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”SPIRITS OF U” weblog

ドールなど秋葉系ホビー、プロレス&格闘技、時事感想等々語っていきたいと思います。/コメントはBBSへ。

夏アニメ雑感。

2012年07月13日 | コミック、小説、アニメ、映像他

昨夜の「だから僕は、Hができない。」で、概ね今期の深夜アニメも出揃い。
しかし、今期は何時にも増して多い。



個人的には絶対死守の「輪廻のラグランジェ」(← バナーも大きいのに変えた)、「もやしもんR」
など続編ものの他、原作がらみで「うぽって!」、「カンピオーネ!」は前もって録るの決定。

あとは第1話を片っ端から録って面白そうなものを残していくのだが「人類は衰退しました」と
「貧乏神が!」が(原作全く知らない)なかなか面白かった。



反対に「トータルイクリプス」がイマイチさん。
出来そのものは悪くないのだけど、ある種「いまさら」感が強いのとコミカライズでスピンオフ
しまくりなんで「いったいドレの話??」というのがある。

しかし、流行なんだろうけど、なにげに“!”が末尾に付くのが多いな。





で、先だっては「輪廻のラグランジェ/鴨川デイズ」と「ヤマト2199 第2部」をハシゴ。

前者は第1期と今回の第2期のインターミッション話であるが、特に大きな動きは無く、キャラの
立ち位置の変化の確認と若干の伏線張り。


後者は約2時間とボリュームたっぷり。
ただし、実質約30分ごとの区切りになるのでテンポが良く、戦闘シーンが多いのもあってまったく
飽きない。

また、女性キャラを中心に旧作よりもキャラが増えているのだけど、ドラスティックな展開の中で
結構コツコツと丁寧に掘り下げてきているのは好感。
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「オオヤシマ 巻ノ弐 ~遣独愚連艦隊航海記 」インプレ…もどき。

2012年06月09日 | コミック、小説、アニメ、映像他

「オオヤシマ 巻ノ弐 ~遣独愚連艦隊航海記 」/松田 未来/メディアワークス(電撃Jコミックス)




水上機母艦でドイツまで往くという破天荒な設定の架空戦記物の第2巻。

第1巻での米爆撃機との戦闘で(2隻いた)随伴艦は1隻になり、大八洲も兵装を損傷。
香港に寄港するものの正規部隊ではないので、非公式の海軍協力者のもとに。そこに陸軍憲兵隊と
例の作戦参謀の手がという…ある種お約束(?)の修理ネタが前半。


後半は、第一巻のインプレで「どことなく戦前戦中の子供向け冒険活劇を思い起こさせる。」と
書いたのだけど、まさに海洋冒険小説そのもの。こういうネタをフるとは全く予想外であった。

細かいところでは主人公と同世代のライバルキャラ(?)も登場し、オオヤシマの任務に関する
伏線らしきものや過去の因縁エピソードもチラホラ。




厳格な仮想戦記を求めてしまうと辛いが、基礎的なところは押えているのでおススメ。
風切少尉が「艦長殿」と悪態をつくシーンに“海軍では役職に~殿は付けない”と注意書きが
あるのも行き届いた配慮か…(苦笑)。

絵的にも見開きの強風とP.7の離水シーン、ボフォース40㎜の対空砲火シーンなどは迫力。
ただ、一部CG加工と思われるオオヤシマ(p123他)は技術的試みであろうが、やや違和感。



そういえば風切飛曹長が少尉になっているのはなぜだろう??

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当面の間不定期更新となります。
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「Latin 高畠エナガ短編集 ①」インプレ…もどき。

2012年05月17日 | コミック、小説、アニメ、映像他

「Latin(ラテン) 高畠エナガ短編集 ①」/ 高畠エナガ / 集英社(愛蔵版コミックス)


集英社のラノベレーベルであるスーパーダッシュ文庫の各作品のコミカライズを連載の
主としている隔月刊誌“SD&GO!”。

創刊号は「ベン・トー」にひかれて購入したところ、当短編集の表題作「Latin」が読み
切りとして掲載。かつてアンドロイドに育てられた青年と記憶を失った廃棄アンドロイド
Latin(ラテン)の話。



「パパのいうことを聞きなさい!」など、比較的今風の絵柄の作品が多い中で、線が太目かつ多い
劇画タッチとも言うべき個性的な絵柄は場違いな感じ(語弊があるケド)がするものの、とても丁寧に
描きこまれておりたいへん魅力的。

ストーリーも、失ったものに対するこだわりを持つ青年とラテンの衝突(痴話けんかレベルだが…)、
またそこから互いに理解を深めていく様子がハートウォーム。


その後、毎号に掲載された読み切り分と以前に関連誌で載った一篇と描き下ろしを含めたものが
今回の単行本。もちろん、猫又のアパートなど他の話も面白い。

表紙が泣き顔なのでパケ買いには支障があるかもしれないが、感ずるものがあれば買って吉。




ちなみに本誌では6月(4月売り)号から、少女アンドロイドものが短期連載中。
こちらもエキセントリックでおススメ。

しかし、同誌はラノベ原作付きにと言っても先に上げた作品の他に「カンピオーネ!」や
「ニーナとうさぎと魔法の戦車」などコミック単体としても面白い作品が多い。

他誌だと新作があっても「また原作付きかぁ」となるのだが…(苦笑)。

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当面の間不定期更新となります。
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『棺姫のチャイカ Ⅳ』& コミック版『棺姫のチャイカ』Ⅰ インプレ…もどき。

2012年04月28日 | コミック、小説、アニメ、映像他
以前は好きな作家さんのものは全部買っていたのだけど、最近はそうでもなく(またそうもいかずに)。
「まかでみ」の後継、というか単に同じレーベルでの新作はイマイチさんだったので継続は「チャイカ」
のみ。


『棺姫のチャイカ Ⅳ』/榊 一郎 / 富士見書房(ファンタジア文庫)

1巻目から示唆されていた“別のチャイカ” が登場、しかもピンで表紙。

この別チャイカ、色的な対比もさることながら性格、技能も元チャイカと対照的。
それでいて(片言の)口調は同じというのが面白く、なにかしらの伏線であるのであろう。


また、魔術技能×1、白兵技能×2(男性×1、女性×2)というチーム(?)的に対称的になっている点。
“鉄血転化”に対し“心に棚を作れ”、あるいは「次に繋げる(がる)」など、今回は対称と対照の
組み合わせぶりの巧みさに感心する。

特務の方も追跡途中の会話など、少しづつであるが各キャラの掘り下げが見られる。


話的にはこの別チャイカ一党との直接対決に特務が絡んでくるスクランブル状態で、劇的に話が
進むわけではないが、後々振り返るとターニングポイントかもしれない。




しかし、別チャイカのビジュアル…と言うか衣装デザは凄い、元チャイカ同様1/3で欲しいわ。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



『棺姫のチャイカ』Ⅰ / 茶菓山しん太 / 角川書店(角川コミックス エース)


こちらは『少年エース』誌掲載のコミック版。
特にスピンアウト的なサイドストーリーという事もなく原作準拠で、第1巻では原作1巻の
約2/3を消化。

原作準拠と言っても、例えば一角獣との対戦などでは細部に若干の変更があるが、これはコミ
ックらしいスピーディーさを出すためのものと考えられる。

動きのシーンにやや硬さを感じる部分もあるものの(握手のカットは裏焼き??)、あのややこしい
主人公のドレスもキッチリ描いているし、個人的にはコミカライズとして納得いくレベル。


もっとも原作もまだこれからなので、コミック版がどこまで行くか判らない(往々にして尻切れ
トンポになることも…)のはやや不安ではあるが…。

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当面の間、不定期更新となります。
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「ストライクウィッチーズ 劇場版」インプレ…もどき

2012年03月27日 | コミック、小説、アニメ、映像他
「ストライクウィッチーズ 劇場版」/高村和宏 監督 / 第501統合戦闘航空団 活動写真



「パンツじゃないから恥ずかしくないもん」の名言を生んだ(笑)、人気TVシリーズの劇場版。
10年秋の第2期終了後すぐに発表されていたので随分と間が開いたものだが、スピンオフも
含め継続的なメディアミックス展開がされていたので「今頃?」な感じはない。



第2期ラストで魔法力を使い果たし、故郷横須賀で医者を目指して受験勉強に励む主人公の
もとに軍人資格での欧州(医学校)留学の話が舞い込み、随行員として登場する新キャラと
ともに空母天城で欧州に向かう。

一方、各所に散った501航空団の面々は故郷や赴任先でそれぞれの日々を送っていたが
駆逐・解放したはずの地域に再びネウロイ…それも新型が現れる。

…というのが導入部。



ぶっちゃけ、かなりご都合なところ、ツッコミどころはあるのだが、元々パンツ(じゃない)
まるだしの女の子が空を飛んで銃を撃ちまくる作品なのだからそれを言うのは野暮。

約100分あるが、各所に散った501の面々それぞれが緒戦を戦うので15分おきに戦闘が
あって飽きさせない。無論、TVシリーズに輪をかけてムチャな挙動とスピード感、お約束の
サービスカットも満載。

それら華やかな空中戦とは逆に、魔法力を失っているため(ある意味)生身でネウロイに立ち
向かう主人公の白兵戦シーンにはグッとくる。

…ロートル的には東光○郎にダブったよ。



てな具合にあいかわらず天然と言う名の一本気な主人公。
そして彼女を偶像視していた新キャラが直に接してそのギャップに悩んでいるところや、
その心理をズバリ指摘する501メンバーなどドラマ的部分もなかなか。

ただし、TVシリーズで主人公と密接&因縁のあるキャラ以外はアッサリ気味な感も。



ラストは大団円で終わるが、予想通り「この続き」はある模様。

また、基本的にはTVシリーズを見ていないとツラいので、話題になっているから観ようと言う
なら第2期ぐらいは予習しておくがよろしいかと…。

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当面の間、不定期更新とさせていただきます。
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