も開催の可能性は高いし、またそれを祈りたい。
また出たいんだけどな~。
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当面の間、不定期更新とさせていただきます。