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”SPIRITS OF U” weblog

ドールなど秋葉系ホビー、プロレス&格闘技、時事感想等々語っていきたいと思います。/コメントはBBSへ。

08秋のアニメ…さいご

2008年10月10日 | コミック、小説、アニメ、映像他
今期は今日まで取上げた作品で〆ですかな。
「とりあえず録っておこう」なんて考えるとあっという間に満杯、焼くのが大変
になってしまうからね。


☆ 「タイタニア」

原作は田中芳樹氏の新書。
徳間から三巻まで刊行され未完に終わっていたが、版元がスクウェアエニックスに
移り新装版の刊行とともに続編のアナウンスがされたが、今のところ4巻は出ていない。

まあ、完結は無理っしょ…先にアル戦終わらせてくれ。



で、何をトチ○ったかこの度NHK‐BSでアニメ版が開始。
監督は銀英伝と同じく石黒昇氏なので、ある程度は予想していたが、第1話の
限りではアニメ版銀英伝のノリ。

作画、メカアクションもレベルはああだと思ってくれれば良い(苦笑)。


原作イラストは初版では道原かつみ氏(表紙のみ)で比較的シンプルであったが、
新装版では美樹本晴彦氏に変わり割と派手目に。

アニメ版のキャラは美樹本版なので貴族趣味的意匠がソコかしこに、また宇宙
戦艦類も「うわぁ…」というデザインなので「ガ○スの艦隊」と間違った向き
も居るのでは?


話的にはケルベロス戦役を描いているが、アジュマーン、ジュスランらが戦況を
モニタリングしていたり、ヒューリックが比較的マトモな士官を演じているなど
異なる点も。

ちなみにリディア姫もチョコっと出ているが…あらら(汗)。
どうもかなりアレンジを加えているらしいので、原作ファンは心して見るように。





☆ 「黒執事」

富豪だが孤独でひねくれ気味の坊ちゃんと、有能だがなにやら尋常ではない執事の
物語…のようだ。

原作はガンガンファンタジー誌。
人気があるというコトは耳にしていたし、書店でも良く見かけるが未見。

基本的には女性向なのだろうか。
それでもOPのキ○グオブ○ート並みのアクションや、怜悧かつ飄々とした素振り
などはなかなか面白かったし、キャラ絵、美術のレベルも高い。


**********************************************

10/14(火)まで不定期更新とさせていただきます。

闇独語

黒執事OPのノリつーか“腰の入り具合”は今期(見た分)では「サンレッド」と双璧。
いやもう、最近はメカ物でも燃えないOPが多いのだけどね。

ちなみに両作品とも田口浩二氏が企画に名を連ねているが…?。


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08秋のアニメ…そのに

2008年10月08日 | コミック、小説、アニメ、映像他

ザッと見ているだけでも、もう大変(苦笑)。


☆ 「機動戦士ガンダム00」

言うまでも無く人気リアルロボット系アニメの2ndシーズン…というか“後編”。

3機のMSによる小天体襲撃、あるいは自律型殺傷ロボット、というのはそこは
かとなく過去の作品を思い起こさせるシチュエーション。

それはともかく、「戦争根絶」という枷を取り除かれ、己が信念に戦うガンダム
マイスター、ソレスタルビーイングの明日無き戦いが再び始まる。



第1話は状況説明、前編からの伏線の回収、新たな伏線の配置と、ある意味第1話
らしい第1話。しかし、さして説明的台詞を使わずにカットの積み重ねで状況を
みせるのは好ましいところである。

今回はティターンズばりに“判りやすい敵役”がとりあえず居るのだが、毎度暗躍
する勢力もあって、今回もドロドロ人間模様、グチャグチャ組織絵図になりそう(?)。



絵的な水準は前作と変わらず。
おそらく話ごとにバラツキはあるだろうが、概ね良好であろうと思える。

ただ主役機以外の新ガンダムのデザインが前編の各機に比べると明らかに簡略化さ
れているのと、敵方の新型機もやや魅力に欠ける(同じ不恰好でもティエレンのような
機能美がかけらも無い)のが不満。




☆ 「地獄少女 三鼎」

近年、とみに増えた和風オカルトアニメ(含むコミック、ラノベ)の先駆の第3シーズン。

第2シーズン最終話で死んだと思われた“お嬢”こと“閻魔あい”が復活。
確かにラストシーンでは生存(?)を匂わせる演出があったが…。

骨姐さんを始めとする面子はいつも通りで、きくりも健在。
きくりを“姫”と呼んでいる山童も新レギュラーか?

ただ、きくりがゼンマイ仕掛けの玩具に憑依して実体化しているように、今回は
お嬢も女子中学生と融合、出現する時は羽化のように実体化するという設定。

OPにも登場しているので、この女子中学生も重要人物らしい。

キャラ絵、作画、美術は良好。
光と色を上手く使った画面演出は相変わらず美しく、暗い。




☆ 「ケメコ デラックス」

平凡な少年の起き抜けに乱入してきた“物体”。
多脚歩行兵器を蹴散らしたソレは高らかに宣言する「私がオマエのヨメだ!」と。

原作は電撃大王誌連載。
ゆえに未読ではないのだが休刊他誌からの移籍組なので途中からということになる。
さかのぼって単行本買うのも何なので、今回のアニメ化はストーリーを追うのには
好都合(笑)。



もちろんストーリーが原作準拠なのか乖離しているのかは判らないが、キャラ絵は
かなり原作の特徴を捉えている。

メカはポリゴンだがソコソコのレベルで、美術、演出とも総合的には今期の中でも
トップクラスの出来。

あとはこのレベルを何処まで維持できるかと、私のような一見に話が判りやすいか、
というところだろう。




闇独語

00のOP(実質EDだが、フィルムのノリはOPだよな)、クリス等、第一部の
戦死者も顔を出してその直後に(先代)ロックオンとは…厳しいなぁ。

「冒頭からサービスシーンモロキターーーーーーーッ!」と思った三鼎。
よく見たら男の子でした(笑)…まあそれはそれで一部視聴層のハート鷲づかみ?。

お嬢がサクランボを舐めるシーンなんぞは耽美さがたまりませんなぁ、もう。
どっちかってーと第1部っポイかなと思って見ていたら、“流し”の時にコスプレして
きたよ、お嬢…。

ケメコ先生はシチュが近しいせいか、OPがまかでみとあきらかに被ってマス。

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08秋のアニメ…そのいち

2008年10月07日 | コミック、小説、アニメ、映像他

さて、またぞろ今期もてんこ盛な放映本数。
しかも、ホラー系というか鬱系というか普段使わない漢字を使うような作品が
多く、耄碌したロートルには何がなんだかよう判りません(笑)。

…お嬢だけは別だよ!

とりあえず録れるものは録って(それでもバッティングで観られんものもの…)、
ザッと観るようにはしてますが、書き切れんので数本ピックアップ。

またぞろ第1話に限っての、まったくの私見でございます。



☆ 「まかでみWAっしょい!」

個人的には今期最期待作品。
原作はライトノベル(ファミ通文庫)で、未読どころか第1巻からすべて初版で揃えている
ほどの長い付き合い(苦笑)。

見習(学生)魔法使いが課題で召還したのは魔族、神族どちらにも属さない褐色、尖がり
耳の美少女。彼らと従姉妹の少女、学校の先輩らが繰り広げるファンタジー(?)スラップ
スティック。

…原作レベルでのストーリーラインは過去ログ(全巻分無いけど)見てくださいまし。



原作イラストはいまや武装神姫で著名のBLADE氏。
氏独特の“柔らかさ(プニっと感)”には欠けるものの、アニメにコンバートという点
では上手くいった方だろう。

動き、背景も申し分なし。
崩れ顔や、場面転換時のネコ模様(?)など氏独自の表現(予告は氏の原画による4コマ
仕立て)も盛り込まれているので原作ファンもさほど違和感は無いのではなかろうか?。



キャラボイスとしては拓人が小清水氏、寒河江教授が南央美氏と男子を女性がアテて
いるのが目立つ。
女性陣は概ねイメージどおりで、佐久間先輩&エーネさんのやり取り(+デスキンの
突っ込み)は、まんまそのもの。


また、楽屋オチはさっそく「ナ○シカ」をやっていた(笑)。
某軍曹と同じく作品のスパイスなので、今後何処までやるか(やれるか)見物。




原作は既に完結しているためどこまで話を進めるかが興味深いが、タイトルも明るめ
のものに変えているし、原作のディープな部分までは深めないのかもしれない。

もっとも上っ面だけでも(悪い意味でなく)普通のスラップスティックとして充分
楽しめるのでオススメです。




☆ 「とらドラ!」

ライトノベル原作で知人に勧められ2巻刊行の段階から完読中。
不器用な男子高校生と女子高校生が、ひょんなことから互いの想い人との恋愛を
成就させるべく協力し合うようになった事から始まるラブコメ。

こちらも期待大の作品。
プロローグ部分の独白、台詞回しなど脚本、演出面では雰囲気を感じさせてくれるし、
キャラ絵、動画、背景の水準は今期の中でもレベルは高い。

…のだが、「まかでみ」に比すると違和感がある。

どうもキャラ絵、とくに女子の頭身バランスのせいらしい。
「ちょっと頭でっかち、体細すぎない?」と思うのだが、どうであろうか?

“原作(イラスト)とアニメは別物”と割り切らねばならぬのだが…声は良いだけに
ココはつらいトコ。




☆「天体戦士サンレッド」

原作はヤングガンガン誌連載のコミックだが、未読。
神奈川県川崎市溝ノ口(オタ的にはYサブ○リンとイシ○ラがあるぐらいか…笑)を
舞台に、やさぐれたヒーローと情け無い悪の秘密結社の暗闘を描いたギャグアニメ。

枠が15分という事もあってフラッシュアニメ調ショートショートの5本立て。
絵柄的にもネタで見せるタイプと思われ、第1回でも(菓子の)モナカにまつわる話は
なかなか奥深さを感じさせられた。


(↑)でキャラ絵や美術がどーのと言っているが、簡素でも伝わるものは伝わる
ものである…もしかしたら今期一番のアタリかも(?)。






闇独語

まかでみ第1話は概ね原作(1巻第1章)どおりだが、ネタを省くためか鈴穂(鈴果)が
既にワルプルギスを所持 (しかもイ○オンソードモード解禁) しているのと、タナ郎
の誓約シーンが若干異なる。

ワルプルギスのそもそもの目的を考えるとタナ郎出現(決闘)以前に所持しているのと、
召還術(のはずは無いので別の方法)的に取り出している演出は、少々不自然。

不自然ついでに魔力侵奪能力のエリアが檄広…。


佐久間先輩はアニメ版でもうまいこと狂言回しを演じているが、ヘタするとこの人が
居ないと(説明役が居ないので)話が進まなかったり、拓人らを喰っちゃうんだよなぁ。

一方、寒河江教授は(正体は不明なれど)「ある程度年配の人物が少年の声で喋って
いる」というイメージを持っていたのに対し「少年が年配者の口調で喋っている」に
なっていたのはちょっと残念

…まあこれは解釈の違いだけど。

それでも(普通は買わない)DVDを買ってみようかと思うほど。
サービスシーンってのもあるが(笑)、捨てプリとポリフォニカがイマイチだったからねぇ。


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「大決戦! 超ウルトラ8兄弟」インプレ…もどき。

2008年09月19日 | コミック、小説、アニメ、映像他

「大決戦! 超ウルトラ8兄弟」 / 2008年 /八木 毅 監督

本来の対象であるお子様達も充分楽しめる一方、日々のお仕事でお疲れの
お父さん達にも力を与えてくれる、あるいはパンピーも古参のうるさ方も
一緒に観て語れる、そんな一本。

…だって、自分もウルトラマンなのかもしれないんだよ!



ちなみに“現役”として登場するのはメビウスだけなので、いちおう“メビウスの
世界”が軸になっていると解釈した方が良いだろう。

しかし、そこにパラレルワールドを加味し、全ての設定をリセットすることでティガ、
ダイナ、ガイアの登場を可能にし、なおかつ自然な形でハヤタ、ダン、郷、北斗が
あたりまえに居る世界を生み出している。

また、ストーリーも無理なく彼らがウルトラマンになり、そして再び夢を追う流れに
持ってゆき、そして彼らを支えるヒロインそして周りの人々が力を与えてくれる様を
描き出している。



特技、スーツアクション、CGも水準以上のもの。
特にミニチュアワークは、劇場版ということもあってか昨今の水準からするとかなり
奢ったものになっている。

さすがにロングではCG合成になっているが、山下埠頭でパンドンを倒したメビウス
を捉えたショットは、風景の幅と奥行きがあってなんとも言えぬリアリティがあった。

ラスボスはフルCGなのがやや惜しかったが、物語としてのスケール感を出すなら
いたし方あるまい。



本編の方も、いわゆる“ダンディ4”&“ビューティー4”奇跡の共演のみならず
オールドタイマーなら涙がチョチョ切れるほどの仕掛けが満載。

皆さんホントに“好きなんだなぁ”と思える好演ばかり。

また、平成シリーズの4人も先輩に喰われる事無く頑張っており、10年、20年後
には“新ダンディ4”と呼ばれるようになって欲しいもの。

ところで、“現役”ゆえミライ=メビウスの天然&ヘッポコぶり(<ホメ言葉)は本作
でもあいかわらずだが、彼の存在無くては本作は無かったわけだし、やはり「メビ
ウス」は色々な意味で稀有な存在であるのだと痛感。




いやホントに、「とにかく上手く作った」作品。
ストーリー、本編、特技にしても、またはキャスティング、ロケハンにしても
ここまでソツなくまとめられた、いや、まとめたスタッフの力量はたいしたものである。

総じて言えば、劇場版ゆえ多分に“お祭”的ではあるのだが、中身の無いバカ騒ぎで
誤魔化すことなくしっかりとした“映画”に仕上がっており、劇場版のウルトラマン
作品(全て観た訳ではないが)でも傑作の1本といってよいだろう。

劇場版3本目公開間近の電王が「俺、クライマックス」になってるけど、ウルトラマンも熱い!

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9/23(火)まで不定期更新とさせていただきます。

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『絶対☆アイドル』インプレ…もどき

2008年09月14日 | コミック、小説、アニメ、映像他
『絶対☆アイドル』/ 原作:須田洋 作画:ぎん太 / 富士見書房(ドラゴンJr)


いつもは文末に書くのだけど、この作品はオススメどころか「読めい!」と言いたく
なるような逸品。1巻読みきりものとしては(今のところ)今年の個人的一番。

萌えコミックとしてツボは押えながらもありきたりに終わらず、メリハリのある
ストーリー、上質かつ安定した作画、それらのバランスが上手くとれている稀有な
例である。




話としては女顔の主人公がひょんなことから美少女アイドルユニットの一員として
(女装して)デビューする羽目になり、ラストはそのユニットを脱退したライバル
キャラとのオーディション対決に挑む、というもの。


プロットとしては男の子が女の子の中で正体知られまいとドタバタ…と最近よく
あるパターンだが、本作のミソはタイトルにある“絶対アイドル”という能力と
いうか概念(?)。

「アイドルとは空間そのものを作り、自分のものとする事」

これが前半の山場とラストにバーン!と必殺技のように発動(もちろん、見開きの
大ゴマで!)する事によって、主人公が単なる女装ショタキャラに終わらず、ある種の
ヒーロー(この場合はヒロインが適切か…)になっている。


また、その発動までの話の持っていき方や、主人公がアイドルを目指す動機なども
シッカリと固められているので、“絶対アイドル”という魔法めいた能力(ラストは
特に魔法)も納得させられてしまう。



さて、作画のぎん太氏はPCゲーム原画等で人気のあるイラストレーターさん。
ドラゴンエイジ誌連載開始当初は「ああ、絵柄人気をあてこんだ作品か…」と思って
いたところ、回を重ねるごとに「面白い!」。

大抵こういったイラストレーター畑の作家さんの作品は「絵は良いけど、話が…」と
なりがちなのだが、コミックとして妙に手馴れている。


コミック経験もあるのかと思ったが、その訳は単行本のあとがきで明らかに。
つまりネーム切りまでは原作者の須田洋氏が行い、ぎん太氏は純粋に作画(細かいアイ
デア等は出されていた)に専念していたとか。

また須田氏はアイデアは暖めていたものの自分の絵柄に合わないため、ぎん太氏に
託したということも語っており、結果的に適材適所となった好例といえよう。

また、ここらの事情をあとがきに記したお二方の真摯な態度も評価したい。




掲載誌のエイジ誌は角川系ゆえメディアミックス作品も載っているが、オリジナル
に良作が多々見られ、特に以前の『キュ-ナナ・オーヴァドライブ』(単行本は
『JAPAN WAR 1945』/萩原玲二)など短期連載には芸風として意外性の
あるものも。

何とは言わないが端にも棒にもつかないゲームのコミック化などよりは、こう言った
シッカリしたものをいっそう充実して欲しいトコロ…電○大○も(苦笑)。

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9/16(火)までお休みさせて頂きます。



闇独語

個人的には桐梨子お姉ちゃんがツボ。
姉キャラで眼鏡でシッカリしてて、おまけにおっきいし…(笑)。

単行本のオマケのポストカードは最高っス♪。
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