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”SPIRITS OF U” weblog

ドールなど秋葉系ホビー、プロレス&格闘技、時事感想等々語っていきたいと思います。/コメントはBBSへ。

『百花繚乱』インプレ…もどき

2009年03月04日 | コミック、小説、アニメ、映像他

『百花繚乱』/ すずきあきら /ホビージャパン(HJ文庫)


40周年記念企画として、HJ誌とフィギュアメーカーのアルターが組んだ企画の
小説版が本作。

明治維新後も徳川家の治世が続く世界(の現代)で、柳生次期当主の少年と彼の周りに
次々と現れる剣豪美少女達による剣劇ラブコメ。



ぶっちゃけてしまえば「一○当○」の戦国武将版(こちらは学園内闘争だが…)。

柳生の御曹子は空気主役で、キーウーマンたる柳生十兵衛が実質主役。
彼女は裸で空から落ちてきて御曹子を「お兄ちゃん」と呼ぶ妹キャラで、ここぞと
いう時に本来の十兵衛としての人格、能力が目覚めるというもの。

他にツルペタロリツンデレの真田幸村、同じくツンデレなれど幼なじみ属性の千姫、
生真面目ナイスバデーの後藤又兵衛、眼鏡メイドの服部半蔵など「これでもかっっ!」
という面々が登場。

「剣豪」ってのを狭く解釈すると、いささか苦しいのも居るのだが…(苦笑)。



ラノベとしては並品。
元々は美少女フィギュアを売ろうという企画なので、キャラ、特にビジュアル的な
ものが先に来ているのと、もとよりキャラ設定にやや無理があるので、話もそれを
収めようと定番パターンに落ち着かざるを得ないようだ。

まあ、まだ1巻の段階なので今後はっちゃける可能性もあるが…さて?。



元キャラ絵、挿絵は「デモンベイン」等で著名なNiθ氏。
各々元となった剣豪・武将の特徴を生かしつつ、独自かつ質感のある筆致で魅力的な
美少女たちを描いている。




HJ誌によると既に十兵衛と幸村については原型出来。
同様の企画としては既にQBシリーズがあるが、こちら同様に人気を集めるか興味が
あるトコロ。



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3/5(木)まで不定期更新とさせていただきます。
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「おまもりひまり」④ インプレ…もどき。

2008年11月13日 | コミック、小説、アニメ、映像他
「おまもりひまり」④ / 的良みらん / 角川書店(ドラゴンJr)



いまや掲載誌の看板のひとつになった伝奇ラブコメ第4巻。
実際、掲載誌で鳴り物入りで掲載されたメディアミックス作品やら旧作のリメイク
やらが大した反響も得ることなく中途半端に消えている中、この「おまもりひまり」を
はじめとして、骨格のシッカリしたオリジナル作品は手堅い人気を集めている。



さて、もとから絵は達者な作家さんだが、4巻では単なるシリチチコビコビに終わらない
手足の位置や角度にこだわったボーズあるいはそれを見せる画面構成(構図)に腐心
しているようで、上手さというもの以上に充実度を感じる。

趣味的にいうなら、フィギュアにして映えるであろうというカットがとても多いのだ。



またストーリー構成も良い。
ひまりvsくえすの問答、静水久の独白、凛子の夢、それぞれなおいて、各々の立ち
位置、境遇が吐露され、優人というハブを中心とした同心円な乙女模様(?)が描かれる。

その優人も優人で、ゆっくりとだがそれなりに成長しているようだ。

作者あとがきでは「シリアス分とラブコメ分のレシピ配合に苦心している」とあったが
このレシピ配分はかなり美味いと思う。



話としてはくえすvsひまりの第1ラウンドの終了、くえす(と優人)の過去の経緯を
経て、ややインターミッション的(と言っても、凛子の話は秀逸)な2本。

そして次の展開へ…というところで、明夏羽姐さんと沙砂タンが再登場。

ちなみに沙砂タン(ひとつ足、ひとつ目の妖)は前髪で片目(が無いの)を覆っている
という最初は没となった設定を“人間に化ける”ために再利用したのにも感心。



というように、絵にしても話にしても充実度の高い第4巻だが、やはりここは第1巻
から通しで読まれる事をオススメ。

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11/16(日)まで不定期更新とさせていただきます。



闇独語

くえすは魔法の他に銃も使用するが、なんとスチェッキン。
まあ、93Rよりは女性的なシルエットなのでくえすには良く似合うのだが…。

それにしても「ナ○カ電撃作戦」でこっちの業界(?)登場済とは言え、なかなか渋い
と言うかマイナーなチョイス。

メインに絡むお姉様タイプ(担任の冴センセは居るが…)が居ないので明夏羽姐さんの
レギュラー化キボンヌ…もち、沙砂タンも♪。


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『三者三葉』⑥ インプレ…もどき

2008年11月02日 | コミック、小説、アニメ、映像他

『三者三葉』⑥ /荒井チェリー/芳文社 (MANGA TIME KR COMICS)



大食漢の元気者、見ため委員チョでも腹黒、貧乏が板に付いた元お嬢様の女子高生
仲良し3人組の4コマも、この業界ではロングランの6巻目。

…そろそろアニメ化考えてもいいんじゃないかなぁ?



今回は、今まで脇に甘んじていた3人組の同級生2人がメインストリームにからむ展開。
カラーの紹介ページもあったりと、もしかして今後は5人組?みたいな感じ…(?)。

5巻から登場の元メイドさんもいい味出していて、相変わらず楽しませてくれます。



さて、この『三者三様』を含め荒井氏のコミック(残りの2作は『ワンダフルデイズ③』と
『ハッピーとれいるず!』)が8月から三ヶ月連続刊行され、各々に付いている応募券を
送ると抽選で特製冊子が当たるキャンペーンを実施中。

何年かぶりに応募♪

ちなみに『はっぴー』の方にも『三者』のキャラが出ていたりと、どこかしらで繋が
っている様子で興味深い。



とりあえず『三者三葉』だけでもオススメ。

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11/4(火)までお休みさせていただきます。
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「アングラーヒーロー」① インプレ…もどき。

2008年10月29日 | コミック、小説、アニメ、映像他

ちょうど去年の今ごろ、角川とバンダイ、ダイワ精工のタイアップで始まったとの
報が流れたのが本作。

掲載誌が掲載誌(「ケロケロA」)なので、さすがに連載分は読んでいなかったが、
今回無事に単行本化。



話的には人並み外れた釣りカンを持つ主人公(小学生?)が釣り師訓練学校に入学。
ここでは3人でチームを組む形式になっており、主人公の他には全日本チャンプの
いわゆる花形満タイプ(苦笑)、そしておきゃんな紅一点。

彼らが学校の課題を協力そして反発しながらもクリアしていく、というもの。



絵的にはアニメ絵ではなく、軽めの劇画調なのは意外。

キャラと展開はこの手の作品の定番をキッチリ押えている。
ただし、肝心の学校の意義や背景が全く語られていないのと、当然なぜに主人公らが
ココに入学したのかも判らない状態。

まあ、おいおい語られるのかもしれないが下手すりゃ連載が…ゲフンゲフン。



ちなみに登場魚種は第1話がシーバス、第2話が根魚、第3~4話が管釣りのトラ
ウト、第5話がバスとなっている。

6.6ftで全部こなしてしまうとか、パーツ交換によりカスタマイズ性のあるスピニング
リールとか、やや微妙なトコロはあるが、特にメガなんちゃらとか、ダークかんち
ゃらなどという妖しげなタックルや釣法は登場しないし、サミングやカウントダウン
リトリーブなどの基本テクをキッチリ解説しているので啓蒙コミックとしてはマトモ。

しかし、第5話…落とすポイントは枝の向こうとちゃうんかなぁ?




というところで、テーマ的に万人向けという訳ではないし、反対に釣りマンガとしても
(本来の対象が子供の初心者なので)やや半端な感じになってしまっているので、
興味のある方だけどーぞ、というトコロ。

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10/31(金)までお休みさせていただきます。



闇独語

今年は釣り休業中。
ま、来年はボチボチ再開リハビリでもするかいなぁ??
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『まかでみ・らでぃかる⑦ 子犬なんですけど』インプレ…もどき。

2008年10月15日 | コミック、小説、アニメ、映像他
『まかでみ・らでぃかる⑦ 子犬なんですけど』/ 榊一郎 / エンターブレイン(ファミ通文庫)


本編「まじしゃんず・あかでみぃ」の方は今期アニメ化。
アニメ第二話ではコミック版(BLADE氏の方)のミミガーZネタが盛り込まれていたが、こちらの
短編集のエピソードが盛り込まれる事はあるのだろうか?

とりあえず本編は終了。
短編集である「らでぃかる」は、あとがきで「補完の必要がある場合はやるかも」的な表現を
されているので、新シリーズ「まかでみックス」ネタでは出るかも?


☆ 第1話

「まかでみックス」のプレ版が載ったムック本(?)に掲載されたもの。
ハプシエル、ガブリエルなど当作品に登場する天使は極端な個性(しかも天使らしくない)をもった
連中ばかりだが、今回のミカエルも秀逸。

ちなみに未登場のラファエルはドジッ子(という腹案)らしい(笑)。


☆ 第2話

女体化ネタは既にやったし、ケモノミミ化もコミック版でやったので安心していたら“ダイレクトに
動物化“がまだあったか…。

話としてはありがちなのだけど、本編最終巻のインプレ(過去ログ参照)で「納得いかーん!」と叫ん
だのはどうやら私だけではなかったようで、ソレに答える補完的意味合いもあるそうな。

もとよりラノベ世界の話だし、「人の恋路を…」という言葉もあるし、特別になりたかったんじゃないのか
とか、つまるところはマザコンかとも思うのだが…




やっぱり納得いかーーーーーーーん!

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10/17(金)までお休みします。
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